冬太りをリセット! 本気で痩せたい人が知るべきダイエットの真実

やせなくちゃ! と思っても、新年会でおいしいものを食べたりしてなかなかやせられず悩んでいませんか? 気合を入れて食事制限や激しい運動をすると、かえって逆効果になるかもしれません。本気でやせるために、ポイントをしぼった正しいダイエットの方法を解説します。

目次

有名モデルも炭水化物抜きで失敗 


「高校生の頃に当時流行していた低インシュリンダイエットの経験があるんです。毎日の食事制限、それに加え~中略~2時間弱の犬の散歩を続けているうちにみるみる体重は減少。だけど、なんだか元気も出ないし、お肌のハリもなくなったような気がして……。だから食べないダイエットはおススメしません」

ダイエットの失敗経験を語るのは、モデルの道端ジェシカさんです。低インシュリンダイエットとは、血糖値を急上昇させる白米やパンを控え、玄米や日本そばに切り替えるダイエット法です。ところが、極端に白米や炭水化物を減らしてしまっては体調を崩す人も少なくないんですね。

激しい運動は逆効果? 


ダイエットを成功させるには、たんぱく質と炭水化物を1日3食きちんと食べることと、適度な運動が必要です。では、適度で効果的な運動とはどういったものなのでしょうか。毎日続けられる運動ならやはり、ウォーキングやランニングです。実は、猛ダッシュするよりも少し息がはずむくらいのウォーキングのほうが脂肪燃焼の効率は高まります。しかも激しい運動をすると、疲れてすぐ休みたくなるので、脂肪燃焼効率が低くなってしまうのです。

太っている人とやせている人の違い 


やせている人は「何もしていない」とよく言います。やせている人と太っている人の決定的な違いは、日常生活で消費するカロリーの量です。やせている人は太っている人より消費するカロリーの量が多いのです。調査の結果、このカロリーの差は姿勢の違いから生まれることがわかりました。太っている人は座っている時間や横になっている時間が長く、立っている時間が少ないのです。

やせている人ほどよく動く


やせている人は、やせやすい生活スタイルを身につけています。座るよりは立つ、立つよりは歩くことが多ければ、当然カロリーの消費量は増えます。「動くことが楽しい」と思えば必ずやせられます。エスカレーターよりも階段を使う、こまめに家の掃除をする、そんなことを楽しめば、やせやすい生活が身につきます。さらに運動した後はすぐ休まず、整理体操をするか立っているほうがいいでしょう。脂肪燃焼量が高まってやせやすくなりますよ。

身近にできることからトライして、冬太りから脱出してみては?

参考文献:道端ジェシカ『ジェシカズ シークレット』講談社、
中野信子『成功する人の妄想の技術』KKベストセラーズ、

(村山悠)

この記事を書いたライター

村山 悠
ライター。精神科看護助手を経て、心理学、リフレクソロジーを学習。著書に『すべて愛するものたち』(新風舎)、『プロ言 七〇歳を超えても働く!』(雷鳥社)がある。 化粧品検定1級取得。

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