彼と意見が合わない時に、さりげなくデートを思い通りにする方法

「こんなデートがしたいな」と思っていても、彼がなかなか首を縦に振らなかったり、ふたりの意見がかみ合わなかったりすることってありますよね? そこで紹介したいのが、さりげなくあなたの望む方向に進められる「ダブルバインド」。この手法を使うと、思い通りのデートが実現するかもしれません。

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相手に選ばせつつ、こちらの希望を叶える!


アメリカの文化人類学研究者グレゴリー・ベイトソンが説いたコミュニケーション理論。ダブルバインドは二重拘束という意味で、相手に答えを選択させていながら、実はその選択肢自体に縛りがあるもの。

たとえばあなたが彼とデートに行きたいと思っています。「今度映画に行かない?」と尋ねると、相手は行くか、行かないか、という答えかたになりますよね? でも、「今度行くなら、映画と水族館どっちがいい?」と尋ねると、相手は映画か水族館か、この二択で考えやすいという心理。あなたにしてみれば、まずはデートを実現させたいと思っていたのですから、どっちの答えでも安泰。これがダブルバインドです。「いやいや、どっちにしても行かないし」と言われたらひとまず退散しましょう。彼は今のところ、デートにまったく乗り気ではないようです。

強引さを回避するための「もしも」


突然「映画と水族館どっちにする?」と言われても、相手は強引に感じてしまいます。ふたりの関係性にもよるのですが、強引さを感じさせないためにはまず仮定として話してみましょう。「もしも行くとしたら」、食事デートなら「もしも食べるとしたら」といった形で「○○と△△どっちがいい?」とふたつの選択肢を提示。「もしも」と仮定するだけで強引さは薄くなり、相手も答えやすくなります。そこで相手の答えによって、「だったら、今度の土曜か日曜に行かない?」とダブルバインドを重ねましょう。

「自分が選んだ」という意識が重要


複数の選択肢を出すと、人はその中から選びたくなるという心理が働きます。そして自分で選んだものは、肯定したくなるもの。これを「認知的不協和の解消」と言うのですが、たとえば彼が映画と水族館で映画を選択し、デートが実現したとしますよね? その映画がつまらなかった場合も、無意識に「いや、この映画は面白かった」「この時間は無駄ではなかった」と思いこみたい心理が働きます。

さらに彼は実際にこのデートを充実したものにしようとして、盛り上げようと努力してくれます。自分が選んだ映画が面白くなかったことへの、良心の呵責とも言えるでしょう。なんとなく応じたデートだった場合、ここから本腰を入れてくれそうです。あなたとしては、映画が面白ければ楽しいデートになりますし、映画がつまらなくても彼がデートに本腰を入れてくれるのでやっぱり楽しくなります。

いろいろ応用してみよう。ただし使い過ぎは禁物


あなたは買い物に行きたいけれど、今日のデートには組み込まれていません。そこで「今買い物をすると荷物になるから、後のほうがいいよね?」と投げかけます。これもダブルバインド。「どっちがいい?」という尋ねかたでも、こちらのほうが控えめでさらにすんなり答えてくれそうです。彼は買い物に行くつもりなどなかったのですが、すでに買い物へ行くかどうかという選択肢はありません。彼が答えるのは「今か、後か」なのです。これで、さりげなくデートに買い物を組み込むことができますね。

目的地まで歩きたくないとき、「電車とバスならどっちが早いかな」と投げかけるのもいいですし、食事のメニューや欲しいプレゼントまでダブルバインドを。ただあまり使い過ぎると「なんでも聞くな」などと怒られそうですので、彼の顔色を見ながら行ってください。

彼の主導権ばかりで、あなたにとってあまり満足できないデートが続くなら「ダブルバインド」を試してみるのもよさそうです。デート以外にも使えますので、仕事や対人関係などでも活用してみましょう。
(鈴木ナナ)

この記事を書いたライター

鈴木ナナ
お酒と食べ歩き、人間観察が趣味のフリーライター。心理カウンセラーの資格を有し、夜な夜な面白い人を探しに街へ繰り出すのが趣味

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