受け身男子の気持ちを変えるには「とりあえず」○○をすべし

私は時々、出会いパーティーのようなイベントを行っているのですが、10年前と違うなーと思うところがあります。

それは、男性が「受け身の王子様」のようになってしまっているということです。
今の男性はバブル時代の男性のように「とりあえず女に声をかけてみる」ということをしません。そんなパワーがないように感じます。
余計な手を出さないというか、へたに女性に声をかけてストーカー扱いされたくないというか、いろいろ考えることがあるようです。

しかし、当の本人に「なぜそんなの消極的なの?」と聞いても、彼らは「そんなことないですよ。すごくいい女性がいたら声をかけるんですけど……」と否定します。自覚がないことが多いみたい。でも、本当にそうでしょうか?

このような男性たちは、基本的には受け身なので、待っているよりも女性が動くことで、案外簡単に「運命の人」になりえます。今日は、その方法を書いていきますね。

目次

受け身男子を落とすためにできることとは


気になる相手と合コンやパーティなどで知り合った場合は、
「せっかく知り合ったから、とりあえず何人かでまた会いませんか?」
「家、近いんですねー。とりあえず来週お茶でもしましょうよ♪ いいお店知っているんで」
などとさりげなく、「とりあえず」誘ってみるようにしましょう。

彼は基本的に受け身。自分からは声をかけられないタイプであることが多いので、こうしたお誘いには比較的のってくれることが多いでしょう。

また、同じ会社など、何度も顔を合わせる間柄の場合、
「仕事でこういう時、○○さんはどうしていますか?」などと、わからないことを質問し、やりとりをつなぐのも有効。あまり女を出しすぎても会社という人間関係の中では警戒されてしまうこともあるので、あくまで自然なコミュニケーションをとることが大事です。

そこからワンステップ先へ進みたければ「遅くなったついでに食事でも行きましょう」などと声をかけてみるのもおすすめ。
「とりあえず」誘うのと同じくらいの感覚で、「ついでに」何か話すきっかけを作るように意識しましょう。

気をつけるポイント


また、これらの作戦を実行するにあたって重要なことが、いくつかあります。

・美しくなる努力をすること
絶世の美女を目指すのではなく、美しくなる努力をしているだけでいいと思います。大切なのは、美貌そのものではなく「私は努力しているから大丈夫」と思える自信なのですから。

・失敗しても気にしないこと
彼は「受け身の王子様」ですから、気分で断ることもあるかもしれません。時間を置いてまた誘えばOKなこともありますから、一度断られたくらいで落ち込むのはやめましょう。

・相手を好きでなくてもOK
「失敗しても気にしない」というマインドを持つには、練習が何より大切です。好きでない相手で練習した方が、本番でもうまくやれることは、間違いありません。

受け身な男性は、「どんな女性が好きなのか」という好みがあまり定まっていません。こういう人の方が、現状に流されやすいところがあります。ですから、相手が距離を置かない限りは女性から「とりあえず」とか「ついでに」何かしようと誘ってみましょう! その際に、自分のメンタル面や外見を磨くこともお忘れなく。相乗効果で良い結果を導くことができるはずですよ。
(橘つぐみ)

この記事を書いたライター

橘つぐみ
恋愛コンサルタント。1979年東京生まれ。大妻女子大学文学部卒業。既婚、2児の母。 2004年に「つぐみ恋愛相談所」を設立し、年間200件以上のカウンセリングを行う。恋愛テクニックだけでなく、「男選びは人生選び」をモットーとしたカウンセリング、勉強会が人気。著書に『野性の勘で恋せよ乙女!(講談社)』『最終彼氏の見つけ方(大和出版)』などがある。

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