恋も仕事も自然に寄ってくる『影響力』がある人とは

学校、部活、職場……など、今までに皆さんが所属してきたグループのなかに、何かと他者より目立ったり、自然と人気を得たりする存在が、1人や2人、必ずいたことと思います(自分がそういう存在だった、という方もいるでしょう)。容姿が優れていたり、飛び抜けて賢かったり、特殊な才能があったり等、理由は色々とあるでしょうが、周囲に自然に人を集めてしまう人というのは、得てして他人への「影響力」が強い人です。羨望から嫉妬や差別をされたり、個性が強くて敬遠されたりすることはあれど、彼らの周囲から完全に人が離れてしまうようなことはない。好悪に関わらず、他人に何らかの「影響」を与える力があるので、居場所や存在感を失うことがないのですね。

人が持つ、『影響力』の種類


では、他人に影響力を持つ人には、どんなタイプの人がいるのでしょう? 心理学では、主に以下の6つに分類されています。

(1)上下関係(=正当性のパワー)
上下関係によって生まれる影響力。役割、地位、権限などを持つ人が指示を出し、他方がその指示に従う関係。両親と子供、教師と生徒、先輩後輩、上司と部下の関係などで生まれる影響力。

(2)情報通(=情報性のパワー)
情報通、もしくは人脈を持っている人の影響力。周囲が求める情報を持っているか、そうした情報を入手できる能力を持つ情報通の人、コネや人脈を沢山持つ顔の広い人など、人々にとって価値ある情報を多く持つ人。

(3)報酬を与える存在(報酬性のパワー)
一方が、他方に『報酬(金銭的・心理的)』を与える権限を持っていて、実際に与えられる力がある場合の影響力。経営者と社員の関係、教祖と信者の関係など。

(4)処罰を与えられる存在(処罰性のパワー)
罰する、罰される、の関係性がある場合の影響力。指示や命令に従わない相手を叱責したり、懲罰を与えたりする権限を持つ。厳しい塾や学校における教師と生徒の関係や、軍隊など。

(5)専門的な知識がある人(専門性のパワー)
専門知識を持つ人の影響力。人々から一目置かれる専門的な知識や技能、経験を持っている。相手がこれを持っていると、周囲は素直に従い、尊敬や信頼を寄せることも多い。

(6)人柄がいい人(準拠性のパワー)
人柄がいい、人間味があるなど、人物としての魅力がある人の影響力。皆から好意を寄せられ、「この人のためなら」と協力を集められる。

自分にも何かある!? 見極めて磨いていこう


今回、注目したいのは、2(情報性)、5(専門性)、6(人柄)の項目です。職場には、いやがおうなく 1(上下関係)や3(雇用者との関係)がありますが、それ以外では、2(情報性)や5(専門性)を持つ人が、周囲への影響力が強くなる傾向にあります。特に現代は、情報や専門性を持っていることが強力な武器となる時代ですので、その特性を仕事に活かしている方も多いでしょう。また、当然のことながら、仕事には他人とうまくやっていく能力が必須ですので、6(人柄)がモノをいう場面も少なくありません。

恋愛で考えてみても、誰からも好かれる人柄を持つ6のタイプは、男女問わずモテやすいでしょうし、趣味でも仕事でも専門分野を持っている 5のタイプも、その点で注目・尊敬されやすく、異性も引きつけることでしょう。2の情報通タイプも、「色々なことに詳しくて、話が面白い」「この人といると、話題が尽きない」などと、恋愛における魅力となり得るかと思います。

上記の要素を幾つも併せ持っているような強力な人もいるものですが、どれか1つでも、自分の特性に近い力を見極め、そこを集中的に磨いていけば、仕事も恋も、無理なく自然に引き寄せられるような“影響力のある人”になれるかも!? 2013年も近づく時期ですが、ぜひ来年の抱負や目標を考える際の参考にしてみてくださいね。
(外山ゆひら)

この記事を書いたライター

外山ゆひら
対人関係、心や生き方に関する記事多め。発言小町の相談コラム『恋活小町』担当。文芸・カルチャー・エンタメ方面を日々遊歩しております

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