女性ホルモンがアップするエクササイズ「ジョホレッチ」って!?

彼氏のいる女の子と、そうでない筆者との間では、女性ホルモンの分泌量の違いをひしひしと感じます。
女性らしい曲線や、キラキラ輝く美しいカラダをつくるのに必要な女性ホルモン。成人女性の場合、女性ホルモンのピークは20代後半と言われ、30歳半ばを過ぎた頃からその分泌量は著しく低下していくのだとか。女性ホルモンの分泌を促すには、“ときめく”ことも大切だそうですが、どこかで買えるはずもなく……(涙)。しかし、たとえ彼氏がいなくても、ときめきがなくっても、女性ホルモンがあふれだすエクササイズがあるのです。

目次

ジョホレッチ(JOHORETCH)って?


その名もジョホレッチ(JOHORETCH)。耳慣れない言葉ですが、このエクササイズは、ゆっくりな8拍子に合わせながら、ストレッチ、ダンス、ヨガの要素を取り入れ、血流・リンパの流れ、女性ホルモンの分泌を促すのだそう。開発したのは、これまでに3500人以上のクライアントの悩みに応えて続けている美容家・セラピストの鈴木まりさん。
数々の症状と向き合い、改善の為に見出したのが、「ジョホレッチ」だったのだとか。

具体的にどんなエクササイズ?


気になるのは、やはり具体的にどんな動きをするのか、ですよね。

実際に体験させて頂きました!
まず初めに、床に座りながら、心地よく流れる音楽に合わせてカラダをストレッチしていきます。特に変わったことはないかな……と思っていたら、いよいよ本格的なエクササイズがスタート。スローなミュージックから、だんだんとリズミカルな音楽にかわり、上半身を左右にふったり、その時にぐっと片方の手を伸ばしたりして、体幹を鍛えながら、様々な部分をストレッチしていきます。アイタタタ、の寸前のところまで引っ張ってみると、今まで流れていなかった血液が流れていくような気持ちよさ。そんなに動いていないのに、じんわりと汗もかいてきました。

各国各機関で研究され、効果が明らかになっているデータを基にプログラム


このリラックスしたスローミュージックとリズミカルなナンバーの組み合わせというのは、インナーマッスルだけでなく、効率よく代謝を上げ筋力をつけるのに効果的なんだとか。また、交感神経(興奮神経)と副交感神経(リラックス神経)の切り返しの調整、自律神経のバランスを整え、ハッピーホルモンであるセロトニンの分泌を促すのだそう。

筆者が非常に新鮮に感じたのは、様々なカラダの場所をストレッチしたり、動かす時に、内ももの辺りや胸から胴体など、撫でるように触っていくところ。
そうすることで、今まで感じたことのなかったカラダのあちこちが目覚めていくような気分に。また、触ることで、よりその場所を意識するようになるので、カラダの引き締めアップに繋がるとのこと。嬉しい!

特別にエクササイズを伝授!


今回、開発者の鈴木まりさんが本記事の為に、代表的なエクササイズを伝授してくださいました! ぜひ順番通りにやってみてくださいね。

立ちながら深呼吸
立ちながら深呼吸

1.ホルモン分泌や、内臓を正しく働かせるためには必ずリラックスしてください。
リラックス神経を優勢にたたせないとカラダの機能は正しく働きません。
肩幅に足を開き、肩の力を抜いて、軽く目をつぶり、眉間を広くするイメージで、始めの4秒で鼻から息を吸い込み、その後4秒で口から強く息を吐き出します。腹式呼吸で徐々に呼吸を深く、カウントもゆっくりしていきます。1分以上は続けること。

膝を曲げて開脚
膝を曲げて開脚

2.大きく足を開き、始めの4カウントで重心をダウン。その時、手をしっかり密着させてそけい部から内腿、膝裏まで手でゆっくりさすります。その後4カウントで足の力で重心を元に戻し、手もそれに合わせてそけい部へ戻ります。5回以上続ける。

肩甲骨を寄せるように胸を開き、同時にお尻も突き出すように
肩甲骨を寄せるように胸を開き、同時にお尻も突き出すように

肩甲骨を寄せるように胸を開き、同時にお尻も突き出すように
肩甲骨を寄せるように胸を開き、同時にお尻も突き出すように

3.始めの4カウントで、肩甲骨を寄せるように胸を開き、同時にお尻も突き出すようにする。その後、4カウントで今度は逆に肩甲骨を広げる様に背中を丸め、お尻も中に入れる。この時腹筋はシッカリ力を入れる。肩凝りや背中のムクミが気になる方は10回〜15回がオススメ。肩が痛い方は無理をしないこと。

前にバーがあるイメージで
前にバーがあるイメージで

4.所作を美しくするのもジョホレッチの目的。前にバーがあるイメージでそのバーを優しく指先を美しく見せる様に親指と中指でつかむ。床にお尻で大きな丸をなぞるようにゆっくり8カウントで一周。腹筋はしっかり力を入れ、そけい部や太ももの裏に負荷がかかっていることを意識しながらゆっくり回す。ゆっくり腹筋に力を入れて回すことにより、よりインナーマッスルも刺激され、腰の可動域、股関節の循環がよくなり子宮力アップをはかる。

8カウントが基本のジョホレッチ。なるべく深い呼吸で、ゆっくりカウントするのが好ましい。始めの4カウントでお腹に息を吸い込み、後の4カウントでしっかり息を吐き切りましょう!

さいごに


女性ホルモンを増やすためには、骨盤まわりの筋肉が大切とよく聞きますが、これは、骨盤まわりには卵巣があるので、卵巣付近の筋肉がこわばって血流が滞ると、ホルモンも出にくくなってしまうからなのだそう。ジョホレッチの場合は、余分な脂肪を落としてコア筋肉をつけつつ、女性らしいカラダを保つことが目標なので、ムキムキになることはありません(笑)。

実際体験してみると、様々な音楽に合わせて色々な箇所を動かすので、楽しくて退屈することがありませんでした。腰を回したりするエクササイズも多く、その時の鈴木先生の動きが何ともセクシー。見ているだけで、脳が活性化しました。自分が動かすのを忘れて見とれていましたが、そんな風にセクシーに動かせたら、私の女性ホルモンもあふれそうな気がします。“ときめき”枯渇状態の方以外にも生理痛や冷え性でお悩みの方は、一度、試されるといいかも。無理をせず、まずは本記事の写真を見ながらトライしてみてくださいね。
(ミカマイコ)

この記事を書いたライター

ミカマイコ
ライター。主に女性誌で、美容・グルメ・旅行・ファッション・ブライダル等、幅広く担当。趣味はスパ巡り。バリ島やタイ、フランスやLAのスパもお気に入り。

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