「女子はこれで喜ぶ」と思いこみすぎ!? 過剰すぎて困った男子からの気遣い

泣いている女の子に対し、隣にいた男性が頭ポンポンをしたところ、「本当にやめてよ!」と全力で拒否っている光景を見かけました。「女子はこうすると喜ぶ」的なマニュアルはたくさんありますが、そういう好みは色々だし、タイミングにもよるし……正解がないのが難しいところですよね(笑)。ツボにハマる異性の胸キュンな気遣いと、そうでない気遣い。その違いはどこにあるのでしょうか?

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「異性にされて困った気遣い」、4つの傾向


今年行われたある調査によれば、「男性の気遣いで困った経験がある」と回答した女性は59.7%(恋愛・婚活マッチングサービス「pairs」調べ、会員女性1523名対象、2015年5月実施)。6割近い女性が、男性が「よかれ」と思ってした行動に困った経験があるという数字が出ています。その内容は? 大きく4つの項目で紹介されています。

(1)過剰なレディファースト……「映画館でブランケットを持参していて渡される。館内で借りられるし、そこまで寒くない」「階段を降りる時、『足元、気をつけてね』といちいち言われる」「座る時にイスを引かれたり、マフラーをかけられたり。いかにも、な行動をされると恥ずかしくて戸惑う」など。

(2)度を超えた気遣い……「頼んでもないのにバッグや荷物を持ってくれる」「デート代だけでなく、電車代まで出すと言われる」「お土産。お返しで気を遣う。ありがた迷惑なのが本音」「料理の取り分け。大量で困ったし、自分以上に女子力が高いと気を遣う」など。

(3) 恋人のような振る舞い……「知り合って間もないのに、車で送迎したいと言われ、家の場所を知られたくなくて困った」「交際前なのに、高価なプレゼントやチケットを贈られた」「帰りのバスが発車するまで外で待たれて見送られた」など。

(4) 女性に任せっきりな姿勢……「何でも合わせるよ、と言う男性。都合を考えてくれてだろうけど、丸投げされるとストレス」「デート日時や場所など、常に『これで大丈夫?』と聞いてくる。頼りなく思ってしまう」「デートの最終的な選択は男性にしてほしい。決断力がある人なのかどうかもわかるので」など。

「現状の距離感」と「相手のツボ」を探るべし! 


女子のバッグを持とうとしたり、過剰にもてなしてきたり、マニュアル的だったり……。もちろん、そういう行動をされて心から喜ぶ女性もいるでしょうし、「喜んでほしいという気持ちからなのだろう」なんて微笑ましく受け取られる場合もあると思います。

ただ察するに、同じ行動でも、「こうすれば喜ぶんでしょ?」という安易な思い込みや、「好意を押し付ける感じ」が透けて見えてしまうと、女性はちょっと引いてしまうのかも。「交際後なら嬉しくても、今の段階では迷惑」といった内容も多く、いまいち「距離感」がつかめていない様子もうかがい知れました。調査結果を読むうちに、以前、成績優秀な営業の方が教えてくれた“心をつかむコツ”を思い出しましたが、異性への気遣いが喜ばれないことが多い方は、下記2つの視点を取り入れてみるといいかもしれません。

・「人はそれぞれツボが違う。その相手をよく見て行動を決めること」
・「相手のガードを無理に破ろうとしない。心が開けてもらうまでは、適度な距離でアプローチすること」

女性も、時にはハッキリ主張してみるべし!


また、女性は男性に心を開くまでの「警戒心」がかなり強い人もいるので、「怖がらせない」というのも重要なポイントと言えそう。まだ相手の性格や好みがわからないうちは、軽めの気遣いにとどめるのがベター。また、女性は男性に比べると「はっきりした主張」を非とする風潮のなかで育つこともあって、「遠回しで曖昧な主張」をしがちです。わずかでも女性に拒否反応や距離を保つ行動が見られたら、それ以上、詰め寄らないこと。「女子はこうしたら喜ぶはず」という思い込みは捨て、相手をよく見て臨機応変に対応するとよさそうです。

女性側も、男性に「こちらの思いが伝わってない」「過剰な気遣いだな」と思ったら、きちんと伝えてみるのもおすすめ。「日本女性は笑顔で拒むので、真意がわからない」なんて外国の方にもよく指摘されますよね。こちらが主張不足なために、男性側も「嫌がられている、引かれている」とは気づかずに、行動をエスカレートさせてしまう場合もあるかと思います。

男性の気遣い行動が気に触ったときは、「付き合っているわけじゃないし、それは遠慮させてね」「これ以上は大丈夫だから」「私はそういう気遣いは苦手だから、しなくていいよ!」なんて優しく伝えてみてはいかがでしょうか。

せっかくの異性間の気遣いや好意表現。上手に渡しあい、受け取りあって、ぜひ“胸キュン”がたくさん生まれてほしいなと思います(笑)。思い当たる部分のある方は、ぜひご参考くださいね。
(外山ゆひら)
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この記事を書いたライター

外山ゆひら
対人関係、心や生き方に関する記事の執筆が中心のフリーランスライター。読売新聞が運営する「発言小町」の相談コラム「恋活小町」を担当する。文芸、カルチャー、エンターテイメント方面を日々ウォッチしている。

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