ストーカー化しやすい男子を見分ける方法3

「付き合っていた彼氏と別れたらいきなりストーカー化した」、「告白されて断ったら、それ以前よりもしつこい連絡がきて怖い」。そんな風に、悲しいかなストーカー的な男性に縁がある女性っていますよね。もちろん笑いごとではなく、女性にとってはそれが過度の心理的ストレスになりますし、最悪の場合はニュースで目にするような展開に至ることもあるのです。このような行動に至りやすい男性をあらかじめスクリーニングすることはできるのでしょうか?

今回は、ストーカー行為にあったことがあるという3人の20代女子・アキコさん(25歳)、サユリさん(28歳)、マリナさん(26歳)に話を聞いてみました。

目次

元カレ、バイトの先輩……


アキコさん:「私は昔付き合っていた元カレ2人からストーカーされたことがあります。別れてほしいと話しても、『それは受け入れられない』という態度でずっと連絡がきました。私を罵倒する怒りのメール、それを謝罪してやり直したいというメール、2人で楽しかったときの思い出の話や写真。こういうのを順番に送ってくる。2人に共通していたのは、こんな風に情緒不安定ですごく波があるところ」

マリナさん:「私は大学生のときに書店のバイトの先輩にストーカーされた。シフト管理用に教えた連絡先に毎日毎日連絡してきて、無視してもそれが続いきました。バイト先でもセクハラ行為みたいなのがすごくて。その人は30代半ばだったけれど、いかにもモテなそうで、でも香水とかをすごくたくさんつけているナルシストっぽい人だった。やっぱり、アキコさんの元カレと一緒で、感情の起伏が激しい人でした。ご機嫌だと思ったら、いきなり声のトーンが変わってイライラと怒り出したり、人の悪口を言ったり……」

「自分のせい」だと思い込んでしまう


サユリさん:「私も元カレからずっと連絡がきて怖かったですね。あるときは、別れた元カレから深夜2時半ごろに『サユリの家のそばまでタクシーできたよ! 外出てきて!』とSMSが。LINEも電話もFaccebookもすべてブロックしていたのに、まさかSMSで連絡してくるなんて。でも、今反省しているのは、そういうことをされても『彼はまだ私とやり直したいんだ』とか『私がちゃんと別れられなかったから、こんな風に付きまとわれるんだ』と自分を責めてしまうところです」

アキコ:「分かります。私も自分が悪いからって思ってしまって、向こうからくる連絡に出てしまったり、着信拒否する勇気がなかったりしました。それに、こういう男性って、執着というか独占欲が強いので『他のオトコと会ってるだろ!』とキレたり、『お前はクソビッチだ!』みたいに罵倒してきたりするところも似ていた。そういう風に言われると怖くなって自分を責めちゃうんですよ」

ストーカーされないように気をつけていること


マリナ:「ストーカーされないために気をつけているのは、とにかく危なそうな人とはもう付き合わないこと。彼氏を選ぶのも、『いかに普通でまっとうで危険じゃなさそうか』というのを基準に選んでる。あと、アキコさんがいうように、執着心とか独占欲とか、あとはプライドが高いとか、そういう人じゃないかをチェックしてます。そしてコンプレックスが強い男性は、女子が振ったりするとストーカーっぽくなりやすいと思う」

サユリ:「私は新しい彼ができても、絶対にリベンジポルノのようなものが起こらないように変な写真や動画は絶対に撮らせません。それから自宅の場所を教えないようにしています。これだけは絶対に守ったほうがよいし、あらかじめ親がしっかりと娘の彼を監視しているんだっていうことを意識させるのが大事」

アキコ:「私はもう怖くて昔から付き合いの長い、信頼できる男の人以外と関われなくなりました。それから、『恋愛』とか『異性との関係』、『セックス』みたいなものに異様な執着がある人は避けています。またちょっと日頃から性格の浮き沈みが激しい、安定していないひとは彼氏にしません」

こんな風にストーカーされた経験がある女性たちは色々と気を使っているようです。怖い思いをしたり辛い思いをしないように、女性の側から注意するべき点は心得ておいたほうが心身ともに健全な恋愛を楽しめますよね。もしこういった状況にある女性がいたら、絶対に一人で処理しようとせず、家族や女友達、その男性の知人に相談したり、エスカレートしそうな場合は警察に早期相談することが必要です。
(ヤマグチユキコ)

この記事を書いたライター

ヤマグチユキコ
WEBライター。ビジュアル系バンド、ジャニーズなどの音楽情報や、漫才、恋愛ネタ、コスメ、ファッションなどを幅広いジャンルを執筆。「野中すふれ」名義での執筆も多数。キャンドルをつけてリラックスするバスタイムが好き♡

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