甘え下手を克服するために「お家デート」ですべきこと

あなたは、「甘え上手」ですか? 筆者の場合、恋愛感情を持っていない相手に甘えるのは朝メシ前なのですが、これが惚れたオトコとなると話は別なんですよね。とたんに、「甘え下手」になってしまいます。おそらく、大半の女性が、筆者と同じで、好きな人には甘えられないかと存じます。好きな人に対しても、「甘え上手」になれたら良いですよね。

目次

男性は、甘えられるのが大好き!?


甘え下手な女性の特徴として挙げられるのは、「男性側は、甘えられることを望んでいないのでは?」と、相手にかかる迷惑を考えてしまう思考です。その気遣いは実に尊いですが、残念ながら間違っています。男性は、甘えられるのが大好きです。

付き合っている彼氏を頼れない自己解決女性の悲哀


これは筆者の実体験なのですが、数年前に部屋の鍵を紛失しまして。紛失した時間帯は、真夜中……終電で帰宅したところ、鍵がないことに気付いたんです。当時付き合っていた彼氏宅に泊めてもらおうかなとも考えたのですが、こんな真夜中に押しかけても迷惑だろうと判断し、ビジネスホテルを利用したんですよね。

それを後日談として、彼氏に伝えたところ、「連絡くれたらタクシーで迎えに行ったのに……」とのこと。ビジネスホテルに泊まるような女性よりも、「真夜中にほんっとにごめん」と連絡してくる女性のほうが、男性目線には可愛いのです。自分で解決する女よりも頼ってくる女性のほうが男性にとっては重宝されるということのようです。

あえて「貸し」を作らせる


それにホラ、男性側には「『貸し』を作った」という思考も生まれます。言葉は悪いかもしれませんが、人間は「借り」がある状態よりも、「貸し」を作った状態のほうが、余裕が生まれるので、気分が良いものです。ね、そう考えると、男性にはどんどん甘えて「貸し」を作った気分にさせ、ごきげんになってもらうべきなのです。

家飲みでシャンパンを


考え方が定まったら、次は実践編の甘え方です。筆者が思うに、アルコールの力を借りるのが一番手っ取り早いです。外飲みよりも、家飲みがベター。なおかつアルコールは、ワインやシャンパンなど、コルクを抜く必要があるものをセレクトしてくださいね。「開けて」のひと言だったら、甘え下手な女性も言えるはず。

コルクが抜かれたあとは、「すごい」「ありがとう」もお忘れなく。コルクを抜くくらい、ぶっちゃけすごくないのですが、そうやって雰囲気を盛り上げていく姿勢が大事です。当然、彼は「すごくないよ」と笑うでしょう。それに対しては、「ううん、すごいよ!」「私、自分で開けるのって怖いもん」「これから、シャンパン飲むときは○○君を頼っちゃおう!」がベストアンサーです。「すごい」「ありがとう」に言い慣れることが大事です。

甘え下手をカミングアウト


「甘え下手宣言」も有効です。これは筆者がよく使う手法なのですが、「私ね、本当はものすごく甘えたい性格なんだけど、4人きょうだいの長女に生まれたからなのか、上手に甘えられないんだよね」と、甘え下手をカミングアウトします。そうすることで、男性側が甘えやすい雰囲気を作ってくれるので、その雰囲気に身を任せましょう。

甘え上手な女性は、同性目線から見てもとってもチャーミングです。甘え下手を克服し、チャーミングな女性を目指しましょう。
(菊池美佳子)

この記事を書いたライター

菊池美佳子
コラムニスト。1977年3月17日生まれ。岩手県盛岡市出身。21歳~29歳まで、舞台女優のかたわら、様々なナイトワークを体験。29歳で引退後、コラムニストとして活躍中。

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