夏の終わりに要注意。「ひと夏の恋」でやらかした後悔3つ

暑かった日々もあっという間に過ぎ、今年の夏ももう終わり。この夏、甘く切ない恋の思い出がなかったと嘆くあなた。現実の“ひと夏の恋”はそう美しいものではありません。

ひと夏の恋で盛り上がったために大失敗したエピソードを、いろんな人から聞いてきました。

目次

リゾートバイトの出会いはご用心


海の家やペンションなど、夏限定のリゾートバイトは出会いの宝庫。非日常の空間も後押しして、バイト仲間と恋に落ちることもよくある話です。

しかし、プライベートを全く知らずに付き合った関係だからこそ、トラブルも起きやすいのが難点。リゾートバイトで知り合った人とお付き合いしていたRさんは、散々な目にあったそう。

「2歳上の彼はバイトの中でもリーダータイプで、出会ってすぐいいなって思ってたんです。優しくて気がきくし、通ってる大学が近くだったから話が合って。1週間経った頃、私から告白して付き合うことになりました。

バイトが終わってからは大学の近くで会ったりと仲良くしてたんですけど、おかしいなって思い始めたのは10月くらいから。困った様子で電話がかかってきて、『友達の借金を払わなくちゃいけなくて5万が必要だ』って言うんです。

驚いたけど彼が焦ってる様子だったし、親からお金を借りて渡しました。そしたらまた3日くらいして、今度は『また別の友だちの借金が……』って。さすがに怪しいと思って同じリゾートバイトの他の友達に聞き回ったら、ギャンブル好きで学生ローンから催促されてるって話してたらしいんです。
彼はずっとしらを切ってましたけど、5万を返してもらったあと別れました!」(Rさん・22歳)

勢いだからこそ燃える夏の恋ですが、その後のトラブルには要注意ですね。

夏の秘密が現実に戻る瞬間…


突然の出会いだから、秘密の恋に発展することもある。その恋が楽しいままならともかく、思わぬ目にあった人の体験談をご紹介。

「一人旅で沖縄へ行ったとき、民宿で働いていた男の子と意気投合して、体の関係になりました。実はその頃、地元に彼氏がいたんです。でも遠い沖縄だし、人目を気にする必要もないから、滞在していた間ほとんど一緒にいて幸せなひとときを過ごしました。

地元に戻って数日後、彼からFacebookの友達申請がありました。プロフィールを見ると、なんと同期の女子と共通の友達で。それとなくこの人知ってる? と聞いてみたら、まさかの元カレと言われて超びっくり。彼は脱サラして沖縄に移住したそうです。二股相手が同期の元カレなんてちょっと気まずかったんで、彼には悪いけどブロックしちゃいました」(Sさん・24歳)

誰も知らない関係だったはずが、現実に引き戻されてガッカリですね。でも、二股を楽しんだんだから、プラマイゼロかも?

海の出会いは色黒フィルターが!?


やっぱり一番盛り上がるのは海辺での出会い。開放的な雰囲気に身を任せて一夜の恋を楽しむのもいいけれど、こんな後悔だけはしないように。

「女友達と海に行ったとき、2人組からナンパされました。私が気になってた人は、色黒の細マッチョで、芸能人でいうと斎藤工っぽい。めちゃくちゃタイプだったし、その日はお持ち帰りされちゃいました。きっとモテるだろうし私は本命にしてくれなさそうだったから、これは夏の思い出だって割りきってたんです。
それから1カ月くらい音沙汰なかったけど、メールがきて久しぶりに東京で飲もうって誘われました。まさか連絡くるとは思わなくて気合入れて行ったら……なんか変なおっさんが座ってるんですよ。色白で顔色悪い貧相な感じの。海で焼けた肌だったからすごくイケメンに見えたけど、東京で会うとこんなにダサいなんて! あの思い出を返して!」(Yさん・25歳)

特別な場所で落ちた恋は、そのまま胸にしまっておくのが自分のためかもしれません。

燃えるような夏の恋も、終わりが美しくなければイヤな思い出に。あなたも気をつけて!
(村尾肴)

この記事を書いたライター

村尾肴
ライター。東京都生まれ。「むらお・さかな」と読みます。高校中退後にはじめた出会い系のサクラで、文章を書くことに目覚める。お酒、恋愛、映画、ゲーム、ダイエットの話題が得意。

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