入籍してから後悔しないために! 結婚前に絶対確認しておくべきこと5選

「彼のことが好き!この先将来を共にするなら、この人がいいかなあ……」
そう思えるような男性に出会えたとしても、ただの「お付き合い」ならばともかく、「結婚」となるとさまざまなハードルがあるもの。

「こんなハズじゃなかった……」
「コレを知っていれば、この結婚はやめたのに……」

……そう嘆いてからでは遅いのである。今回は既婚者に「結婚前に知っておくべきこと」についてリサーチしてみた。これを読んでぜひ「後悔のない夫選び」をして欲しい。

目次

1.子供の有無


・「子供関係は重要! いつ頃、何人欲しいか、大よその計画は結婚前に話しあうべき。もちろん完全に望みを一致させる必要はないけれど、“子供をも持ちたいか持ちたくないか”くらいは希望の合った人と結婚したほうがいい!『若い頃は気にしてなかったけど、30過ぎてすごく子供が欲しくなった、でも夫は全然欲しがらない……』と嘆いてる友達がいるけど、それはすごくつらいと思う」(30代・内勤営業)

――結婚前に「子供のこと」を話し合うのはなんとな~く気恥ずかしい……、という女性は多いのではないだろうか。また、出産年齢に制限がある女性とは違い、独身男性は「子供のこととか言われてもピンとこない」人も多い。「彼がビミョーに引いちゃいそう……」と“子供関連のネタ”を避けている女子も多いだろうが、結婚となれば話は別。そこは照れずに「大まかなプラン」をちゃんと確認しておいたほうが、結局は後の憂いを軽くできるのだ。

2.子供の教育方針


・「『子供を私立に入れるか公立に入れるか』でいま夫と対立中。夫は『学歴なんか必要ない! ひたすらのびのび育てばイイ!』……っていう方針だけど、私は子供に後々苦労してほしくないから、ある程度の教育はつけたい派。子供が幼稚園に入るくらいからモメ始めて、結局平和なのは生まれてから3年くらいだけだったなあ。教育方針てかなり長いことついてまわる問題だから、たまに『もっと価値観の合う人と結婚すれば良かった~』って思うことすらある(笑)」(40代・介護福祉士)

――「大事なのは分かるけど、子供もいない結婚前に確認するのはちょっと難しくない?」という項目がコチラ。そんなときは「彼のバックグラウンド」を観察することをおススメする。人は大抵の場合、「自分が子どもの頃憧れていた夢や自分が通ってきた道のりを子供にも歩ませようとする」もの。また「俺が出来たのだから、俺の子もこのくらいは当然出来るだろう」という感覚もあるだろう。将来、子供の教育方針を巡って対立したくなければ、彼の学歴や歩んできた道を確かめておくべし、ということなのかも知れない。

3.信仰の有無


・「大きな声じゃ言えないけれど、彼または彼の家がなにか特定の信仰をしていないかは絶対に確認しておくべき! 私の友達はものすご~く熱烈な恋愛をしてゴールインしたのだけれど、彼の家の信仰をムリヤリ押し付けられそうになって、わずか3か月で破局しちゃった……。彼女『彼のこと大好きだからきっと大丈夫!』って自信満々で結婚前はその手のことを探ろうとはしなかったみたい。自分がどこまで歩み寄れるかは絶対に知っておくべき」(30代・保険会社)

――信仰はもちろん自由である。他人に害を及ぼさない限り罪などはない……。けれど「押し付けられる」となれば話は別である。思想や価値観を押し付けられ、「コレ以外に正しいモノはない」と言われることほど窮屈なことはない。悲しいすれ違いを避けるためにも、「彼が、あるいは彼の家が何か信仰心を持っているのか」は知っておくべき事柄のひとつである。

4.仕事を続けるかどうか


・「“妻のキャリアの存続”は、結婚後の火種になりがち。特に妊娠が判明したときや、自分や夫が転勤! なんてときに大モメしやすい。うちは夫が海外転勤になっちゃったんだけど、『将来的にもし遠くに転勤になったときも困らないよう私は自宅でできる仕事をする』と前々から話し合い、私が事前に転職しておいたおかげでスムーズに話が進んだ。私は仕事が好きだから、さもなきゃ離婚レベルのトラブルが起きてたと思う……。特に妊娠したときや出産後、妻が仕事をどうするか……くらいは早めに話し合ったほうがイイと思う」(20代・イラストレーター)

――コレもイマドキの女性にとっては重要チェックポイント。デートのときのなにげない会話などで、彼が「やっぱ奥さんには家にいてほしいよな~」だとか、逆に「俺の稼ぎだけじゃやってゆけないから、共働きしてくれる人がいい」だとか、それらしき事を漏らしたら聞き逃してはならない。「妻の仕事の有無」は夫婦仲だけではなく、年収や家のローンなどにも関わるので、早めに確認しておくのに越したことはないだろう。

5.互いの家族との同居の有無・介護問題


・「結婚生活でいちばんモメるのは、ぶっちゃけ義理の実家に関することかも。特に『同居の有無』と、『介護問題』でケンカにならない夫婦はいないんじゃないかな(笑)。お嫁さんにイヤがられるから、結婚当初はおくびにも出さないけど、『将来的には絶対俺の親と同居&介護必須』とか腹の底では当たり前のように思ってる夫もけっこう多い。特に長男であるとか、責任感の強いタイプの彼にはこの手の質問をしておいたほうがいいかも……」(40代・服飾関連)

……筆者の知り合いに、結婚寸前になってイキナリ「子供は男の子はが欲しい。あ、もちろん俺の親と同居してくれるよね? 俺の親父とおふくろのことは死ぬまでキッチリ面倒見てくれ」と言われ、結婚そのものを断念した女性がいる。大昔ではなく現代、それも田舎ではなく政令指定都市での話である。
結婚は当人同士の問題だけではない以上、「まさかイマドキ~」とあなどらず、質問はしておこう。

「将来の話」を避ける男とは結婚してはならない


これらの項目は、「結婚前に確認しておくべきこと」とアタマでは納得できても、独身女性には聞きにくいことばかりだろう。

「ねえ~、将来赤ちゃん何人欲しい?」
「子供は私立に入れたい? 公立に入れたい?」
「将来的にあなたのお父さんお母さんと同居しなきゃならないの?」
――デートのときにこんなことを聞けば男性は「は?」と面食らい、驚くかもしれない。もちろん、初回のデートでこんなことを聞けば引かれるだろう。だが、深い仲になり、互いに結婚を考えるほどの男性であれば、これらの質問は必須となってくるのだ。

「そんなこと言われても……」
「それっていま考えなきゃならないことなの?」

……そう将来の話から“逃げる”男は結局あなたからも逃走しかねない。この質問をぶつけた時、彼があなたを本当に愛していて将来を共にしようと考えているのならば、たとえその瞬間までなにも考えていなかったとしても、彼は「考えて答えよう」と努力するだろう。

「想像さえできないよ」という男性は、あなたとの生涯のビジョンを描けない人なのだ。どうぞうまく聞き出して、生涯を共にできる男性を見極めていただきたい。
(神崎桃子)

この記事を書いたライター

神崎桃子
体験型恋愛コラムニストとして活動し、ヒット記事の数々生み出す。大手ポータルサイトにてコラムを連載中。男女のズレや生態、恋愛市場の時事問題を得意とし、文章セミナー、婚活セミナー講師も手がける。

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