え、あの2人が!? 「長年の友人」と電撃結婚に至るタイプの特徴

結婚に至る流れは、本当に千差万別。「この2人は近いうち結婚するだろうな」と以前から周囲公認のカップルのゴールインもあれば、本人たちすら予想外の展開で、「実は長年の友人だった人と、急に結婚することになりました〜!」なんてビックリな結婚報告も最近はよく耳にします。そこで今回は、後者の「長年の友人と電撃結婚」を実際にした男女の特徴と、そうした結婚のよさについて探ってみました。

目次

「長年の友人と電撃結婚」カップルの共通点4つ


(1)しばらく色恋沙汰がなかった
この結婚をした男女の共通点、1つ目は「恋愛経験はそれなりにあるものの、結婚前1年〜数年以上はお互いに特定の相手がいなかった」という点。しばらく交際をしておらず、「もう独りは飽きたな、寂しいな」「そろそろ人生を次のフェーズに進めたい」などと思い始めたタイミングで、「じゃあ結婚しようか」といった流れになっているようです。

なかには、お互いそれなりに別で恋愛はしていたものの、男性側が友人女性に長らく好感を持っており、知り合って10年経って、「実は前から結構好きだった」と告白して結ばれた、という夫婦の例もありました。「結婚はタイミング」とはよく言いますが、お互いにフリーで、将来を考える時期になったタイミングで、近くにいる信頼できる異性と結ばれる……というのは、しごく自然な流れなのかもしれません。

(2)同性異性問わず、仲良くするタイプである
2つ目の共通点は、彼らは性別の垣根なく友達になるようなタイプであること。共学出身だったり、異性の兄弟姉妹がいたりする人も多く、恋愛モード抜きで男女交えて遊ぶ機会も多い。逆に言えば、同性で群れているほうが好きだったり、「男は男、女は女」とある程度分けて付き合ったりするようなタイプではない、ということですね。「長年の友達と電撃結婚」パターンは、男女間に境界線を引かずに付き合うタイプに向いているといえそうです。

(3)周囲がどんどん結婚し、新しい友達も減ってきた
また、このタイプの結婚をしているのは、圧倒的に30代〜40代の男女。職場でもプライベートでも、周囲がどんどん結婚していき、一緒に遊べる友達が減ってきた。また若い頃のようには新しい友人もできにくく、イチから人間関係を始めることの大変さも身に染みるようになってきた。そんな状況のなかで、「やはり昔から知っている友達はいいな」と、古くからの友人関係に心のよりどころを感じて仲良くしていた結果、その中の異性と結婚に至っているようです。同窓会がきっかけ、という例もありました。

(4)仕事や生活が安定してきた
最後の共通点は、男女とも仕事がある程度、安定してきた時期であった、という点。もちろん年齢にも関係がありますが、昇進後だったり、希望の会社への転職決定後だったりと、それなりに将来への展望が明るい時期に電撃婚をしている様子。とりあえず「この先やっていけそうな自分」になっておくと、このようなチャンスが来たときにも即座に決意できるようなので、募集中の方は何はさておき、本業に励んでおいて損はなさそうです。

「長年の友人」と結婚するよさは?


長年の友人と結婚するよさについて実際のカップルに尋ねてみたところ、一番は「気心が知れている」ことでした。10代や20代前半の時期に知り合っているので、素の自分を見せられるし、背伸びをせずにいられる……というのは想像に難くないですよね。そして意外なことに、「意外と新鮮味がある」という意見もありました。長年、友達としての相手しか知らなかったので、恋人モードになると、また違う表情や態度が見られて新鮮なのだとか。長年の友人関係に基づく「信頼感」にプラス「恋愛の新鮮味」もあるなんて、なんだか一石二鳥な気もしますね(笑)。

結婚は生活。“家庭”という組織を運営していくパートナーと考えれば、気心の知れた長年の友達はこれ以上ない存在だ、という考え方もできそうです。もしそうしたタイミングの合いそうな異性の友人に心当たりのある方は、一度2人きりで会ってみるといいかも? 意外なよさに気付けることもあり、もしかしたら意外な展開もありえるかも(!?)しれません。
(外山ゆひら)

この記事を書いたライター

外山ゆひら
対人関係、心や生き方に関する記事執筆が中心のフリーランスライター。読売新聞が運営する「発言小町」の相談コラムや、「恋活小町」を担当する。文芸、カルチャー、エンターテイメント方面を日々ウォッチしている。

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