相手の心をわしづかみにする! 会話の裏ワザBest3

どんな時であれ、相手との会話は楽しく弾ませていたいもの。仲良くなりたい相手とコミュニケーションを交わしていく上で重宝する具体テクニックを3つお教えしましょう。

●ステップ1 相手に同調する(類似性の法則)

基本的には、「うんうん」「それでそれで?」「へぇ~すごいね!」と相づちを積極的に打つことで、相手は「自分の話に反応してくれている。ちゃんと聞いてくれている」と安心感を覚え、もっと自分を知ってもらおうとあれこれ話してくるもの。そこでもうひと工夫。

相手の話に相づちを打つだけではなく「それ、すごくわかる!」「同じこと考えてた!」と、相手に同調の意を表しましょう。相手は「この人は自分と同じ価値観を持っている」と考え、より好感を抱きます。

●ステップ2 「嫌いな〇〇」「苦手な〇〇」(マイナス一致の感情効果)

そこまで仲良くなれば、「好きな食べ物は?」「好きな芸能人は?」など、好きなこと・もの・人の話が出てくるのは定番ですよね。同じ食べ物が好きと分かれば、会話も進み、今度一緒にそのお店に行こう、という流れも出来上がります。ただ、ひとつ難点も。それは、好きなものの話は定番なだけに「インパクト」が少ないということ。「そうだよね~」とついつい流されてしまうこともあります。

そこで、登場するのが「ネガティブな話題」というテクニック。「〇〇が嫌い」「私も! 〇〇嫌いなんです」と、嫌いなもので共感できると、相手はさらに好感を抱くようになります。こうした、ネガティブなものについての感情が一致することを「マイナス一致の感情効果」といいます。その際、身近な人の悪口などではなく、「嫌いな芸能人」「苦手な食べ物」など、害のないものにしましょう。でないと、会話が毒舌とグチばかりになってしまいます。

●ステップ3 自己開示のレベルを調節する

そうやって相手が自己開示(自分のことを話してくる)をしてくるようになったら、こちらも徐々に自己開示をすることが大事。ただ一方的に聞いているだけでは、心の距離が縮まらないのです。ただその時、最初から「自分が生きる理由」「自分が人生で果たしたい夢」などの重たい話をしても、相手から引かれるのは当然。自分が話す番が来たら、まずは浅くて軽い話からトライしましょう。まずは自分の出身や好きな場所を教え、その後は、普段何をしているか、自分の得意・不得意なことなどなど、段階を踏んで少しずつ自分の考え方や価値観を相手に伝えていくのです。

いかがでしょうか? 今回お伝えしたテクニックはいずれも、基礎的な会話テクニックにひとひねりを加えた「裏ワザ」。相づちを打つ、共感する、自己開示をする、といった基本的なコミュニケーションができるようになったら上級技術にトライして、「心をわしづかみにする人」を目指しましょう!
(五百田達成)

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