連絡が減ってしまった男性と再びデートする方法

発言小町に、「2回目のデート以降、連絡が減った男性の心理」という投稿が寄せられました。

トピ主さんは28歳の女性で、26歳男性との関係で悩んでいます。彼に惹かれており、また遊びたいと思っているものの、2回目のデート以降、明らかにLINEのやりとりが減っているのだとか。「彼から連絡や誘いがくるまでしばらく待つべきか、自分から連絡するべきか」と悩み、「もう10日もやりとりをしていないので“脈なし”でしょうか?」とアドバイスを求めています。

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「アクセル踏みっぱなし」ではなく、「だるまさんがころんだ」のイメージで


約1カ月間、LINEでやりとりをした後に初デート。さらに2日後には2回目のデートもして、その翌日には彼から「楽しかった、また遊ぼう」という連絡も来た――。客観的に見ると、二人の関係は順調に進んでいるという印象も受けます。しかし、トピ主さんはそうは考えられないようですね。もしかしたら、このままアクセルを踏み続け、一気に交際にまで漕ぎ着けたい思いがあったのかもしれません。

そのような勢いのある恋愛も、確かにあります。異性そのものや、恋愛自体への興味が優先しがちな10代の恋愛では、まだ相手をよく知らない初期段階でも「とりあえず付き合ってみよう!」という流れになりやすいでしょう。しかし、トピ主さんたちは結婚を考える年齢で、「婚活サイト」で知り合ったとのこと。彼が遊び目的ではなく、真面目に結婚相手を探しているという前提に立つならば、「結婚も考えられる相手かどうか判断するには、ある程度の時間が欲しい」と思うのが一般的ではないでしょうか。それはトピ主さんだって同じはずです。

通常の人間関係でも、知り合ってすぐはお互いを知ろうと歩み寄りますが、大体の相手像が分かったところで、一旦、距離が空くこともあるものです。トピ主さんたちも、「ひと休憩」というところなのかもしれませんね。さらに距離が縮まるかどうかは、今後のお互いの態度やタイミング次第。相性のよさ、相手への興味が続くかどうか、そもそもの好意の量などにも関係してくるでしょう。

片方または両方の興味や好意が薄れていけば、縁が切れる可能性も当然あります。ですが、近づいては休み、近づいては休み……と『だるまさんがころんだ』のように少しずつ距離が縮まっていく人間関係もあるものです。不安になってばかりいると、この過程をきちんと歩めません。「お互いに好意や興味があれば、また仲を深められるタイミングが来るはずだ」と大らかに考えてみてはいかがでしょうか。

「既読スルー」にこだわって、窮屈な恋愛にならないように


連絡が減ったとはいえ、2回目のデート翌日には彼のほうから連絡が来たとのこと。その会話の途中に「既読スルーされた」とのことで、それが気になったトピ主さんは、1週間後に簡単なあいさつを送り、彼からは翌日返事が来たとか。以降10日間、やりとりがないそうです。

LINEでの会話のしかたには、結構個性が出ますよね。会話の途中であっても終わることを気にしない人もいるでしょう。片方がやりとりを止めたならば、「今回のやりとりは終わり」と判断していくのがベストのように思います。何か気に触る点があって意図的にスルーすることもあるでしょうが、二人はその後普通にやりとりをしているようですし、今回はそのような可能性は低そうです。

既読スルーの後で追い討ちのLINEを送ったのは、自分がもっと会話をしたいから、そして返信によって愛情を証明してほしい気持ちがあったからだと推測します。しかしそのように不安になるのは、トピ主さんのほうも本心ではまだ「彼を信じていいものか」「好きになっていいのか」と迷っているからではないでしょうか。もともとは婚活サイトで知り合った関係ですし、「今はまだ信頼関係を育てている最中なのだ」という意識を持っておいたほうがいいと思います

その上で、LINEは気楽にすることを心がけていきましょう。お互いに会話はやめたいときにやめていいし、話したいなと思ったときに連絡する。その気楽さがないと、息が詰まるものになってしまいます。好きな人とやりとりを続けたい気持ちはわかりますが、恋愛には“緩急”も大事です。返事がないときは「既読スルー」とは言わず、「読了」と判断してみては。もちろん、明らかに「人としてどうなの?」と感じる不誠実な態度があれば、こちらから関係を切る勇気も必要だと思います。しかし今回のケースであれば、「平日で仕事に集中している間に返信の“タイミング”を逃してしまったのかもしれないな~」くらいに楽天的に考えてみてもよさそうです。

「脈」は変動する。「彼の好意を高める方法」を考えていこう!


投稿を読む限り、彼は今のところトピ主さんに「ある程度の好意」を持っているような印象を受けます。あまり焦らず、自分の生活をしながら彼の出方を待ってみてはどうでしょうか。連絡がないということは、今この瞬間の彼は“恋愛モード”でない可能性もあり、このタイミングでアクションをかけるのは得策ではない気もします。1カ月くらいしても連絡がなければ、自分から連絡してみてはどうでしょうか。

その間、「彼の気持ちを動かすためにはどうしたらいいのか」をじっくり考えておきましょう。二人は今後、「もっと相手を好きになる」「今よりも好意がなくなる」のどちらにもなりうる状態です。この先、「トピ主さんと関わると楽しい、癒される」と感じるほど彼の好意は高まっていくでしょう。逆にトピ主さんが不安になったりイライラしたりしていると、彼は徐々に関わるのが苦痛になってきて、好意の目盛りも下がっていくと考えられます。

つまり、本当に彼を好きで、彼と付き合いたいならば、不安に負けている場合ではない! ということです。焦って「付き合う契約」を取り付けることにこだわらず、まずは「心地いい関係性の構築」に尽力していきましょう。恋人関係は、その先の“結果”です。「すぐにこの関係をなんとかしよう」と焦らず、恋愛に集中しすぎず、一歩ずつお互いを知っていく過程を楽しんでみてください。距離を縮める過程をすっ飛ばして付き合ったところで、後でしわ寄せがくることも少なくありません。20代後半は仕事や友達付き合いも忙しい世代でしょうし、彼の意識がこちらに向いたタイミングを見計らいながら、少しずつ“彼がうれしくなるツボ”を刺激していってみてはいかがでしょうか。

「そんなふうに、私ばかりが頑張らなきゃいけないの!?」と思うならば、トピ主さんの彼への好意はまだそのくらい、とも言えそうです。その事実に気づけたら、「なりゆきに任せよう」「彼ひとりにこだわる必要はない、連絡がないなら他の人も見てみよう」なんて気楽に思い直せるかもしれませんね。

ともあれ、交際前の「脈あり・脈なし」は変動値なので、あまりそれに振り回されないこと。自分のスタンスを決めた上で、「好意を高める方法」を考えて実践していったほうが、はるかにいい結果が出やすいと思います。健闘をお祈りしています!
(外山ゆひら)
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この記事を書いたライター

外山ゆひら
対人関係、心や生き方に関する記事執筆が中心のフリーランスライター。読売新聞が運営する「発言小町」の相談コラムや、「恋活小町」を担当する。文芸、カルチャー、エンターテイメント方面を日々ウォッチしている。

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