彼氏ナシ派遣社員。「生涯独身」を覚悟して、仕事に生きるべきですか?

発言小町に「33歳独身 生涯独身を覚悟した方がいいでしょうか?」という投稿が寄せられました。
トピ主さんは33歳独身、実家暮らしで派遣社員として働いている女性です。20代の頃から婚活やサークル活動などを通してさまざまな男性と出会い、中には交際した相手もいたものの、現在はフリー。婚活はもうしたくないので、「独身でいる準備を始めなきゃダメかな?」と考え始めているそうです。資格を取るために学校に通い、転職活動もしているものの、「今から仕事に励んでいると年齢が上がり、もっと男性に選ばれなくなってしまうかも……」という考えも頭をよぎります。「30代半ばになったらやはり彼や結婚は諦めて、仕事に生きる方向転換をしたほうがいいのでしょうか?」と問いかけました。

目次

安定した仕事を探すか、結婚相手を探すか…それぞれの選択の先にあるのは


33歳の今、安定した仕事を探すのか、結婚相手を探すのか。「両方、同時に探せばいいのでは?」という意見もあるでしょうが、トピ主さんは将来設計を考える上で、今「どちらかに注力しなくては……」と考えているようです。

今まではおそらく「結婚」のほうに目標を置いていたものの、うまくいかなかったため、現在は「もう婚活はしたくない」という気持ちになっている。そこで「生涯独身」も視野に入れ、安定した仕事を手に入れたいと思い始めたものの、今から新しい仕事にチャレンジするとなると、年齢を重ね「さらに男性に選ばれなくなるのではないか」という不安もある。そんな堂々巡りをしているようです。トピ主さんが迷っている2つの選択肢について、詳しく考えていきましょう。

(1)転職を頑張った場合
無事に資格を得て、転職が成功すれば、経済面での安心感は得られることでしょう。転職も簡単ではないでしょうが、縁や相手側の思いという“不確定要素”も大きい結婚に比べれば、自分の努力次第でかないやすい目標だと思います。

そして転職が落ち着いてから改めて結婚を考えたとすると、トピ主さんの懸念する通り、プロフィールを見ながら相手を探す結婚相談所のような場所では、年齢が上がるほどチャンスは少なくなるのかもしれません。ただ、そのような所だけが出会いの場所ではないですし、今の時代、30代、40代以上の年齢になってパートナーを見つけるという人もいます。
自分の仕事が安定していれば、収入などの条件面にあまり縛られることなく相手を探せる、というメリットもありそう。最近は経済的に自立している女性を魅力的だと感じる男性も増えているので、「安定した仕事を得たこと」が婚活にプラスになるケースもあると思います。

(2)婚活を頑張った場合
一方、「やはり早いうちに動かないと、結婚のチャンスが少なくなる」と考え、行動した場合。それで満足のいくお相手が見つかれば、とりあえずトピ主さんは将来の安心を得られるかもしれませんね。経済面でも安心で、かつ心惹かれる相手が見つかれば、万々歳かと思います。また、「どんな縁談でも、望んでくれる相手がいれば受けよう」と覚悟してしまえば、結婚という目標は達成しやすいかもしれません。ただこの場合、そうして選んだ結婚生活に自分が納得できそうかどうかも考えておきましょう。

そして、トピ主さんも予想されているとおり、婚活は頑張っても「実りがない」可能性もあります。そこから再び「やはり仕事を頑張ろう!」と思っても、今度は安定した仕事への転職が、33歳の今よりも難しくなっているかもしれません。職種にもよりますが、転職も「年齢に応じたキャリア」や「これからの可能性」で判断される面もあります。婚活と同様、「先送りにしたことで不利になる場合がなきにしもあらず」ということですね。

まずは当面の計画を立ててみよう


つまり、転職にも婚活にも、メリット・デメリットがあるということ。焦りを感じているのなら、「婚活も転職も両方がんばってみよう!」と奮起するのも一案です。
しかし、「自分の性格では1つずつしかできない」と思うなら、とりあえず今頑張るものを1つ決めて、早急に取り組むのがベストでしょう。「1年で転職して、その後また婚活をしよう」などと期限を決めて目標を立てるのもおすすめです。

それに、人の考えは折々に変わっていくものです。「婚活はしたくない」と今は思っていても、転職の目標が叶ったら自信が湧いてきて、「もう一度してみよう」と思うかもしれません。特に婚活はしなくても、普通に生活するなかで自然に恋に落ちることだってあるかもしれません。つまり、「今はとりあえず転職に向けて頑張る」と決めたとしても、「生涯独身」とまで決める必要はないということです。今のところ、トピ主さんは「婚活はもうしたくない」「安定した仕事に転職したい」と思っている。であれば、まずはその思いに従い、具体的に動いていってみてはどうでしょうか。

33歳の「今」を精一杯生きてみよう


投稿には、「生涯一人で生きられる稼ぎができるか!? 分かりませんが、彼ができる保証もありません」という記述があります。面白いもので、「不安」というのは、どんな状況でもつきまとうようです。大企業の正社員でも、結婚をしていても、何かしらの「不安」をみな感じているのではないでしょうか。トピ主さんは実家暮らしとのことですが、同じような状況で「賃貸・一人暮らし」の人からすれば、「まだ安心材料があるじゃないか」と思うかもしれません。

また、「声をかけてくれた男性たちの中から、結婚を決めておけばよかった」「最初から正社員を目指しておけばよかった」……そんな後悔の思いがよぎる瞬間もあるかもしれません。でも、それも結局は“ないものねだり”。その時々を自分なりに一生懸命に生きてきたならば、「その結果としての今」を認め、受け入れるのが賢明だと思います。

誰でも多かれ少なかれ、それぞれの状況で「将来への不安」を感じているし、「過去への後悔」もある。それに加えて、世間の声も色々と気にはなるでしょうが、「自分のペースで進めばいい」と心に決めて、33歳の「今」を精一杯生きることを考えていきませんか。今どちらを選択したとしても、「あのときの私はそう決めて、自分なりにやりきった」と思えるならば、きっと後悔も少ないはず。まずは1年~3年くらいの期間の目標を立てて、それに向けて精一杯、取り組んでみてくださいね。応援しています。
(外山ゆひら)
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この記事を書いたライター

外山ゆひら
対人関係、心や生き方に関する記事執筆が中心のフリーランスライター。読売新聞が運営する「発言小町」の相談コラムや、「恋活小町」を担当する。文芸、カルチャー、エンターテイメント方面を日々ウォッチしている。

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