真の「草食系(絶食系)男子」は意外と少ない? アプローチで気をつけたいこと

今回は「発言小町」から特に“いまどき”のお悩みを2つピックアップしました。
(A)「断食系男子」と、(B)「草食系男子との関係を進展させるには」という投稿です。

Aのトピ主さんは20歳の女子学生で、恋愛に興味がなさそうな「断食系男子」に片思い中。アピールしてもひかれてしまいそうで、どうしたらいいかと悩んでいます。一方、Bのトピ主さんは36歳の女性。会社の後輩に恋をしているものの、彼は「好きになっても、なかなか自分からいけない」「恋愛には消極的」といった「草食系」発言をしているので、自分からどうアプローチしたらいいか、アドバイスを求めています。

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「草食系」「断食系」と呼ばれる男性にも、いろいろなタイプがいる


男性が恋愛に消極的になったと言われるこの頃。「気になる男性がそんなタイプらしい」「どう関わったらいいか分からない」と頭を悩ませる女性も増えているようです。ただ、「草食系」「絶食(断食)系」といわれる(そのように見えたり、「自称」したりする)男性全員が、本当に「恋愛にあまり興味がない」というわけではなさそうです。いろいろと取材してみたところ、主に以下のようなタイプに分けられるように思います。

(1)恋愛に興味はあるものの、「肉食の人たちほど積極的ではない」という理由で、「自分は草食」だと言っている男性
(2)恋愛に興味はあるものの、女性の心をつかむ(満足させる)自信がないため、自分からは積極的にアプローチしたがらない男性
(3)恋愛に興味はあるものの、「結婚を迫られたくない」「責任を取りたくない」という理由で、真剣に交際することに消極的な男性
(4)恋愛に興味はあるものの、「仕事や収入面で一人前になるのが先。だから今は恋愛や真剣交際をする気がない」という男性
(5)恋愛に興味がないわけではないが、「傷つくこと」や「面倒なこと」を極端に嫌い、現実の女性との深い関わりを避けている男性
(6)恋愛への興味・関心が低めの男性。しかし結婚や、家庭を持つことに特に抵抗があるわけではない
(7)恋愛や女性への興味のなさが突出している男性。他分野への関心を持つ人が多い。極端に自分好きな人、女性嫌いの人も

このうちいくつかにあてはまる男性もいると思いますが、“本当”の「草食系」は(2)や(6)のタイプ、「絶食(断食)系」は(7)のタイプを指すのではないでしょうか。そのほかの男性たちは、それぞれの理由から一見「草食系」「絶食系」に見えることもあるものの、実際は違うということです。

恋愛に興味があっても、「真剣交際できない」「したくない」という人も


詳細に見ていきましょう。まずは(1)。最近は自分のことを「草食」と称する男性もいますが、その定義は人によってかなり曖昧です。好きになれば自分から女性に告白するようなこともあるけれど、「必要以上に“ガツガツ”していない」という意味で使っている男性もいるようです。

(2)は自分の恋愛力やスキルにあまり自信がないタイプです。「絶対にうまくいく」という確信がないと自分からは動かない傾向があり、必然的に、アプローチしてくる女性と交際するパターンが多くなります。それで順調に円満なカップルになれることもありますが、受け身でスタートした恋愛のため、早々に別れてしまう……というケースも見受けられます。

(3)は、いわゆる「結婚恐怖症」とも言える男性たち。「さまざまな理由から「結婚」がネックになっており、真剣交際に二の足を踏んでいるタイプです。本当は女性が好きだし一人は寂しい、でも「交際したら結婚を迫られる」という恐怖から、ライトな関係やグレーな関係を繰り返す人も、中にはいるようです。

(4)は仕事や収入、人生の夢や目標が未達成であることなどを理由に、恋愛や交際に消極的になっているタイプです。それらがある程度クリアになれば真剣交際を始めたり、自分のタイミングで結婚したりしていく男性も多いようです。

(5)は女性や恋愛には興味があるものの、過去に嫌な思いをした経験などから極端に「傷つくこと」や「面倒なこと」を嫌い、現実の女性と深く関わらないようにしているタイプ。中には、二次元アニメやアイドルなど“代替対象”に自分の理想を投影し、満足させている人もいます。

(6)は恋愛への関心が薄い男性。ちょっと恋愛感情に疎い傾向はあるものの、結婚などに抵抗感はなく、初めて付き合った人と結婚するような人もいます。似たタイプの女性と、落ち着いた穏やかな交際・結婚をする例が多いかもしれません。

最後の(7)は、恋愛や女性に心の底から興味がないタイプ。特定の趣味に夢中になっている人、極端に自分にしか興味がない人、モテすぎて女性に興味がなくなってしまった人などもいます。最近はこのタイプの場合、独身を貫く人が増えているようです。

「草食」とひとくくりにせず、「その人の現状や考え」を知ろう


さて、(A)のトピ主さんが片思い中の彼は、「女子の前ではシャイ」「自分から絡むことはないが、話しかけられれば普通に反応する」とのことで、「恋愛に興味がまったくない」タイプではないように見受けられます。現在は大学生で、彼女がほしいという願望もあるようですので、「結婚したくない」や「仕事や収入が理由」という可能性も低そうです。

となると、「ガツガツしていないだけ」という気もしますが、「交際経験がない」「かわいい女子に好意を持たれても動かない」という一面があるそうなので、「恋愛感情に疎い」タイプか、「自信がない」、「傷つくことや面倒なことが嫌」という可能性も考えられるでしょう。

まずは本人か友達を通じて、彼の恋愛観をもう少し詳しく尋ねてみては。「女性を避けているわけではない」とわかったら、トピ主さんのほうから積極的に働きかけてみてもいいと思います。大学生ならグループでの遊びに誘うのもいいかもしれませんね。いずれにしろ慎重なタイプではあるでしょうから、強引になりすぎないよう、彼の反応を見つつアプローチを進めていきましょう。

(B)のトピ主さんの好きな彼(28歳)は、「爽やかで顔立ちが整っており、愛想がいい」「重い荷物を持ってくれたり、目が会うとニコっと笑ってくれたりする」「恋愛に消極的などと言っていた」とか。自分の恋愛話もしているので、極端に「恋愛に関心がない」タイプではなさそう。容姿がよく、レディファーストの行動もでき、女性が苦手という様子もないので「現実の女性を避けている」可能性も低そうです。

となると、「ガツガツしていないだけ」か「恋愛に自信がない」、「結婚したくない」、「仕事や収入が理由」――このいずれかが濃厚かと思います。

まずは、やんわりと彼の将来設計を聞いてみましょう。「仕事の目標があり、結婚はその後でいい」などと言っている場合、すぐには真剣交際を望めないかもしれません。さらに、過去の恋愛話や別れた理由を聞いてみると、結婚を避けているかタイプどうか分かることもあるでしょう。将来設計や結婚願望について特に引っかかる点がなさそうなら、「ガツガツしていないだけ」か「恋愛に自信がない」という可能性が高そうです。どちらも“恋愛テンション”が高すぎる女性はあまり好まないでしょうから、「友達の延長」くらいのムードで、節度を守りながら距離を縮めていくとよさそうです。

好きな男性が「草食系」「断食系」と思わしき発言をしていた、アプローチしても反応が悪い、そういったときに一概に「草食系(断食系)なのかも」と判断してしまうと、出方や相手の気持ちを見誤ることもあります。
その男性がどんなことを考え、今どんな理由で真剣交際をしていないのか、まずは落ち着いてよく知ってみましょう。皆さんの恋が叶うよう、応援しています。
(外山ゆひら)

この記事を書いたライター

外山ゆひら
対人関係、心や生き方に関する記事多め。発言小町の相談コラム『恋活小町』担当。文芸・カルチャー・エンタメ方面を日々遊歩しております

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