男の方がロマンチスト? 彼が「わりと幻滅した」彼女の言動4選

相手への憧れが強すぎると、ちょっとストーカーっぽい……ということになってしまいますが、そもそも恋愛から憧れを抜いたらなにが残るのか? とも思います。
当然、ストーカーは褒められた行為ではありませんが、男女ともに、相手を少々美化して見ているので恋愛という行為が成立したりもします。
今回は、何人かの男子に「わりと幻滅した彼女の言動」についてお話をお聞きしてみました。
さっそくご紹介しましょう!

目次

1:音を立てないで!


「彼女の部屋に行くと、彼女はキッチンで皿や鍋をガチャガチャと、もううるさいんです。そんなにガサツな子だったのかなあと、ちょっと幻滅しました」(28歳・介護)
じぶんが日頃出している音って、意外と自覚がなかったりしますし、生活音にそのひとの「ひととなり」がよく出たりもしますよね。
男女お互いに静かに暮らすように意識したいところです。

2:おれよりはやくトイレから戻ってくる


「居酒屋デートで、おれよりはやくトイレから戻ってくる彼女! 手、洗った?」(25歳・建築)
男子よりはやくトイレから帰ってくる女子っていますよね。男子のなかにも小用でも長いひともいます。駅のトイレで、隣が2回転半しているのに、まだなにかを振り続けている男子とか。「切れ」が悪くなった男子というわけでもありません。

3:部屋が物置のように


「彼女の部屋が、いわゆる汚部屋だったとき、すっごく幻滅しますよね」(27歳・飲食)
アレンジパターンとして、部屋のガス台の上に雑誌が積み重なっているとか(料理とかしないの?)、冷蔵庫のなかに2年前に賞味期限が切れているチューブのわさびがあるとか(毎日なにを食っているの?)……枚挙にいとまがないのが女子の部屋ですかね……。

4:すぐに脱がされちゃいまして


「ぼくの部屋に彼女が来ると、いきなりぼくの洋服を脱がし始める彼女! 気持ちはわかるんですが、ぼくより男らしすぎて幻滅したりします」(25歳・不動産)
いろんな手間が省けていいだろうと思いますが、それでもやっぱり男子は「こんなに可愛い女子が恥じらいをもって、やっとエッチできた」というのがお好きってことでしょうか。

「実態」を身も蓋もなく書いてしまうと、一般的には男子のほうが綺麗好きでロマンチストだと言えるのではないか、と取材を通して感じます。
実態を直視できないのは「脳のクセ」であり、誰だってそういうクセを持っているというのが大ベストセラー『バカの壁』シリーズが主張しているところです。
憧れがなりを潜め、ロマンチックが止まったときに、本当の恋が始まることもあるので、幻滅したりされたり、毎日愉快に暮らしていくと、それはそれでいいのかもしれません。
(ひとみしょう)

この記事を書いたライター

ひとみしょう
作家/コラムニスト/作詞家。キルケゴール哲学をベースに、なんとなく淋しい人に向けた希望論&恋愛論『自分を愛する方法』を上梓。全国の書店等で発売中。『ひとみしょうのお悩み解決』『ひとみしょうの男って実は』(Grapps)など連載多数。日本自殺予防学会会員。キルケゴール協会会員。

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