カノジョがいるのに「いない」と言う男性の本音とは!? 

「嘘をつくと閻魔さまに舌を抜かれる」
子どもの頃、親からこんなふうに言われて育った人は少なくないでしょう。また、「嘘つきは泥棒の始まり」ということわざもありますし、童話「ピノキオ」でも、嘘をつくと鼻が伸びます。要するに、「嘘はいけません」ということですよね。

ですが、私たちは大人になるにつれて、「嘘も方便」という考え方もあるということを学びます。「時と場合によっては嘘も必要ですよ」という意味です。そういえは、「正直者は馬鹿を見る」ということわざもありますね。

確かに、必要悪として「嘘」をつくシーンもありますが、嘘をつかれる側としては、「最初から本当のことを言っておいてほしかった」ということもありますよね。男性の、「カノジョはいない」という嘘が、まさしくそう! 「カノジョがいると分かっていたら、こんなにも好きにならなかったのに!」という苦しい想いを抱えている女性も多いかと思います。カノジョがいると分かった時には、今さら諦めきれないくらいカレにのめりこんでしまい、辛い想いをさせられるものですよね。

それにしても、カノジョがいるのに、「いない」と公言する男性は、いったいどういうつもりなのでしょうか。辛い想いを通り越して、腹立たしさすら覚えるという女性もいることでしょう。

モテたい男性


カノジョがいるのに、「いない」と公言する男性は、いくつかのタイプに分かれます。まずは、兎にも角にも「モテたい!」というタイプ。「カノジョがいるのだから、モテる必要ないでしょ!」とツッコミたくなってしまいますが、本気の恋ではなく、ちょっとした火遊びを求めているということなのでしょう。

彼らの言い分としては、「カノジョがいることをカミングアウトしてしまうと、コンパではなく普通の飲み会だとしても、途端に恋愛対象外とされ、ちやほやされなくなるのがつまらない」のだそう。こういった、一時的な疑似モテを求めているタイプもいれば、さらに踏み込んで、「あわよくば浮気」というところまで考えている男性もいます。

詮索されたくない男性


次に、「カノジョのことを、周囲にあれこれ詮索されたくない」というタイプ。なぜ詮索されたくないかに関しては、理由は人それぞれのようです。「カノジョが、容姿的に劣っているため、写真を見せてなどの雰囲気になったら困る」という人もいれば、「カノジョの性格が、いわゆる『不思議ちゃん』のため、連れてきてという展開を回避したい」という人もいました。自分がこんなふうに思われていたらちょっとせつないですね。

ほかにも、「カノジョが既婚者なので、公言できない」というケースもあるようです。要するに不倫ですね。また、筆者の知人男性にも、「カノジョがシングルマザーで2人の子持ち。自分は気にしていないけど、周囲は反対するに違いない」という思いから、カミングアウトを躊躇しているという人がいました。ほか、カノジョの職業が水商売や風俗業だったり、極端に年上・年下だったりすると、堂々と言いづらいという事情があるようです。

もちろん、水商売や風俗業、年の差恋愛が悪いということではありません。しかし、それらに興味本位で根掘り葉掘り聞いてくる人もいるので、大っぴらにはしたくないのでしょう。

貴女を傷つけたくない男性


最後に、「貴女のことを傷つけたくない」というタイプ。意中の男性は、貴女の好意に気付いている可能性があります。そのため、カノジョがいることを言ってしまうと、貴女を傷つけるのではないか、という心遣いから、なかなか言えずにいた、というケースもあるんです。その優しさがかえって辛かったりもしますが、彼もまた、貴女と同じくらい苦しんでいるのでしょう。

いずれにせよ、カノジョがいるとしても、好きでいるのは自由です。それで苦しい思いをするのも、これまた恋愛の醍醐味だと思って、せつない片想いに酔うのも一興でしょう。

また、いま現在、彼にカノジョがいるからといって、この先どうなるかわかりません。もうすでにマンネリ気味だったり、カノジョを溺愛している男性でも、カノジョのほうが別の男性を好きになる可能性だってあります。

片想いの相手にカノジョがいても、望みはゼロではありません。チャンスは必ずやってくると信じて、そのチャンスを見逃さないよう、勘を研ぎ澄ませていたいものですね。
(菊池美佳子)

この記事を書いたライター

菊池美佳子
1977年3月17日生まれ。岩手県盛岡市出身。21歳~29歳まで、舞台女優のかたわら、様々なナイトワークを体験。29歳で引退後、コラムニストに転身

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