「彼の1日は、私の3日」女子と男子の間隔の差とは

女性は感覚重視、男性は理論重視とはよくいったもの。2人で何かする時に、この「感覚の違い」が、争いのタネになってしまうことはよくあります。

例えば、付き合っている彼と2人で旅行に行く計画を練っている時、男女で考え方にかなりの差ができることがあります。

計画を立てる段階で、女性は、すでに気持ちが旅行先に飛んでいますので
「何を着て行こうかな☆」
「あの店の○○が食べたい♪」など、あれこれ想像して楽しむことができます。

ところが、男性は
「車で行くとなると、車庫にある壊れた自転車を片付けないと」
「清掃局に連絡しないとなぁ……そういえば、粗大ごみのシールってどうすればいいんだろう?」
と、旅行以前の現実的なことをあれこれ考えすぎてしまう傾向があります。

こうなってくると、男性側はだんだんとその予定が面倒になってきて
「旅行は、次の休みでいいかな」なんて気持ちになってしまい、けんかのもとに。
そりゃそうですよね。女性としては「楽しみにしていたのに、一体何なの!?(怒)」となってしまうのです。

こうなってしまった場合、「彼の1日は私の3日」
と自分に言い聞かせて待ってみると、案外うまくいくことがあります。

売り言葉に買い言葉でその場で旅行の延期を決めたりせず、自分が思っているより長く、考える時間を取ってあげるのです。延期なんて、いつでもできるのですから。

決断することはたった1つなのですが、単に新しいことをするのに億劫になっているだけとか、何が問題なのかわからなくなっているだけであることがほとんど。
女性からすると、やる気がないように感じますが、それは単に感覚の違いなのです。

3日待って結論が出ないようなら「そういえば旅行の話だけど」と、話題に出せばいいのです。

実は、これができる女性はあまりいないので、できるだけでポイントが上がることは、間違いありません☆

「彼の1日は私の3日」
これは、旅行に限ったことではなく、メールの返信などでも同じこと。
特に、忙しい彼の場合は「3日も連絡がない……」とこちらが感じていても、彼の方は「そういや連絡をしてなかったな」くらいに思っている場合が、かなりあります。
もちろん、忙しくても彼女を気遣える男性が一番ですが、それができない相手を好きになってしまった時は、このように気持ちを切り替えることで、悩みのタネが一つ減るでしょう。

恋愛は毎日を楽しくさせるものであって、悩んで苦しむものではないのですから。
(橘つぐみ)

この記事を書いたライター

橘つぐみ
恋愛コンサルタント。1979年東京生まれ。大妻女子大学文学部卒業。既婚、2児の母。 2004年に「つぐみ恋愛相談所」を設立し、年間200件以上のカウンセリングを行う。恋愛テクニックだけでなく、「男選びは人生選び」をモットーとしたカウンセリング、勉強会が人気。著書に『野性の勘で恋せよ乙女!(講談社)』『最終彼氏の見つけ方(大和出版)』などがある。

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