「それって、モテませんから」 自分を大きく見せようとして話を「盛りすぎる」ハッタリ男

ついつい、大きなことを言ってしまうことは誰にでもある。自分を守るために見栄を張ってしまったり、その場の雰囲気を盛り上げるために大袈裟に話してしまうこともあるかも知れない。飲んで気が大きくなりデカイことを言ってしまうこともたまにはあるかも知れない。
しかし、自分をよく見せよう、カッコつけよう、気を引こうとして異性に対してデカイことを言ってしまうのは逆効果である。

「オレが如何にすごい男か?」「オレがいかにデキル男か?」……。田原俊彦じゃあるまいし「俺はビッグだ!」ということをアピールしてくる男。次につなげたいがために必死になっているのか? 女より優位に立ちたいのか?モテたい根性ミエミエ。「オレを好きになれよ」オーラがプンプンである。

「オレ、仕事では周りからかなり期待されちゃってるんだよね~」
「再来年には昇進だな……」
「オレがいないとあの仕事は回らない」
「ハッキシ言って、オレ、上司から認められて評価されてるからさ」
「オレ、スポーツは昔から何でもやれちゃうタイプなんだよね。実はプロを目指そうと思ったこともある」
「オレ、芸能人の〇〇と“友だち”なんだ」 (※友達と名乗っていい距離や間柄でなく、話したこともないただのFacebookつながりだったりする)

「オレのベンツが……」「オレのロレックスが……」などとブランドの持ち物にわざわざ「オレの……」と称して物言いしてくる男もいる。このオレ自慢は止まらない。しかもこっちがうっかり社交辞令で「すごいね~」
などと合わせてしまったら、調子に乗るのは間違いない。相手の気分はハイテンション!更にお構いなしに自慢話のオンパレードとなる。こっちはウケてないのに熱く語る勘違いな鉄板トークにウンザリ。向こうが熱くなればなるほどコチラのテンションは下がる一方なのである。

例え表面ではそれらの発言に対して褒めたり持ち上げていたとしても、それは建前である。女は顔ではニコニコ笑っていても実は冷めていたり馬鹿にしていたりする。心の中で「コイツとは次絶対にない!」と決心しているのである。
またそれらの自分をよく見せるための話はすぐバレる嘘やハッタリだったりする。私の知ってる中で話を盛りすぎて後にガッカリさせた男は“職業に対してのハッタリ男”である。多少年収をサバ読む人はいるだろうがこの職業がハッタリというのはその人の人生そのものも人間性もうさんくさい。こういう内容だ。

私の友人が婚活イベントに参加した。
お見合いパーティ、婚活パーティではたいてい自己紹介で使用するプロフィールカードというのがあるのだがそこにはだいたい「職業・年収・年齢・趣味」などを記入することになっている。そこの職業の欄に、とある男性は「会社員 兼 ライター」と職業を書いてきた人がいた。それを見た彼女はただのネタ提供として「私の知り合いにも物書きさんとかライターの仕事をしてる人がいるんですよ」と話を振ったのだ。そして「どんなものを書いてるんですか?」と聞いたらなんと
「あ、それはねぇ、“いずれ”なるんだよ!」
と答えたのだ!

そのカードに記入してあった仕事というのはただの夢だったのだ。彼女がビックリしているところにさらなる追い打ちが「オレ、いつか自叙伝出したいんだよね~。その著者の人のツテで出版社とかに口聞いてもらえないかな」といったそうな。彼女は心のなかで吠えた。「オマエの自伝など誰が読むんか?」
オイオイ。夢や希望を持つのはいいことだがそれを職業欄に記入するとはどういう神経なのか? 夢や将来の目標をどうしても伝えたいならそれは備考欄に書け!プロフィール欄には“現職”を書くべきである。
この話は自分を大きく見せる見栄が働いてしまったとか、話を盛ってしまったというのを越えて“ホラ吹き”である。
女にも見栄を張ることはあるだろう。女の場合は話よか胸を盛ることはあるかもしれないが……。胸以外で自分を大きく見せる為のハッタリやすぐにバレる嘘はつかない。

また女の立場からしたらどちらかと言うと逆のが好ましい。「オレは何でもデキル」とか「すごい男」をアピールせず、リキまずに、むしろ
「いや、オレなんかたいしたことないっす」
「そんなこと慣れれば誰でも出来ますよ」
「いやいやいや、職場の上司や部下に恵まれてるから……」
などと謙虚なことを言いつつ、やることはきちんとこなしている人。
何もできないような顔してこなしてしまう人に好意を持つのである。

学生時代もそうだった。
「お前、試験勉強した?」「昨日何時間やった?」との質問に
「あ、オレ全然やってないよ」「すぐ寝ちゃった」「テレビ見ちゃって……」
などと言い、周りには誇示せず、またはガツガツ勉強した様子も見られないのに意外といい点数をとったりする男の子はモテてた。

だいたい
「コイツは大きなこといっといて中身はたいしたことないヤツだ」とか
「コイツは口だけで何もできないじゃないか!」のレッテルを貼られたくないと思ってる男性の方がまともにうつる。
たまには有言実行もあるかもしれない。大きなことを言ってそれを実現化するように仕向けることもあるだろう。それは自分をわざと追い詰め奮い立たせ、目標に向けて努力しなくてはいけないようにさせることも時には必要かも知れない。
しかし普段の会話やデートの際に無理にハッタリをかましたり、大きいこと言い過ぎて話を盛るのは相手の気を引くどころか相手から引かれてしまう。

相手からよく思われたいがために自分を大きく見せるためのハッタリはぜったいにしないほうがいい。後で中身が分った時に口ばっかりで小さいやつって思われるのがオチ。無難なのはどっちかというと初めは小さく言っておいた方がいいのだ。

また付き合いの最初のうちは自慢話に付き合ってくれる女性もいたりする。
また男のハッタリに気がつかなかったり、初めはそれを受け流している女性でも幾度かデートの重ねるうちに
「コイツたいしたことないな……」と絶対気付く時がくる。

知り合いの女性が私にこう言った。
「たいしたことでもないのに、くだらないことで自分を大きくみせようとして頑張る男っていますよね。
セコイっていうか、器の小ささを感じる時があります。
それを可愛いとか愛しいと思えるなら、もしかしたらずっと付き合っていけたのかもしれないけど……私には無理です」

たとえ大きいことを言っても“器の小さい男”になってしまうのでは元も子もない。欲張りすぎて全てを失うハメとなるのだ。
(神崎桃子)

この記事を書いたライター

神崎桃子
「恋のことならなんでもお任せ!」恋愛事情専門家・恋愛コラムニスト/神崎桃子 「恋が続かない」「いい人止まり」「本命になれない」「男運が悪い」「ダメ男を切れない」「気になる彼を振り向かせたい」「男の人の気持ちが知りたい!」 さまざまな恋の悩みに効く恋愛テクニックをお届け!!

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