恋愛に「疲れやすい」人にはこんな傾向が!? 恋に疲れないための方法

恋愛や交際は「疲れる」からしない(したくない)、という人が増えている時代。世相や通信手段の影響もあると思いますが、その一方で、孤独感に悩む人も多く見られます。内心では「疲れないで済む、幸せな恋愛ならしたいけれど……」と思っている人も少なからずいるのではないでしょうか。「どんな人と付き合うか」は当然のことながら重要なポイントですが、恋愛で疲れを感じやすい人は、本人のもともとの性格が関係している部分も多くあると考えられます。恋愛に疲れにくくなるためのポイントを考えていきましょう。

目次

恋愛に疲れやすい人の性格傾向は?


まず、「恋愛に疲れやすい人」はどんな人が多いのか。以下のような性格傾向がある人が多いようです。

(1)他人の気持ちの察しがいい人・空気を読むのが得意な人
(2)完璧主義の人
(3)考えすぎる人、ネガティブ思考の人
(4)自意識過剰になりやすい人

1の人は、相手の気持ちを察しすぎるゆえに、一緒にいることに疲れてしまうタイプです。冷静に受け止め、適度に放っておければそう問題にならないのですが、好きな相手の場合やはり細々と気になってしまうので、ストレスになりやすい。また、察しがいいと「異性がこちらに期待すること」にも気づきやすいため、「応えなくては」と頑張りすぎてしまう人もいます。それがエスカレートすると相手がワガママになってしまう場合もあり、いっそう恋愛や交際に疲れを感じてしまうこともあるようです。

2、完璧主義な性格の人も、恋愛で疲れやすいのは想像に難くないですよね。相手の理想どおりの“完璧な恋人”でいようとしたり、何もかも「きちんとしなきゃ」と頑張りすぎてしまったり。加えて、相手の曖昧さや不努力を許せないことも、恋愛が疲れる(壊れる)原因になりやすいようです。

続いて3。恋愛をうまくいかせるには、「ひとりの時間」の過ごし方がキーになりますが、会わない時間に考え込みすぎてしまうと、小さな問題が肥大化しやすく、ストレスや疲れも多くなります。何か問題があっても、「今度会った時にちゃんと話せばいいや」「相手もそう深く考えてはいないだろう」などと楽観視できる人のほうが、やはり疲れにくいと言えるでしょう。

最後に4。自意識過剰な人は、「自分がどう見られたか、どう思われたか」ということに注意が向きすぎる特徴がありますが、好きな相手だと尚更、この傾向が強くなりがち。それゆえに、ちょっと“被害妄想”に近い考えにも陥りやすく、思い込みで絶望したり自暴自棄になったりして「自分の心」を持て余してしまう。その結果、恋愛や交際に疲れてしまうようです。

いつもの思考癖を、適度なところで「ストップ」させよう!


どのタイプの人も、「適度なところでストップさせる癖」をつけることが重要だと思います。例えば、1の傾向がある人は、相手の気持ちを察しても、「こうして欲しそうだけれど、これ以上は応えない、無理しない!」というラインを決める。2の人は、「理想はあくまで理想。程々のところで納得しよう」と肩の力を抜き、頑張りすぎないようにする。

3の人は、恋愛のあれこれを考え込んでいる自分に気付いたら、「今日はここまで。これ以上は考えない、反省もしない!」と思考をストップさせる。4の人は「相手が本当にどう思っているかなんて、永久にわかりえないことだ」などと考え、自意識や不安をストップさせる訓練をしていくといいと思います。

もともとの性格を180度変えるのは難しいですが、いつもの思考癖を直していくことで、恋愛に“疲れきってしまう”のは避けられるはず。「恋愛は本来、楽しくて幸せで心強いもの。楽しまなくちゃ!」「異性だし、わからない部分もあって当然!」などと心得つつ、友人関係と同じくらい肩の力を抜いて臨めるといいかもしれません。疲れやすい方は、ぜひひとつのヒントとしてご参考くださいね。
(外山ゆひら)

この記事を書いたライター

外山ゆひら
対人関係、心や生き方に関する記事執筆が中心のフリーランスライター。読売新聞が運営する「発言小町」の相談コラムや、「恋活小町」を担当する。文芸、カルチャー、エンターテイメント方面を日々ウォッチしている。

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