「卑屈女子」はモテない! 自然体で魅力的な女性になるための3つのポイント

女性の「卑屈」な発言を聞いているとき、男性って本当に微妙な表情をしますよね(笑)。同性間では謙遜文化があるためか、女性は割と気がねなく年齢や外見、仕事や恋愛の状況などについての卑屈な発言をしてしまいがち。しかし男性はどうもこれが苦手のようで、「どう返していいかわからないし、 魅力も半減して感じる」と言います。人生は山谷あり、常に自信満々でいるのは難しいものですが、卑屈な言動を癖にしてしまわないよう注意したいですよね。今回は「卑屈マインド」を脱するために有効な3つの改善ポイントを紹介します。

目次

(1)効率や結果を求めすぎない。「無駄な時間」も楽しむ


卑屈になりやすい人には、特徴的な思考パターンがあります。まずひとつ、物事への「期待値」が高く、目に見える結果や成果を求めがちであること。加えて、「自分の時間を無駄にしたくない」という効率重視の傾向もあります。しかし、期待が大きいとその分だけ「失敗した」「駄目だった」という思いにもとらわれやすく、結果、卑屈になってしまう。例えば、出会いを求めて新しい場所に出かけてみたものの、成果が得られないと、すぐに「ほらやっぱり」「どうせ私なんかには無理」などと言ってしまうのですね。

そこで身につけたいのが、「無駄」の概念を取り入れること。「なんでもないけどただ楽しい、そういう時間があってもいいじゃないか」「無駄って贅沢な時間だな。今日はそれでいいや!」、そんな軽い期待値で行動できるようになると、卑屈な考えにもとらわれにくいですし、そうして明るく気楽な時間を楽しめれば、思いがけず望む結果を得られることもあると思います。

(2)すぐ「言い訳」を考えない! 物事は大らかに受け入れて


また卑屈な人は、常に自分を納得させる「原因」や「言い訳」を用意しないと気が済まない、そんな傾向もあります。何かうまくいかないことがあると、「こんな歳だし」「容姿が悪いから」「太っているから仕方ない」「収入が少ないから」など、様々な理由を引っ張り出してきて、心を落ち着かせようとしてしまうのですね。

でもそれをやっていると、「卑屈女子度」は増すばかり。多くの物事の成否には「時の運」がつきもので、失敗も成功も可能性は半々です。時には反省も大切ですが、関係ないことを引っ張りだして自分を貶めたり憐れんだりしないこと。原因や言い訳を考えず、「ただ、うまくいかなかっただけ」「そういうこともある」と、“起きたこと”を大らかに受け入れる思考癖も身につけていきましょう。

(3)「欠点」は必要以上に隠さない! さらけ出せば、愛されることも!?


また、卑屈な人は自分のダメなところを意識しすぎるゆえに、「欠点」を隠したがる、そんな傾向もあります。人は誰しも長所もあれば欠点もあり、人間関係は欠点も許容しあいながら成り立っていますよね。しかも恋愛では、その欠点が逆にチャームポイントになって愛されることもあります。それなのに欠点を隠して振舞っていると、記憶に残らない無難な印象の人になってしまったり、逆に媚びて見えてしまったりして、うまくいかないことが増えがち。そうなるとまた卑屈になってしまいますよね。

ということで、自分の欠点は自覚しつつも、過度に嫌わないこと。欠点のある自分を受け容れてくれている環境に感謝しつつ、気になるなら改善の努力もしつつ、しかしながら、人前では必要以上に隠さないようにしていきましょう。自分の欠点を明るく笑い飛ばせるくらいになると逆に好印象ですし、卑屈思考ともきっと無縁になれるでしょう。

「卑屈」という言葉は、辞書では「自己の能力を信じる気力にかけ、“いじけて”いる様子」と紹介されています。いじけている女性はたしかに素敵じゃないですよね。「卑屈な言動は、百害あって一利なし!」くらいに言い聞かせながら、自分の魅力を自分で信じられる強さも身につけていきたいなと思うこの頃。皆さんもよければぜひご参考くださいね。
(外山ゆひら)

この記事を書いたライター

外山ゆひら
対人関係、心や生き方に関する記事執筆が中心のフリーランスライター。読売新聞が運営する「発言小町」の相談コラムや、「恋活小町」を担当する。文芸、カルチャー、エンターテイメント方面を日々ウォッチしている。

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