ほんとに後悔しない? フリーターの彼氏と結婚する際に考えたいこと

「彼が20代後半になってもずっとフリーターで……。私は結婚したいんだけど、やっぱり未来が見えないんだよね……」
正社員になりたくてもなれない人。夢を追いかけている人。働く意欲がわかない人……などなど様々な理由から、昨今の日本では”フリーター“と呼ばれる人が、バブル時と比べ増加していると言われています。もちろん「フリーターだから悪い」とは思いません。しかし結婚を考える女性にとって、彼が定職につかないというのは将来に大きな不安を感じてしまいます。
今回はそんな「定職に就かない彼との結婚」について考えてみたいと思います。

目次

1.子どもができたら?


・「もともと転職を繰り返す彼だったのですが、3年以上付き合ったということもあり、彼とゴールイン。そしたら彼はなんと結婚後半年で仕事を辞めてしまって。最初のうちは職探しをしていたのですが、転職ばかりしている彼にそう簡単に仕事が決まるはずもなく……。今は貯金と私の給料で何とかなっていますが、これで子どもができたらどうするつもりなの? と今から恐怖を感じています」(30歳/一般事務)

旦那と自分だけだったら、彼が定職につかずとも何とかやっていけるかもしれません。でももし子どもができたらそうはいかなくなります。正社員で働いている女性も色々な原因が折り重なって、いずれは退職しなければならないということも考えられるでしょう。そんな時に一家の大黒柱の稼ぎが不安定では、家庭は見る見るうちに崩壊していきます。定職につかない彼にはまず「結婚してもし子どもができたらどうする?」と聞いてみましょう。

2.病気になったら?


・「飲食店でアルバイトをする彼の給料で細々とした生活をしていた。しかしある時彼が病気になってしまって。当たり前ですが、時給制のフリーターは働いた分しかお金が入らない。その月は彼の収入がほぼゼロでした。これからさらに歳をとって働けなくなったら、私たちの生活はどうなるんだろう……と不安に思ってしまいましたね」(27歳/パート)

正社員であれば有給休暇をとることも、ボーナスを貰うこともできるでしょう。保険制度も充実しています。若いうちはフリーターでもガムシャラに働けばそれなりの給料がもらえるかもしれません。でも病気になって働けなくなってしまった場合、フリーターでは収入がゼロになってしまいます。彼が「もしも」のことを考えているのか、再確認しておきましょう。

お金があれば解決できることもたくさんある


結婚をする上で、愛はもちろん大切。でも当たり前ですがそれだけではやっていけません。お金がなければ毎日のお米を買うこともできないし、いわゆる「小さな贅沢」なんて夢のまた夢。一年に一度は旅行に行く、たまに家族みんなで外食をする、自分へのご褒美に洋服を購入する……そんな普通の人が当たり前のようにやっていることもできなくなるのです。そして常に「お金がない……」「今月の支払いどうしよう……」と不安に駆られることになります。金銭面での裕福さは心の裕福につながります。逆にお金がない人は心まで貧しくなります。綺麗ごとだけでは人を養うこと、そして新しい命を育てることはできません。確かに彼には彼の人生があります。しかし「自分の人生なんだから夢を追ったっていいだろう!」と傲慢な態度をとる男性は、あなたのことを幸せにしてはくれません。愛がなくてもお金さえあれば、例え刺激がなく単調な日々であったとしても一通りの生活はできるのです。

もし定職に就かない彼と結婚するのであれば

(1)女性が一生食べていける資格を習得し彼を養う
(2)彼と一緒に地獄へ落ちる覚悟を持つ


この二点のいずれかを満たす必要があるでしょう。じっくり考えてみてくださいね。
(和)

この記事を書いたライター

フリーライター。女性向けウェブメディアを中心に活動。主に恋愛コラム・お悩み相談・エンタメについて執筆中。座右の銘は「何事に関しても冷静と情熱の間」

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