あえて紫陽花を外してみる大人の鎌倉デート編

大ヒットドラマ「最後から二番目の恋」のロケ地である鎌倉の紫陽花めぐりデートを前回の記事にて紹介したが、なにも紫陽花を堪能するだけが鎌倉の魅力ではない。紫陽花寺としてメジャーな長谷寺や明月院や東慶寺も確かに魅力的ではあるが、あえてそのスポットを外して鎌倉デートをするという手もアリ。
なにしろ鎌倉で紫陽花が咲き乱れている場所というのは、同時に多くの人々が入り乱れているわけで(笑)、せっかくの休日は『日常の喧騒から解き放たれたい』という人も多いことだろう。そんな方に鎌倉の癒し効果抜群のスポットを紹介しよう。

なんといってもおすすめしたいのは竹寺と呼ばれる“報国寺”。鎌倉の中心から離れ住宅が立ち並ぶ中にひっそりとたたずむお寺である。鎌倉駅徒歩だと約25分、または京急バス鎌倉駅発「十二所方面」行き「浄明寺」下車3分と、決してアクセスが便利とは言えない場所にあっても、ここに来てもらえれば「あぁ、やっぱり来てよかった......」と納得してもらえるはず。

このお寺の「竹の庭」はまるでタイムスリップしたかのような幻想的な竹林の散歩道。ここを歩けば雑念が追い払われ心洗われること間違いなし。竹林は清らかな空気が流れ誰もがすがすがしい気分を味わえるはずだ。そしてさらには竹林の遊歩道の先には休み処がある。竹林を眺めながらの抹茶なんてオツではないか。お抹茶をすすりながら静寂したひとときが過ごせるというわけだ。

そしてもう一つ訪れてほしいのが“浄妙寺”である。竹寺の報国寺から徒歩でも行ける距離なのでぜひともセットで巡っていただきたい。浄妙寺は※鎌倉五山、第五位のお寺で国指定の史跡。(※鎌倉五山......朝廷・幕府より認められた格式のある寺院)。
浄妙寺の境内にある茶室、喜泉庵では※枯山水庭園を眺めながら心を落ち着かせることができる。(※枯山水庭園......日本特有の庭園様式の一つ。枯山水とは水のない庭のことで、水を用いずに石や岩、砂などにより山水の風景や水の流れを表現するもの)。

日本びいきな外国人を連れてきたらまず大感激するであろう和の心。趣のある茶室に座れば自分が日本人でありながら日本の心を忘れていたことに気づくかもしれないし、自分が日本人で良かったと改めて感じることができるかもしれない。お座敷で抹茶と和菓子をいただきながら心穏やかな特別な時間を過ごしてはいかがだろうか?

【報国寺】

・アクセス...鎌倉駅徒歩25分、または京急バス鎌倉駅発「十二所方面」行き「浄明寺」下車3分
      
・TEL0467-22-0762

・拝観料 200円・拝観時間 9:00~16:00

【浄妙寺】

・アクセス...鎌倉駅東口5番のバス停から「金沢八景駅」行き、または「鎌倉霊園正門前大刀洗」行きに乗り、「浄明寺」で下車。徒歩約200m。

・TEL 0467-22-2818

・拝観料大人 100円 小学生50円

・拝観時間9:00~16:30

※アクセスは上記以外にも、いくつかのルートがある可能性も考えられるため、詳しくは各施設、交通機関などの情報をチェックしていただきたい

※閉門時間にはくれぐれもご注意を
なお、落ち着いて拝観するために、時間に余裕を持って行動することをおすすめする。

さて神社仏閣旧跡巡りもいいが、鎌倉は見る楽しみだけではない。せっかく鎌倉まできたらのだからこの土地ならではのおいしいものも食べていただきたい。いつでもどこでも食べられるものではない特別なもの......ここでおすすめなのが“生しらす”である。皆さんは“生しらす”を食べたことがあるだろうか? しらすはしらすでも“生”である。日常において口にする“しらす”は、一度炊いて体色が白くなった“釜揚げしらす”。しかしこの“しらす”が水揚げされる地域では炊く前の“生”を味わうことができるのだ!(※鎌倉の江の島・片瀬海岸は、関東地方でも首都圏から一番近いしらすの水揚げ地である)

なぜ生しらすがあまり出回らないのかというと新鮮さが命だからである。数時間の搬送ですぐに色が変わり、生ではもう食べられなくなってしまう。だからこそ水揚げされている地域以外ではめったに食べられないシロモノってわけ。しかも1~3月の禁漁の時期はもちろん口にすることはできないし、解禁以降も漁獲量や不漁によって湘南・鎌倉近郊の飲食店に、その日の入荷がなければありつけないことも......。

だからこそ、食べてみる価値アリ!

その日あがったばかりの“生しらす”は絶品で、まさにぜいたく品。光り輝く“生しらす”のするっとした喉越しと、ぷちっとした食感......そして弾力!! もうたまりませんわ。あなたも一度食べたらピカピカに輝く生しらすの虜になってしまうに違いない。仮に生しらすの入荷がなくとも“釜揚げしらす”は食べることができるし“しらすピザ”や“しらすの天ぷら”など飲食店によってメニューも工夫されているのでご安心を。また新鮮なしらすだけでなく、相模湾で獲れたお刺身やサザエのつぼ焼きなどの磯料理などぜひ味わっていただきたい。

――ということで、大人の休日は心もおなかも大満足できるこの鎌倉でとびっきりぜいたくな時間を過ごしてほしい。
(神崎桃子)

この記事を書いたライター

神崎桃子
「恋のことならなんでもお任せ!」恋愛事情専門家・恋愛コラムニスト/神崎桃子 「恋が続かない」「いい人止まり」「本命になれない」「男運が悪い」「ダメ男を切れない」「気になる彼を振り向かせたい」「男の人の気持ちが知りたい!」 さまざまな恋の悩みに効く恋愛テクニックをお届け!!

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