出会いのチャンスをつぶすNG行動! 先入観を捨てるためには?

「素敵な出会い」がないと思っているあなた。それは思いこみではありませんか? 
その思い込みは、本当にあなたの視界から素敵な人を見えなくしてしまいます。そこにあるのに気がつかない、という心理的盲点「スコトーマ」。これをなくすと見えなかったものが見えてきます!

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「スコトーマ」とは?


スコトーマとは心理的盲点のこと。と言ってもさっぱりわからないと思いますので、説明しましょう。
これは元々ギリシャ語で「盲点」を表す言葉。眼科で使われていた用語でしたが、次第に心理学などで用いるようになりました。気持ちや思い込みによって、見えるものや見えないものが変化する現象と同時に、見なくなったものを特に指して心理的盲点と言います。そして、その盲点が見えるようにするために、「スコトーマを外す」といった言いかたをします。

探し物が見つからないときにスコトーマが現れる


探し物が見つからないとき、これがもっともスコトーマを体感できる場面かもしれません。
たとえば鍵をなくした場合、まずいつも鍵を置いている場所を探すでしょう。その後、カバンの中やポケットの中など、あなたが考え付く「ここにあるはず」というあらゆる場所を探しますがありません。これが盲点。「捨てるはずがない」と思っているので、ゴミ箱を探すことはきっとしないでしょうし、「こんなところにあるはずがない」と思っているので、冷蔵庫の中を見ることもしないはずです。あなたが考え付いた場所しか探していないので、見つかる可能性を自分から狭めているんですよね。
そこでその思い込みを取り除いてみましょう。冷蔵庫や空き瓶の中、お菓子の缶の中、植木鉢の上……「まさか」と思うような場所に、あったりするもの。思い込みを取り除けば、もっと早く確実に鍵は見つかるのです。

突拍子もない場所で見つかるのとは逆に、探し物が目の前にあるのに、気がつかないという場合もありますよね。
これも「ここにあるはずがない」と思っているために、視界から消えてしまったわけですが、目の前にあるのに見えない。これって不思議ではありませんか?これも「鍵をなくした!」と思った瞬間、脳がそういう現実にしようと動き出すのです。鍵をなくした現実を作るために、目の前の鍵は見えなくなるでしょう。
心で感じたことを脳は実現しようと動きます。思考が現実化する、というのはこういうことです。

スコトーマを外そう


「スコトーマを外す」というのも、またピンと来ないかもしれません。言い換えれば、「思い込みや先入観をなくす」ことによって、視野を広げるということです。「こんなところに未来の旦那様がいるはずない」と思っていれば、自然にどの男性も全くの恋愛対象外。「私の周りにはそもそも男性がいない」なんて、思いこんでしまうかもしれません。そこにいるのにいないのと同じですから、当然、出会いもありません。

先入観や思い込みは、過去の経験や影響を受けたドラマ、友人の話などいろいろな要因によって作られます。でもそれはそれとして、切り離してみましょう。
たとえば「職場恋愛は面倒なことが多い」と思っていると、スコトーマによって社内の男性は恋愛対象から外すようになります。「関西弁の人とは気が合わない」とか「遠距離恋愛なんて無理」とか……。これは完全な思い込みですし、スコトーマを生んでいる要因です。前はそうだったかもしれないけど、今回は違うかもしれません。この気持ちが大事。

それよりも、「この部署内で付き合うとしたら」と想像してみたり、社内に出入りしている業者さんを見て「もし告白されたら付き合うかどうか」などと、思い浮かべてみましょう。これがスコトーマを外し、視点を変える訓練になります。
実際に想像しながら眺めている時点で、すでにあなたは恋のシミュレーションに入っているわけです。思考は現実化するのですから、実はたくさん出会いが転がっていたことに、気づき始めますよ。スコトーマをどんどん外してくださいね。
(鈴木ナナ)

この記事を書いたライター

鈴木ナナ
お酒と食べ歩き、人間観察が趣味のフリーライター。心理カウンセラーの資格を有し、夜な夜な面白い人を探しに街へ繰り出すのが趣味

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