どっちを選べば幸せ? 同時に二人の男性を好きになってしまった時の対処法

「この人以上に好きになる人なんていない!」。そんな風に思っていたのに、気づいたら別の人が好きになっていて、両者の間で思いが揺れ動いてしまった経験ってありますか? あるいは、大好きな彼氏がいて、この人が運命の人だと思っていた矢先に昔振られた憧れの先輩から「結婚を前提に付き合って」と持ちかけられて困惑したり……。少女マンガかよ! でも実際、スケールはどうであれ、巷にはよくあることのようです。

もちろん将来どうなるかなんてわからないけれど、「どちらを選んだら私は幸せなのか」という自問自答に苦しめられる女子は、どういった判断をすれば良いのでしょうか?

目次

その1:周りの人に相談しすぎない


まずやってしまいがちなのが、友人や親など身近な人に相談すること。「A君とB君どっちが良いと思う?」という風に判断を仰ぐ行為です。

「あなたは今A君に盲目になっているだけだよ、B君のほうが絶対に良い」とか、「今はA君と付き合っているんだし、今更B君とはうまく行くわけないよ!」、あるいは「A君のほうが稼ぎがあるけど、B君って仕事してないじゃん!」、などとさまざまなコメントが待ち受けています。

なかには自分をハッと気づかせてくれる有益なアドバイスもありますが、たいていの場合、自分が相談相手に提供している「A君・B君」の情報は非対称。つまり、気分や状況に応じてA君についてはネガティブな情報ばかりを、B君についてはポジティブな情報ばかりを伝えてしまうことがあるのです。限定的な情報だけで知人に判断させるのはとても危険。自分が「こう言って欲しい!」という思いが無意識に介在するので、バイアスがかかってしまうからです。

もちろん知人側の嫉妬や気分も混ざり込んでくるので、相手の口からでる言葉を簡単に採用するのはやめた方が良いですよね。

その2:どちらの方が誠実に向き合ってくれるか


では、2人のどこを判断材料とすれば良いのでしょうか。気をつけなくてはならないのが、“ストーリー”が相手の評価を鈍らせていないか、という点です。たとえば「A君と付き合っている時に、昔憧れていた先輩のB君に突然結婚しようと言われた」とか、「仕事が上手くいっていないA君のことを好きだったけれど、ある会社の御曹司であるB君と仲良くなったので、気持ちが揺らいでいる」とか……。

マンガか! という感じですが、こんな風に一見すると“運命的な”シチュエーションが、相手を選ぶ際に色眼鏡となってしまいます。一度それを取っ払い、自分により誠実に向き合ってくれているのはどちらか? どちらと一緒に過ごす時間が自分にとっても、相手にとっても有益なものとなるのか? それを落ち着いて考える必要があります。

その3:何をしてくれそうか、ではなく自分がどこまでできるか?


それに関連して、もう一つ重要なのが「どれだけのことをしてくれる人なのか?」という判断基準から離れることです。「B君はこれだけ稼いでいるから、こういうデートにも連れて行ってくれる」、「A君の方が家柄が良いから自分の親も安心」……。などなど、自分になにを与えてくれるのかという軸で判断をするとリスキーです。

結婚まで考えているのならば「相手に自分がどこまでできるか」というところを重視したほうが良好な関係が築けます。なにかトラブルが生じた時に、自分が「こんな男の為にガンバれない」なんて思ってしまったら、それはただ自分にとって都合の良いだけの相手で、うまく行くことは難しいですよね。

その4:その2択にこだわる必要がないことを自覚する


最後に重要なのが、「その2択に絞る必要ってあるの?」と考え直すこと。この2人のどちらかを選ばなければならない、という状況は、それに直面している自分にとっては重大な問題のように思えますが、実は自分が作り出しているだけ。目の前の現実を解釈しやすくするために、「A君とB君のどちらかを選ばなければ」と二分法的な思考回路に自分を追い詰めているだけなのです。その2人に求められ、その間で揺れ動く自分に酔っているだけのパターンもあるでしょう。でも、はたから見ると「っていうかそもそも2人共ビミョーなんですけど?」ということも多いですよね。

一歩引いて見てみると世界は結構広いもの! 迷っているのなら、無理やりにでもその2択を切り捨てみる勇気も状況打開に繋がるかもしれません。本当に自分にとって必要な人であれば、答えは2択とは別の形で目の前に現れるはずです!
(ヤマグチユキコ)

この記事を書いたライター

ヤマグチユキコ
WEBライター。ビジュアル系バンド、ジャニーズなどの音楽情報や、漫才、恋愛ネタ、コスメ、ファッションなどを幅広いジャンルを執筆。「野中すふれ」名義での執筆も多数。キャンドルをつけてリラックスするバスタイムが好き♡

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