セックスレス彼女が「彼に内緒でやっている」4つのこと

ここのところ、わりとやわらかいコラムが多かったので、今回はオトナの香りがすることをみなさんと共有したいと思います。
愛ってなに? というテーマです。オトナの香りがしませんか? しないですか……。
え~と、セックスレスのカップルの彼女のほうに、「彼に内緒でなにをしていますか」と聞いてみました。
お話は28歳のゆかりさん(仮名・証券会社の役員秘書)にお聞きしました。
とりあえず証言をご紹介しましょう!

目次

1:週1でスナックにアルバイトに行く


「同棲しています。カレは夜勤が多く、セックスレスなので、あたしは彼に内緒で近所のスナックにバイトに出ています。出会いもあるし、男性がチヤホヤしてくれるし、わりと気持ちが満たされます」(28歳・役員秘書)
男性がチヤホヤしてくれるというだけで、わりと心が満たされるのであれば、これはまあこれでOKなのかもしれません。
が、以下、ちょっとずつ証言がヤバくなっていきます。

2:お客さんとメルアドを交換している


「仲良くなったお客さんとは、当然のようにメルアドの交換をします。お仕事だから当然ですよね?」(同上)
とかなんとか言いつつ、以下につながります。

3:エッチしている


「そもそもなぜスナックにバイトに行っているかといえば、セフレを探すためです。だからお店に内緒で、お客さんとエッチしています」(同上)
このへんは、女子の特権みたいなものでしょう。
男子で、夜の店でバイトして、そこでセフレを見つけるって、ちょっと一般的ではないように思います。

4:メールを消去して笑顔で「ただいま」と言っている


「で、当然のように、帰宅が明け方になることもあり、彼が帰宅していたりもしますが、しれっと『ただいま~』って、笑顔で帰ります」(同上)
愛ってなんでしょね?

ゆかりさんのお話には、ふたつの要素が含まれているかと思います。
ひとつめ。
じぶんの性欲があるていど満たされないと、そもそも愛するという精神的に高尚な活動はできないわけだから、したいのであれば、どんな手段を使ってもすればいい。それが愛を支える基盤になる。
つまり人の三大欲求は、3つともじぶんできちんと満たしておかないと、他者を思いやることが困難であるということ。
ふたつめ。
誰とセックスをしていようと、「ただいま」と同棲している巣に帰るわけだから、それこそが愛である。
でも実態は彼に内緒でヤりまくっているわけです。
愛ってなんでしょね。
(ひとみしょう)

この記事を書いたライター

ひとみしょう
作家/コラムニスト/作詞家。キルケゴール哲学をベースに、なんとなく淋しい人に向けた希望論&恋愛論『自分を愛する方法』を上梓。全国の書店等で発売中。『ひとみしょうのお悩み解決』『ひとみしょうの男って実は』(Grapps)など連載多数。日本自殺予防学会会員。キルケゴール協会会員。

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