結婚したい女としたくない女の違いって? 男が結婚したがる女性の特徴4つ

「付き合う人と結婚する人は別」……まぁまぁ幸福な結婚を果たした既婚者たちは口をそろえてみなそう言うけれど、「どこがどう別なのか」までを詳しく説明してくれる人は少ない。だからこそ未婚女子は悩むのだ。
それは男性だって同じこと。彼らはきっちり「交際相手」と「妻にする人」を区別しているが、その本音を決して女に語ることはない!

今回は「彼女にする人と結婚する人の差」を男女それぞれに掘り下げてみた。今日の記事は男性編である。普段聞けない男の本音を心して聞いて欲しい。

目次

1.周りとうまくやってゆける女


・「以前結婚を考えた女性がいたけど、彼女は我が強くて自分を絶対曲げない人だった。そういうところに初めは惹かれていたけれど、いざ婚約話が進んだら、俺の親兄弟だけでなく上司や友人に対しても『それは違います!』『私はこう思います!』と反論しまくり。『あの女、一体何なんだよ』『考え直したほうがイイ!』と諭され……周りの人間全部を敵に回してまで結婚する強さなど俺にはなかった」(30代・地方公務員)

――男性は結婚に対して“平和”を求めるものだ。それを満たしてくれない女性は妻になどできない、ということなのだろう。結婚は当事者ふたりだけのもののように思えるが、この例のように親や職場の上司から大反対されてまで己を貫くような男性は少ない。男性は女性よりもことを荒立てたくない平和主義者であり“社会的な体裁”を求めるものなのだということを覚えておいてほしい。

2.機嫌の安定した女


・「嫉妬や駄々をこねて泣く子は正直キライじゃないです。男としての優越感をくすぐられますしね。でも結婚するならそんなウザい女はパス。毎日毎日ヒステリー起こされたらやってられないし、嫁は大らかな女が一番。ジェットコースターみたいな気分屋の子とは遊びで付き合いたいな(笑)」(20代・海外営業)

……「私のこと好き!? ねえ、ホントに好きなの!? 好きって言ってよ!」と確認せずにはいられない女は男性から“嫁じゃなくて愛人タイプ”とみなされてしまう。女性側も想像してみれば分かるだろう。「刺激は連日じゃ疲れる、たまにでいい!」のだ。誰にだって機嫌を損ねることくらいはあるが、結婚を意識する男性の前では、“機嫌落差急降下女”の面を見せない方が無難だろう。

3.経済観念がマトモな女


・「付き合うだけなら多少だらしなくてもOK。自分に降りかかってこなきゃ全身彼女がブランド物や流行りモノで着飾ろうと問題ない。だけど結婚ってなると、やっぱりローンがあるとか、金使いが荒い女性とかは困る! なんか闇がありそうで怖い」(20代・商品企画)

――「愛してるから、好きな物なんでも買っていいよ」などという男性は存在しない。いや、この世のどこかには、もしかしたらいるのかもしれないが、ごくフツーの女性がそんな金持ちの男性にめぐり会える可能性は相当低いだろう。宝くじ以下のそんな低確率に賭けるより、マトモな経済観念を身に付けたほうが「結婚ロード」への道のりは近そうだ。

4.家事ができる女


・「今時、女性の前じゃとても言えないけど(笑)、妻にするならやはり家事がちゃんとできる人がいい。丸投げするつもりはないけど、将来のことを考えると、母親なのに料理も洗濯も掃除もできない女が俺の嫁だなんて恥ずかしいし、子供も可哀想。コレは結婚を考えてる男ならみんな心の奥底で思ってることじゃないかな?」(30代・金融機関)

――幼い頃からの“刷り込み”というのは大きい。子供のとき、自分の母親が家事と育児を一手に引き受けるのを見て育ってきた男性ほど、「家事は女の仕事」だと思っている。彼らにとって「自分の母親ができたことは自分の妻にだってできる」と思っているのだ。
もちろんそうでない男性もいるが、男性のアタマの片隅にはこの思想があるのだと思っておこう。

男性が結婚相手に求めるのは“表に出せる女性”


「表に出せない」というセリフを聞いたことがないだろうか。
「いやね、あんな、しつけのなってない人、表に出せないわ、恥ずかしい」というような文脈で使われる言葉だ。その逆を考えると「表に出せる人」=「どこに出しても恥ずかしくない女」である。

男性たちが付き合う相手と結婚相手とを厳密に区分けするのは、この「表に出せるか出せないか」の差だ。男性の結婚は女性よりも社会的な観点を伴うもの。「あいつ、あんな常識はずれな女と結婚した」という悪評がひとたび立ってしまったら、それは彼の仕事への評価にもつながり年収やらにまで響いてしまうことも……。
良いか悪いかは別として、“男の結婚”にはいまだそういう査定がなされていることも事実である。

だからこそ男たちは妻に対して、彼女には決して求めない「体裁」を要求する。もちろんその基準は人によって違う……家事能力だったり周囲との協調性だったり、ある程度の容姿やら学力だったりもするのだろうが……共通していることは、彼らは決して「周りに紹介できない女」「みっともない女」を生涯の妻には決して選ばないのである。

あなたは彼の上司や知人に会わせてもらっているだろうか? もしそうでないのならば残念ながら、彼はあなたのことをどこかで「表に出したくない女」だと思っている可能性がある。
だが、もしそうだとしても悲観することはない。彼の基準だけが正しいとは限らないし、何よりも「あなたのことを恥じているような彼氏」と一生を共にするのは耐えがたい損失でしかない。そんなときはあなたを誇りに思えるような別の男性を探したほうが時間をムダにしなくて済む。

では、今度は女性たちはどんな風に「彼氏と夫」とを分けているのだろうか? 次回はそれをお届けする。
(神崎桃子)

この記事を書いたライター

神崎桃子
体験型恋愛コラムニストとして活動し、ヒット記事の数々生み出す。大手ポータルサイトにてコラムを連載中。男女のズレや生態、恋愛市場の時事問題を得意とし、文章セミナー、婚活セミナー講師も手がける。

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