感情に振り回されやすい女子必見!? ピクサー20周年記念『インサイド・ヘッド』の魅力

アメリカで6月19日に公開され、爆発的な大ヒットを飛ばしている『インサイド・ヘッド』がいよいよ日本でも今月18日に公開になる。
本作は、これまで『モンスターズ・インク』『カーズ』『トイ・ストーリー』と大ヒット作を世に生み出してきたピクサー長編アニメーションの20周年記念作品。アメリカでは公開されるや、3日間での興行収入が9,044万ドル突破、これまで1位だった『アバター』を大きく引き離し、完全オリジナル作品として歴代No.1のスタートを見せている。
しかも、ファミリー層がメインかと思いきや、17歳以上の観客が約半数を占め、老若男女、幅広い層の人々が本作を楽しんでいるのだそう。
日本語吹替版の主題歌はDREAMS COME TRUEが本作の為に書き下ろした『愛しのライリー』(C)2015 Disney/Pixar. All Rights Reserved.
日本語吹替版の主題歌はDREAMS COME TRUEが本作の為に書き下ろした『愛しのライリー』
(C)2015 Disney/Pixar. All Rights Reserved.

目次

ストーリー


映画には、通常ヒロインやヒーローといった主人公が登場する。が、本作はその主人公が“1人”ではない。ライリーという少女の中に住む“感情たち”が主人公なのである。
11歳の女の子、ライリーの頭の中に存在する5つの感情たち、ヨロコビ・イカリ・ムカムカ・ビビリ、そして、カナシミ。彼らはライリーを幸せにする為に、毎日奮闘している。しかし、カナシミは一体何の為に存在するのか……その役割は大きなベールに包まれていた。
そんなある日のこと、ライリー一家は見知らぬ街へと引っ越しをすることに。見慣れた街や友人から離れたライリーの心は急激に不安定になってしまう。そんな中、ヨロコビとカナシミが“頭の中”の司令部から、放り出されてしまう。2つの大切な感情が失われたライリーの心は、このままでは壊れてしまう! 果たして感情たちは、ライリーを救うことができるのか――?

“感情”に振り回されやすい女性、必見!?


本作ではライリーが成長する過程が“頭の中”を中心に描かれる。例えば、ライリーの大嫌いな“ピーマン”が目の前に現れると、“ムカムカ”が“頭の中”の司令塔に登場。でもお父さんが、ピーマンを飛行機に見立てて、ブーンっと口の中に運ぶと、何だかライリーは楽しくなって、“ヨロコビ”が司令塔へ、といった感じ。

本作を見ていると、ムカムカやイカリ、ビビリといった、日頃ネガティヴに捉えてしまいそうな感情も、自分の身を守る為にはやっぱり必要なんだということを考えさせられる。また、それらは一時的な感情でちょっぴり見方を変えれば、ヨロコビへと変換できるんだということも気づく。だんだん見ているうちに、「そうか〜、私の為に感情たちってこんなに頑張ってくれてたのね(涙)」と自分の感情を客観視できるようになっている自分に気づく。何よりも、登場するキャラクター達がみなキュートなので、何だかどの感情達も愛おしくなってしまうのである。
「私は感情に振り回されやすい」とナーバスになっている方は、様々な気持ちをおおらかに受け止められるヒントを見つけることができそうだ。
本作を手がけたピーター・ドクター監督は、だんだん親離れする娘の成長から、本作のヒントを得たのだそう(C)2015 Disney/Pixar. All Rights Reserved.
本作を手がけたピーター・ドクター監督は、だんだん親離れする娘の成長から、本作のヒントを得たのだそう
(C)2015 Disney/Pixar. All Rights Reserved.

キュートでカラフル!ユーモアも満載!


本作は、色鮮やかな映像も魅力のひとつ。カラフルな思い出ボールやそれらが何十万、何億(!?)個と納められている貯蔵庫や、まるでテーマパークのような頭の中は、見ているだけでもワクワク、イマジネーション溢れる世界が広がっている。もちろんピクサーらしいユーモアも随所に散りばめられ、試写室でも男女問わず笑い声が溢れていた。また、日本語吹き替え版では、ヨロコビを竹内結子が、カナシミには大竹しのぶ、またライリーの幼いころの空想のお友達ビンボンには佐藤二朗らがキャステイング。人間ではない役どころを人気俳優らがどんな風に演じているのか、こちらも吹き替え版ならではの楽しみだ。

さいごに


さいごに気になるのは、やはり“カナシミ”の存在。いつも笑っていたいと思うのに、何故か日々襲ってくる“悲しい”という気持ち。この気持ちって、どうして必要なんだろう。そう聞かれると案外ハッキリを答えられないその問いに、本作は優しく答えへと導いてくれる。そして、最後には、大人になって色んな経験を積んできたからこそ、心にじーんと響く感動のエンディングが待っている。
そして周りの友達や家族のことを、いつもより優しい気持ちで受け止めることが出来そう。友人、恋人、家族と一緒に、もちろん1人だって楽しめる本作、気になる方はぜひ映画館で、ライリーの成長を一緒に見守って。
(mic)

映画『インサイド・ヘッド』は7月18日より全国ロードショー!

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