忙しい女性が彼氏から一度は言われる「そんな仕事やめたら?」の壁

仕事が忙しいことは男性の専売特許でしたが、最近はそうでもないようですね。
女性の方が働く時間が長いし、収入もある――というカップルも数多くいて、そういう女性は彼氏や旦那さんから
「そんな仕事やめたら?」
「パートでもいいんじゃないの?」
「結婚したら、仕事を辞めてくれ」
なんてことを言われた経験が、1度はあるそうです。

結論から申し上げると、彼からそう言われたからといって仕事を辞める必要は全くありません。
ですが、一番理解してほしい相手に「やめたら?」なんて言われてしまうのはショックが大きいですよね。

今回のコラムでは、男性がそんなことを言う理由について解説していきます。1つだけ当てはまっている場合もありますし、いくつか複合している場合もありますよ。理由がわかると、対策が見えてくると思います。

目次

1.仕事に対する嫉妬


彼があなたに「仕事をやめたら?」と言った際に考えられることというと……彼女や妻の方が活躍していることに対する嫉妬しているという場合ですね。
特に、付き合いはじめはそうでもなかったけど、しばらくして女性の方が収入や知名度が上がった場合、このようなことが起こりやすくなります。結婚している場合、嫉妬がいきすぎると、男性が嫌味ったらしく家事の不出来を指摘する、なんてこともあります。

解決策としては、仕事の話を相手にし過ぎないこと。特に、収入に関しては半分くらいを申告し、自分の良いことばかりではなく、悩みや相談、うまくいっていない話を中心に伝えましょう。

2.世間体が悪い


家事メン、育メンが普通になってきた最近ですが、だからといってまだまだ男性の方が外に出て働くという風潮が強い時代。彼女や奥さんより自分の方が収入が低くてヒマだ……というのは、世間体が悪いと感じる人もいるでしょう。
この気持ちは、あなたは関係ないことで、彼の内側から出てくる気持ちです。
あなたにできることといえば、1と同じように仕事の話は、うまくいっていないことを中心に行うこと。
それに加えて「友達のところはこんな感じで~……」など、どんなカップルでもお互いに仕事が忙しいのは普通のことだということをすりこんであげると良いでしょう。彼は劣等感に近い感情を抱いている場合がほとんどなので、彼といることでパワーが湧いてくることを折に触れ、伝えてあげれば関係性はよりよくなるはずです。

3.あなたと一緒に過ごせないことが寂しい


男性の方が素直じゃないところがありますから「一緒にいられなくて寂しい」という気持ちをあなたの仕事や能力を否定することで伝えようとしているのです。

解決策としては、1日のうち少しでいいので彼とゆっくり話をする時間を作ったり、一緒に暮らしているなら1週間か10日に1回くらいはデートをするなど、相手との時間を作るために全力を尽くしましょう。
相手に優しくすることで、彼の不満も解消されたと感じることができれば、彼は寂しかったのだということ。
あまり寂しい思いをさせ続けては他の女性のところへ走ってしまう可能性も考えられるので、仕事とのバランスをみつつ、彼に対しての時間もしっかりとってあげることが大切です。

仕事を理由に彼や旦那さんにいろいろ言われても、どうするのか決めるのはあなた自身。両方取る方法は、どこかにあるはずですので、ベストな方法を考えてみてくださいね!
(橘つぐみ)

この記事を書いたライター

橘つぐみ
恋愛コンサルタント。1979年東京生まれ。大妻女子大学文学部卒業。既婚、2児の母。 2004年に「つぐみ恋愛相談所」を設立し、年間200件以上のカウンセリングを行う。恋愛テクニックだけでなく、「男選びは人生選び」をモットーとしたカウンセリング、勉強会が人気。著書に『野性の勘で恋せよ乙女!(講談社)』『最終彼氏の見つけ方(大和出版)』などがある。

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