PMSに効果的!? 欧米で使われている月経カップって?
毎月のこととはいえ、生理期間を少しでも快適に過ごしたい! というのは全ての女性の望みではないでしょうか。整理中はムレてかぶれるし、匂いも気になるし、生理痛もきつい……。PMSに悩まされている女性も多いですよね。
そんな時に試してみたいアイテムがあります。日本ではまだあまりメジャーではありませんが、欧米ではよく使われている生理用品「月経カップ」。あなたの悩みを解消する便利アイテムになるかも?
鈴の様な形をしたシリコン性のカップで、生理中、膣内に挿入して経血を受け止めます。1930年代からアメリカで使用され、柔らかい素材で作られる様になった1950年代から広く普及しました。
月経時、石鹸とぬるま湯で手をきれいに洗ってから、カップを折り畳む様にして膣内に装着します。タンポン程深い位置ではなく取り出しようのつまみが隠れる程度。生理中は毎日ぬるま湯と低刺激の石鹸で洗い、生理が終わったら煮沸消毒。次の生理まで布袋に入れて保管します。
・ムレない。かぶれない。
・経血が空気に触れる前にカップに溜まるので匂いがない。
・長時間(12時間程)の使用が可能。
・くり返し使えて経済的。(粗悪品でなければ10年程は使えます)
・安全性が高くタンポンのように毒性ショック症候群を引き起すという報告はない
・タンポンや生理用紙ナプキンに比べ有毒物質を胎内に取り込む危険が低い
・布ナプキンに比べ洗浄が楽
・日本では入手が難しい(日本語の詳しい説明書がない)
・使用に抵抗感がある(恐い)
・慣れるまでは装着にコツがいる
ただでさえ生理痛で体調がすぐれないのに、膣内に異物を挿入するというのに抵抗があるという女性も多いと思います。しかし使用者からは「生理痛が軽くなった」という驚きの報告もあります。
まずは生理が最も重い日や仕事が忙しい日などは避け、軽めで余裕のある日に練習しましょう。一度慣れたら多い日にこそ重宝します。万が一カップが奥に入ってしまったら膣に力を入れると自然と下がってきますので焦らずに。どうしても取れない場合は無理をして膣を傷つけてしまわないよう、婦人科に相談しましょう。
もちろん、不潔な手で挿入したり、間違った位置に無理矢理装着してしまうとトラブルのもと。まずは清潔に使用することを心がけ、最初はしっかり練習しましょう。
向き不向きもありますし、やはり装着には慣れとコツが必要になりますが、一度フィットすればあなたの生理が劇的に変わるかも!?
(文・本木たま イラスト・mico)
そんな時に試してみたいアイテムがあります。日本ではまだあまりメジャーではありませんが、欧米ではよく使われている生理用品「月経カップ」。あなたの悩みを解消する便利アイテムになるかも?
1.月経カップってどんなもの?
鈴の様な形をしたシリコン性のカップで、生理中、膣内に挿入して経血を受け止めます。1930年代からアメリカで使用され、柔らかい素材で作られる様になった1950年代から広く普及しました。
2.使用とお手入れ方法
月経時、石鹸とぬるま湯で手をきれいに洗ってから、カップを折り畳む様にして膣内に装着します。タンポン程深い位置ではなく取り出しようのつまみが隠れる程度。生理中は毎日ぬるま湯と低刺激の石鹸で洗い、生理が終わったら煮沸消毒。次の生理まで布袋に入れて保管します。
3.月経カップの良い所
・ムレない。かぶれない。
・経血が空気に触れる前にカップに溜まるので匂いがない。
・長時間(12時間程)の使用が可能。
・くり返し使えて経済的。(粗悪品でなければ10年程は使えます)
・安全性が高くタンポンのように毒性ショック症候群を引き起すという報告はない
・タンポンや生理用紙ナプキンに比べ有毒物質を胎内に取り込む危険が低い
・布ナプキンに比べ洗浄が楽
4.月経カップの悪い所
・日本では入手が難しい(日本語の詳しい説明書がない)
・使用に抵抗感がある(恐い)
・慣れるまでは装着にコツがいる
ただでさえ生理痛で体調がすぐれないのに、膣内に異物を挿入するというのに抵抗があるという女性も多いと思います。しかし使用者からは「生理痛が軽くなった」という驚きの報告もあります。
まずは生理が最も重い日や仕事が忙しい日などは避け、軽めで余裕のある日に練習しましょう。一度慣れたら多い日にこそ重宝します。万が一カップが奥に入ってしまったら膣に力を入れると自然と下がってきますので焦らずに。どうしても取れない場合は無理をして膣を傷つけてしまわないよう、婦人科に相談しましょう。
もちろん、不潔な手で挿入したり、間違った位置に無理矢理装着してしまうとトラブルのもと。まずは清潔に使用することを心がけ、最初はしっかり練習しましょう。
向き不向きもありますし、やはり装着には慣れとコツが必要になりますが、一度フィットすればあなたの生理が劇的に変わるかも!?
(文・本木たま イラスト・mico)
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この記事を書いたライター
本木たま
放浪癖のあるフリーライター、コラムニスト。恋愛に関する記事を執筆中。最近ハマっているのは神楽坂の小路散策。