女性の夢「プリンセス願望」が叶うスポット~台湾の旅その3~

女性なら誰もがプリンセスに憧れ「お姫さまになりたい」と子供のころ描いたことがあるだろう。
このたびマンダムが10代~40代の女性を対象に実施した「女性の願望」に関する調査結果
によると「プリンセスに憧れることはありますか?」の質問に対し、女性の約5割が「ある」と回答。年代別で一番多かったのは「15~19歳(60.7%)」で6割だが、「45~49歳」でも41.6%の人がプリンセス願望を抱いているのだ。
そう、女はオトナになっても、たとえいくつになっても「お姫さまに憧れる思い」はなかなか薄れないのである。
さらに「どんな時にプリンセス気分に浸りたいか」という質問においては「日常生活に疲れた時」……が最も多く、ストレス社会から現実逃避したいときにその気持ちが強くなることが伺える。

そしてさらに、マイナビウーマンが22歳~34歳の働く女性を対象にしたアンケート結果も面白い。
「“魔法少女アニメ”人気ランキング」によると、第1位は『魔女の宅急便』となったのだが、第2位の座に輝いたのは『ひみつのアッコちゃん』!
女性の回答には
・「いろんな人に変身できて、あこがれる」(30歳/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)
・「幼稚園のころ、本当にコンパクトに向かって呪文を唱えたら、変身できると信じていました」(30歳/その他)
……とあり、女性の「変身願望」の強さが感じられる。

さて、そんな女性の願望をかなえてくれるところが台湾にあるのだ。
前回の「台湾のパワースポット編」そして、前々回の「台湾グルメ編」に引き続き、今回は女性の夢を現実にしてくれるスポットを紹介したいと思う。それは「変身写真館」である!
台湾には数多くの写真館がある。日本において写真館というと証明写真や、七五三や成人式などの撮影をするイメージだろうが、台湾はまさに“大人女子がプリンセスになれる写真館”といったところだ。
利用するのは地元の台湾女性だけではない。一度プリンセス気分を味わうと変身写真にハマってしまう女性も多く台湾を訪問するたびに撮影する人も……。台湾の老舗の写真館には海外からくるリピーターも多いのだ。
女性の夢「プリンセス願望」が叶うスポット~台湾の旅その3~の1枚目の画像

人気の秘密は“モデル並みの写真が撮れること”にある。その技術の高さと価格は日本においてはかなわない。そう、これは日本ではかなわない夢…….なのだ。それをかなえるべく人気の写真館に取材にいってみた。取材といいつつ、私自身もプリンセスに変えてもらおうという寸法である。

台北市に数多くある写真館から選んだのは IVY BRIDE (※出来れば日本を出発するまえに事前予約をおススメする)
日本語がわかるスタッフが窓口になってくれるということと最初に連絡を入れたときに丁寧に対応してくれた点に比重を置いてそこを訪ねることにした。
またこの写真館は結婚写真やカップル写真、家族写真、個人写真とさまざまな目的に合わせてコースが選べる。
個人撮影の“スペシャル体験コース”だとドレスはウェディングドレス、カラードレス、チャイナドレスの中から1着しか選べないが、金額は6800元である。(※1元は日本円に換算するとだいたい3.5円なので、約2万4000円)
撮影時間も2~3時間ほどですぐ終わるのでお手頃だ。
サロンへ足を踏み入れると、恋人同士や若い女性、夫婦などがそれぞれの席でスタッフと熱心に打ち合わせをしていた。

まずはコース選択と衣装選択。
コース内容は撮られる側の人数で差があるだけでなく、ドレスの替えの回数やアルバムにする写真の大きさや枚数、また撮影場所などによって料金は異なる。
スタジオのみで撮影を行って終了もあれば、プロのカメラマンやメイクさん同行での海や森や湖、また台湾の代表的な建造物前の野外撮影などもある。開放的な野外撮影も非常に人気のようだ。しかも、小物やオプションもつけられる。

日本語が流暢(りゅうちょう)な現地のスタッフさんが「馬も借りられますです。ほらこんな風に」
……と、見本の写真や豪華なアルバムを差し出してくれた。
そこには美しいドレスを身にまとい、頭にティアラを付けたお姫様のような女性が、森の中で馬のほほをなでているシーンが……。
私は丁重にお断りした。
「いや、いや、馬は要りません」
小心者? の私には馬のレンタルまでの勇気と金はない。

撮影のコース、撮影場所や背景などを決めると同時に衣装も決めていく。
「では衣装合わせしましょう」
お客さんとスタッフが打ち合わせする清潔感のある一階のサロンから二階へと案内されてびっくり。
そこにはさまざまな種類の彩り鮮やかな衣装が、きちんと色別に仕切られ、見やすく飾られている広い衣装部屋であった。
女性の夢「プリンセス願望」が叶うスポット~台湾の旅その3~の3枚目の画像

……あぁ、カラードレスもいいけど、やはり純白のウェディングドレスも捨てがたい。
……あ、この水色のドレスなんてまるで「アナと雪の女王」だわ!
……子供ころから大好きな桃色のドレスもやっぱりいいなぁ。あ、でもあのグリーンなんか森の妖精ってイメージ。う~~ん、Aラインも素敵だけどマーメード型も女っぽいかなぁ。
おぉ、このなかから衣装を選ぶのか……。
女性の夢「プリンセス願望」が叶うスポット~台湾の旅その3~の4枚目の画像

多くの女性は2,3着くらい選ぶらしいが、だいたいこの衣装選びには約2時間かかるとか……。
確かに、これだけあれば女性の目移りラッシュはパンパない。
アレコレ悩んで、着せ替え人形のようにドレスを選ぶ瞬間が女性にとっては一番楽しい事かもしれない。衣装がなかなか決められなくて最終的に7着にしぼって7着分の写真撮影を行った女性もいたそうだ。
朝の8時半にスタジオ入りして撮影が終わったのは夜中の12時だったそうな(笑)。
さて、試着をしまくり、自分のお気に入りのドレスが決まったらドレス選びのプロのスタッフさんがスリーサイズを測定してくれる。
このお店のすごいところはドレスを自分のサイズに直してくれるのだ。補正は早急に行われ、もう一度ドレスを試着しなおしてジャストサイズであることを確認するシステムになっている。
そして翌日の撮影の手順や段取りなどを確認し、翌朝すっぴんでくるようにと指示されて打ち合わせは終了。

当日サロンへ行くと待ち構えていたプロのヘアメイクさんにしっかりメイクを施してもらい、衣装に見合った髪形にセットアップしてもらう。
「自分がしたい髪形やアイメイクなど注文を付けても大丈夫だ」と前日に窓口の人に言われたものの、この撮影においてヘアメイクが一番の難関だったと思う。
たとえ日本語のわかる通訳の人が介してくれても、現地のプロメイクさんに日本人の感性やニュアンスがなかなか伝わらないことも多々あるのだ。
自分がして欲しい髪形や「どうしてもコレ!」というヘアがあれば日本から写真やカタログをもっていくことをおススメする。伝わらないこのもどかしさは自分が体験したからこそ感じた。

撮影はスムーズに進んだ。ポーズはカメラマンがすべてつけてくれるからだ。日本語が通じなくてもパフォーマンスがすごい。見本を見せてくれたりジェスチャーをしてくれたり、撮る瞬間に「スマイルスマイル」と連呼してくれるので心配ない。

しかし、スゴイな。
姿勢に関しての指示はさることながら、手の添え方や腕の組み方や足の組み方、そして目線や顔の角度まで指示される。頷き方や顔の傾け方なども、だ。
今、流行りの“歯痛ポーズ”もさせられた(笑)

さらには、後ろ向き、振り返り、腰ひねりのようなストレッチばりのポーズ、椅子に横たわったポーズなど、さまざまな仕草をさせられる。
これこそ女性が一番きれいに見える角度や体のラインが美しくみえるポーズなのだろうと、つらいポーズや注文にひたすら耐えたのだった(笑)

いや~~プロのモデルさんがいかにキツイお仕事で、肉体労働なのかってことをしみじみ感じさせられた。この日の晩はぐったりで、ぐっすり寝ることができた。

そして翌日、サロンにてパソコンに取りこまれた自分の画像を確認し、写真選択。
ここで、初めて自分のプリンセス姿にハッとさせられることとなる。
「すご~い、どっからどうみても“もどき”でなくちゃんと本物のお姫様のように撮れているではないか!(笑)」
「いや、これはアートだよ。アート」
……たぶんここで誰もが自分自身が思っていた以上に美しく撮れていると思うはずだ!
なるほど~これこそ、プロがなせる業なのか~。
パソコンで何十枚もの写真を眺めながらカメラマンの芸術的表現、職人技にひたすら感動してしまった次第。
女性の夢「プリンセス願望」が叶うスポット~台湾の旅その3~の2枚目の画像

台湾の写真館にはそれぞれ特徴がある。
ドレスの種類も豊富で、新しいコスチュームをすぐ取り入れる、衣装に一番力を入れているところ。ゴージャスなスタジオ写真をとるのが得意なところ。一生の思い出、いや家宝にすらなるような立派なアルバムに仕立ててくれるところ。写真を組み合わせてストーリ仕立てで一冊に作成してくれるところ。変身写真のお手軽コースを提供してくれるところ……写真館によってその特徴はさまざまだ。
自分に合った写真館を選んで、日本では絶対できないロンチックなシチュエーションや独特の雰囲気によるプロの撮影を体験してみてはいかが?

「テクマクマヤコン、テクマクマヤコン、お姫様になぁれ~」
……“魔法のコンパクト”を持っていなくともあなたは素敵なプリンセスになれるのである。
(神崎桃子)

この記事を書いたライター

神崎桃子
「恋のことならなんでもお任せ!」恋愛事情専門家・恋愛コラムニスト/神崎桃子 「恋が続かない」「いい人止まり」「本命になれない」「男運が悪い」「ダメ男を切れない」「気になる彼を振り向かせたい」「男の人の気持ちが知りたい!」 さまざまな恋の悩みに効く恋愛テクニックをお届け!!

関連記事

今、あなたにオススメ