同棲で「わりとありがちな」男女のリアルな言動4選

同棲……ロマンティックな響きを持つ言葉ですよね。とくに親に内緒で同棲をしていると、毎日、多少の背徳感とともに燃えるようにエッチ三昧……というひともいるかと思います。
が、永遠の愛なんてこの世にないので、同棲はどうせ……という見方だって存在します。
今回は同棲経験者に同棲でわりとありがちなことについて教えていただきました。
さっそく見ていきましょう!

目次

1:掃除する・しないで大喧嘩


「ぼくはわりと几帳面な性格で、マメに掃除をするんですが、彼女はズボラで全く掃除をしません。いつも掃除する・しないで大喧嘩です」(26歳・IT)
他人と一緒に暮らすようになれば、まず掃除の問題、次いで食の好みの問題にぶち当たる、というのは定番ですよね。
ちょっと前まで流行っていたと思しき「シェアハウス」にはこういう問題はないのでしょうか? あるけど、あまりメディアが報じないだけ?

2:「親バレ」対策にうんざり


「お互いの親に内緒で同棲しています。親が上京すると言うたびに、うまく話をはぐらかしているんですが、そろそろ面倒になりました」(24歳・飲食)
かの有名なオペラ『椿姫』の原作も、カップルの仲を親が切り裂いてゆきます。同棲という結婚の手前の中途半端な時期は、ここを乗り越えないと持たないものです。うんざりしつつも頑張るしかありません。
以下は女性からの証言です。

3:お金貸して


「同棲して3カ月目くらいから、彼はあたしに『お金貸して』と言ってきます。もう50万円くらい貸しました。1円も返してもらっていません」(25歳・ネイリスト)
で、返済する・しないで揉めて、結局、同棲解消となり、お金は返ってこず……というケースはよく耳にします。お金は貸すものではなく、あげるものです。

4:またハードディスク残量ゼロかよ


「彼女ったら、毎日ワイドショーを何本も録画していて、ぼくが録画予約した番組がディスク残量ゼロで録画されないんです。うんざりです」(27歳・建築)
ハードディスクを買えばすむ、ということですよね。お金で片付く問題は、かわいらしいものです。お金を払えばすむわけですから。ロマンティックはお金で買えませんが、ディスクはお金で買えます。

いかがでしたか?
ロマンティックな同棲は、もれなく愛にまつわる諸問題によってそのロマンを打ち砕かれ、若いふたりは……というパターンって多いです。
こう考えると、井上陽水さんの『リバーサイドホテル』の歌詞はよくできていると思います。
「若いふたりは夢中になれるから……どうせふたりは途中でやめるから……だからホテルは水辺のリバーサイド」なんです。わかりますか?
(ひとみしょう)

この記事を書いたライター

ひとみしょう
作家/コラムニスト/作詞家。キルケゴール哲学をベースに、なんとなく淋しい人に向けた希望論&恋愛論『自分を愛する方法』を上梓。全国の書店等で発売中。『ひとみしょうのお悩み解決』『ひとみしょうの男って実は』(Grapps)など連載多数。日本自殺予防学会会員。キルケゴール協会会員。

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