「来年からがんばろう」未来の自分へ贈りがち。女子が使う魔の言い訳【イラスト】

忙しさと楽しさで心も体もバタつくこの時期。「来年からはがんばろう」と未来の自分に丸投げする癖、いくつになったらやめられるんだろう。まだ見ぬ自分へ期待をよせるとかめっちゃ前向きでほんとすごい。(白目)
残念なことに後々気づく「ひとは急には変われない」。あぁ時すでに遅し……。怠けた分が返ってくるー! 落ちるのは一瞬なのに取り戻すのはなんて大変なの。自業自得な新年が待っている12月の過ごし方、おさらいしとこそうしとこ。

目次

「来年こそはダイエット」


「来年からがんばろう」未来の自分へ贈りがち。女子が使う魔の言い訳【イラスト】の4枚目の画像

でました必殺冬太り! 忘年会にクリスマス、飲み&食べる機会が増えるのはしょうがなくない? と、なにかにつけて「しかたない」と自己判断。「食べてるキミはかわいいけれど、太ったキミはかわいくない」――そうなの世の中はきびしいの。ケーキを食べたら翌朝はサラダ、遅くまで飲んだら歩いて帰る。溜め込まないって実は一番ラクだったりする。

「来年こそはオシャレしよ」


「来年からがんばろう」未来の自分へ贈りがち。女子が使う魔の言い訳【イラスト】の5枚目の画像

仕事のストレスも重なって、年末セールで衝動買い。時間をおいて見てみると「なにこれ全然使えないじゃん」……福袋ってのも要注意。「損して得とれ」めっさ大事。安いからってすぐ飛びついていちゃ、いつまでたってもセンスは磨かれないですよ。

「来年からは早寝早起き、読書に入浴…」


「来年からがんばろう」未来の自分へ贈りがち。女子が使う魔の言い訳【イラスト】の3枚目の画像

女子の憧れ、モデルさんのような生活習慣。これまで何度日々の目標を決めては破ってきたことか…。急に欲張って計画立てたって、今までできなかったことはきっとこれからもできません。少しずつ、着実に。明日からではなく今日からすぐ、来年からでなく今やれることをひとつでも。

「来年こそはいい恋愛を…!」


「来年からがんばろう」未来の自分へ贈りがち。女子が使う魔の言い訳【イラスト】の1枚目の画像

新しい出会いがあったとしても、人を見る目を養うのは大変。ついつい自分が傷つくような恋ばかりしてしまうひとは、何度周りにやめたほうがいいと言われても「わかってるよ」と返すものの、やめる気はない。というかやめ方がわからない人がほとんど。恋は盲目って言葉、いい意味だけじゃないと思うんだ。友達の意見は大切にね。

そもそもの「来年こそは」という発想


「来年からがんばろう」未来の自分へ贈りがち。女子が使う魔の言い訳【イラスト】の2枚目の画像

来年からは……! と気合いをいれるのはもちろん悪いことではないと思う。それで頑張れるのならそりゃすてき。だけど人って忘れっぽい生き物でさ。夜に意気込んだ熱い想いだって、朝の洗顔で眠気と一緒に流れちゃうんだから。
時間の区切りと気持ちの区切りは一致するとはかぎらない。
来年の自分を笑顔にするために、今やれることを少しでもやろう。あまり未来の自分をいじめないであげてね。
(小鳥遊しほ)

この記事を書いたライター

小鳥遊しほ
イラストレーター兼コラムニスト。豊富な肩書きを活かし、料理や恋愛などのイラストコラムを連載中。 KADOKAWAより書籍「くまっているのはボクなのに。一問一頭 」河出書房新社より書籍「こまりくまブック」出版している。

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