おしゃれに疎くても大丈夫。流行りのファッションを着こなすポイント5選

女子が美容やファッションに関心を持ち始める時期はさまざま。小・中学生から熱心だったという人もいれば、社会人になってから興味を持ったという人もいるでしょう。最近は流行の移り変わりも激しく、久しぶりに「女子力アップするか!」なんて思い立ってみると、わからない用具や用語だらけでチンプンカンプン、なんてこともありますよね(笑)。そんな美容やおしゃれにうとくなってしまった「自称・女子もどき」女性3人が、イマドキの女子力について研究する姿をコミカルに描いた作品『人は見た目が100%』を参考に、今の気になる流行を取り入れるコツについてご紹介します。

目次

流行のファッションも、初心者には敷居が高い!


1)初めての「シャツイン」、ただインすればいいだけじゃない!
まずは、今年流行を見せている「シャツイン」。ひと昔前はダサいファッションの代名詞だったので、まだ抵抗があるという方も少なくないのではないでしょうか。主人公たちも持ち服をとりあえずインしてみますが、かっこよく決まらず、「10歳くらい老けて見える」「お腹の(肉の)ラインが目立つ……」と悩み、おしゃれ研究を開始。その結果、3人は以下の必須ポイントを見出します。

・とりあえずインするだけではダメ。インの仕方にも工夫が必要。古い持ち服ではうまくいきにくい。
・ふんわりさせたり、ピシっとさせたり、シャツの「素材感」は重要。「ボトムス」との組み合わせでも調整すべし
・「ウエストラインを作る」が流行ポイント。裾を出す場合でも、凝ったデザインのトップスを選ぶべし

2)「プロデューサー巻き」は七難隠せる、活用すべし!
続いて、去年くらいから再流行している「プロデューサー巻き」。主人公たちもチャレンジしますが、80年代のトレンディ感が出てしまったり、抱っこ紐のようになったり、田舎くさくなってしまったりと散々。「自分の体型をよく考えること」「羽織る場所や結び方を工夫すること」で、今年らしい巻き方をマスターしていきます。

・ただ羽織って結ぶだけでは、ダサくなる危険あり。服や体型に合わせ、巻く場所や羽織り方、結び方には毎回工夫を。
・細身に見せたり、体のコンプレックスを隠したりしてくれる効果もあるので、大いに活用すべし。

3)「スウェット」は小学生に見える!? オフィスには難しい!?
そして、こちらも昨年から流行している「スウェット」。一歩間違えると部屋着や小学生に見えてしまうこともあり、働く女性にとっては割と難しいアイテムではないでしょうか。今年らしく大人っぽさを出すには? 主人公たちは以下のポイントを見出します。

・合わせるのは、“女子力の高いスカート”が最適。パンツの場合は足首を出すなど工夫を。「全身カジュアル」は絶対NG!
・「上品アクセ」は必須。必ず女性らしいアイテムをプラスすべし。

――続いては、メイクやヘアスタイル編。気づけば「マンネリメイク」「マンネリヘア」になっていた主人公たちが取り組んだのは!?

似合わないなら最新メイクも意味がない!?


4)モテたければ、「うさぎ顔」を目指すべき?
最近よく耳にする、「うさぎ顔」「ちゅん顔」「イガリメイク」などの言葉。本書の主人公たちは、「ほっとけない感じ」「愛され顔になれる」という評判から、「うさぎ顔メイク」に注目します。うさぎ顔の代表は能年玲奈さん、トリンドル玲奈さん、有村架純さんなど。しかし試してみると、元々キリッとした顔立ちの人などはあまり似合わないことが判明。メイクは流行よりも、自分の顔立ちを生かすテクニックを身につけるほうが大事だと学んでいきます。

・肌は明るめに仕上げ、全体的にピンク系で統一。アイライナーで“黒目がちのタレ目”に、ハイライトで涙袋を強調。チークは頬より下に、口紅はナチュラルに。
・自分の顔立ちやキャラに合うか吟味すべし。似合わないなら取り入れないのも賢い選択。メイクは自分の顔を最大限に引き立てなくては意味がない!

5)「ヘアアレンジ」は1日にしてならず!?
最後は、ヘアスタイル。編み込みができなかったり、「ゆるふわ」のはずが「落ち武者」風になってしまったり(笑)、主人公たちは自分でヘアアレンジすることの難しさを実感。キラキラ女子に教えを請いますが、「すぐにマスターできると思うな」「似合うまで、できるようになるまで諦めずに練習するのみ!」と叱られます。根気がない人は、せめてこまめに美容院に行くといいかもしれません(笑)。

・ヘアアレンジの最大のコツは、「根気」。納得いく仕上がりになるまで、鏡の前に座るべし。
・ヘアアイロンは必須。100均のヘアアレンジグッズは、テクがない人にもおすすめ。

メイクもおしゃれも、常に流行を意識しながら磨き続けるのはなかなか大変。でも、「可愛くなりたい」「素敵になりたい」という気持ちをなくさずに試行錯誤していれば、きっと少しずつ上手になっていけるはず。「センスがない」「自分にはハードルが高い……」なんて諦めずに、楽しく前向きに取り組んでいきたいものですね!
(外山ゆひら)

この記事を書いたライター

外山ゆひら
対人関係、心や生き方に関する記事執筆が中心のフリーランスライター。読売新聞が運営する「発言小町」の相談コラムや、「恋活小町」を担当する。文芸、カルチャー、エンターテイメント方面を日々ウォッチしている。

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