恋をするとなぜ占って欲しくなるの?

「未来が知りたいからに決まっている。そんなこと当たり前でしょう」そう思われる方が多数でしょう。
では、もう一歩踏み込んで考えてみましょう。どうしてアノ人との未来が知りたいのでしょうか。

目次

心の準備


恋占いでは「相手の気持ちを見てほしい」「これからどうなるか占って欲しい」
何と言ってもこの2つの鑑定希望が大変多いです。
相手の心がわかっていれば、良い結果の場合は不安が安心に変わりますし、良くない結果である場合は、では自分はどうすべきかというように、次へのステップに進むことができます。良いこと・良くないこといずれかが起きそうな予想が出たときも、それについて備えていこうという心の働きが始まります。

客観的になりたい


恋人とケンカ中で超ヒートアップしてグチャグチャになっているとき。乱暴な言動を行って、取り返しのつかないことになることがありますね。また片思いで相手の気持ちが見えずに悶々としているとき。自分自身でも挙動不審な振る舞いが増えてきて、パニックになってしまう。
このような行動で問題を大きくしないために、客観的になりたい、少し頭を冷やしたいと思うことがありますね。そんな時に、まったくの第三者である誰かに、話を聞いてもらいながら、自分はどうするのは良いのか意見を聞いてみたい。
占いはそのような場合に使われる場面が増えています。
起こりそうな未来について備えていこうという1番目のステップの次、では具体的にどうアクションするのがベストか? を一緒に練っていくブレーンのような存在として、占い師へ相談するという場合も大変多いのです。

心の荷物を下ろしたい


占い師に現状説明のためあれこれと話しながら、頭の整理がついてくる場合は多々あるものです。生活にかかわりのない他人ですから、一から説明しないといけない場合もあり、そうやってお話しすることでいつのまにか自分自身が客観的に事態を把握できるようになります。昨今から流行しすっかり定着している電話占いはまさにこのパターンにぴったり当てはまります。この時点でカウンセリング効果があるのですが、さらに、結果を踏まえて「次にどう動くか」を念頭に置いて行動を始める時、相談された方は未来に向かって1歩、踏み出しているのです。
カウンセリングの場合は「心の荷物を下ろすこと」ここまでですが、占いの場合は、さらに次へ一歩進むための「知恵」や「戦略」を練るところまで踏み込んでいくのです。

でも……忘れないで下さいね。最後に決めるのは自分自身です。
占いの結果が悪くても恐れないで、勇気を出して、賢く前に進むために、占い師をブレーンとして役に立ててみて下さいね。
(アリー・ヤン/コミュニケーションアドバイザー・タロットカウンセラー)

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