彼女に嫌われないように、エッチ中彼が全力で考えていること4選

改めてここに書くまでもないことかもしれませんが、エッチって、ふだん仕事をしているときより頭を使う行為です。
男子は、彼女をエッチに誘う口実を作るところから始まり、前戯を開始するタイミングを読み、万が一彼女が途中で泣きだしたときのための口実もいっぱい用意し……もう、ボケ防止にはエッチしかないのではないかと思えるほど頭を使います。
頭を使う基準のひとつは「とにかく彼女に嫌われないためにはどうすべきか」だったりします。
今回は「エッチのとき彼が全力で考えていること」に迫ります。
さっそくご紹介しましょう!

目次

1:もう舐めても怒られないかなあ


「いつも、彼女の胸を揉むところから始めますが、揉みから舐めに移り、やがて下半身のほうにいき、アソコを舐めるタイミングを全力で考えています。急にアソコを舐めると、彼女、怒るんです」(28歳・IT)
この証言には、疑問が2つ残ります。1つ目。胸を揉むところから始めるとありますが、キスはどこにいったのか? という疑問。2つ目、急に舐めないで、まずはアソコを触れば怒らないのではないのか? という疑問。疑問というより愚問かもしれませんが。

2:ヘタレって言われないかなあ


「そもそも彼女のカラダを触るタイミングがまったくわからないです。だから、たいていの場合、ぼくか彼女のどちらかが酔っぱらうまでお酒を飲んでからエッチなことを始めます。そのうち彼女に『ヘタレ』って言われないか、そればかり全力で考えてしまいます」(26歳・公務員)
エッチな方面にマジメな男子って、こういうことになったりすると思います。エッチって、楽しむまでには時間がかかるのか、あるいは持って生まれたものが左右するのか、ヘタレと言われないようにしたいという、ネガティブなことを目標にしている男子も多いのでしょう。

3:次の一手はどうしようかな


「正常位をしていたら、彼女が飽きてきているのがわかるときがあります。次の一手はどうしよう……全力で考える瞬間です」(25歳・飲食)
こちらも、エッチに慣れるまでは、男子が全力で考え抜くことかもしれません。次の一手をどうするのか、スマホのアプリが教えてくれたら便利なのかもしれませんが。

4:いつイケばいいのかな


「イクタイミングって、わりと全力で考えます。男って1回出したら、すぐに2回3回って立て続けにイケないじゃないですか? だから『ここぞ』というときにイキたいんです」(29歳・イベント制作)
とくに30歳を超えたら、こういうことを考える男子も増えるのかもしれません。予期せぬときにイってしまえば、復活を切に願う男と、不機嫌そうな女がおなじ空間にいることになり、それはできれば避けたいなと。

いかがでしたか?
男子はアダルトビデオ(AV)みたいなエッチが好きとかなんとか言われている世の中ですが、男子は繊細なことを精一杯考えているようです。
もっともAVだって、編集してあるからああなわけで、撮影現場では、男子は女子のことを繊細に、必死になって考えているものです。
今回の結論は「男子、お疲れ!」これに尽きます。
(ひとみしょう)

この記事を書いたライター

ひとみしょう
作家/コラムニスト/作詞家。キルケゴール哲学をベースに、なんとなく淋しい人に向けた希望論&恋愛論『自分を愛する方法』を上梓。全国の書店等で発売中。『ひとみしょうのお悩み解決』『ひとみしょうの男って実は』(Grapps)など連載多数。日本自殺予防学会会員。キルケゴール協会会員。

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