イマイチ何を考えているのかつかめない彼との付き合い方

5000件を超える恋愛相談にのっていると
「付き合っている彼(好きな人)は、気持ちを表すのが苦手なタイプで……」
という課題を持ってらっしゃる方からの相談も多くあります。
最近、気持ちを素直に表現できない男性は、かなり増えてきていると感じます。

今回は「気持ちを表すのが苦手な方と、どのようにお付き合いをするのか」について考えていきます。

目次

彼は、本当に奥手なタイプ?


まず、お相手は「本当に気持ちを表すのが苦手なのかどうか」ですね。
男性が35歳以上で結婚歴がない場合、恋愛に対してあまり器用でない場合が多いです。
そのため「気持ちを表すのが苦手」と見えてしまうことはあります。

もしくは、単にあなたに興味がないだけということもあります。
そのあたりは、周りの人の態度と、あなたへの態度と、よく観察するといいでしょう。

周りの人より、あなたにほんの少し親切であれば「気持ちを表すのが苦手」なだけかもしれません。
しかし、周りの人に対しての方が、どう考えても親切な場合は、あなたに興味がないということもあります。

さて、彼が本当に奥手なタイプだったとしたら、心の扉を開けるのはあなた次第となります。

コツとしては
・相手に興味を持つこと
・相手の気持ちを読めなくても、落ち込まないこと です。

相手に興味を持つ


「相手に興味を持つ」というのは、どういうことかというと、簡単にまとめれば「相手の話をよく聞く」ということですね。
会話をする機会がありましたら、一語半句もらさずに聞く……くらい、徹底するといいでしょう。

そうすると、相手が一体何をして欲しいのかが見えてくるんですね。

話を聞くという行動は、好きな彼だけでなく、何でもない人にも行うといいですよ。
そうすると、本命に対しても必ずうまくできるようになってきます。

相手の気持ちを読めなくても、落ち込まない


「相手の気持ちを読めなくても、落ち込まない」というのは、言葉の通りです。
真面目な女性の多くは、相手の気持ちをうまく読み取れなかった場合、落ち込んでしまうことがあります。
「私が鈍感だから、彼の気持ちを読めなかったんだ……」という感じ。

しかし、それでは余計彼も暗くなるだけです。

あなたは少しも悪くなくて、彼は、彼の都合で気持ちをうまく表現できないだけ。
ですから、気にしないのが一番です!

気持ちを表すのが苦手な彼は、その性格のせいで女運が悪かったり(正確に言うと、攻撃的な女性につかまりやすい)、友達がそれほど多くなかったりします。
そのため、あなたに対して「この人と話すのはラクだ」と思ってもらえれば、恋の勝率は、格段にアップするのです! 彼の気持ちを自然と読み解けるようになれば、うまく付き合っていくことができるはずですよ。
(橘つぐみ)

この記事を書いたライター

橘つぐみ
恋愛コンサルタント。1979年東京生まれ。大妻女子大学文学部卒業。既婚、2児の母。 2004年に「つぐみ恋愛相談所」を設立し、年間200件以上のカウンセリングを行う。恋愛テクニックだけでなく、「男選びは人生選び」をモットーとしたカウンセリング、勉強会が人気。著書に『野性の勘で恋せよ乙女!(講談社)』『最終彼氏の見つけ方(大和出版)』などがある。

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