女優をディスるのは絶対タブー!? 彼氏とAV鑑賞する際のお作法

つい先日、仕事関係の知人女性から、プライベートな相談を受けました。お付き合いをしている男性から、「AVを観よう!」と提案されたとのこと。何事も、明日は我が身! 愛する男性から、AV鑑賞された際の対処法を考察していきましょう。

目次

誰かとAV鑑賞って滅多にない機会!


知人女性の、「どう思います?」の問いに対して、筆者の率直な意見は、「それはお珍しい!」でした。39年間“オンナ”をやっている筆者ですが、男性から「AV観ようぜ!」と提案されたことは、記憶違いでない限り、一度もないです。そりゃ、入室したラブホテルで、既にAVが流されていて、なんとなく一緒に観た経験はありますよ。ですが、わざわざ観ようと言われたのは、せいぜい高校の頃の、部活の遠征で泊まった旅館くらい(よくある、一つの部屋に集まって、先生にバレないようコソコソ見るシチュエーションです)。

ノリノリで賛同はご法度


そう考えると、わざわざ「AVを観よう!」と提案してくる男性は、レアな存在といって良いでしょう。この貴重な機会を逃すのはもったいないです。何事も経験と捉え、仲良くAV鑑賞しましょう。とは言え、最低限の恥じらいは必要不可欠! あまりにもノリノリで、「良いね、私はぶっかけ作品が観たい!」では、相手男性をビックリさせてしまいます。まずは、「ええっ、AV!?」と、戸惑う小芝居を。

相手男性の性嗜好を知る良いチャンス


せっかくですから、相手男性のAVライフに探りを入れるのも一興です。「○○君って、普段AV観たりするの?」と質問を。責め系の詰問ではなく、あくまでも素朴な質問として訊ねてくださいね。「たまには観るよ」など、何らかの答えが返ってくるでしょう。そこから、「どういうのを観るの?」と、話題を拡げることが可能です。相手男性の性的嗜好を知る、良いきっかけになるでしょう。

逆に、「女性はAV観るの?」と、質問返しされるかもしれませんね。これに関しては、正直に答える流れでよろしいかと。全く観ないなら、「観ないけど、観たい気もする」と、軽めの積極性を醸し出してくださいね。普段観る女性は、「観ないことはない」など、照れ隠しのニュアンスを含ませると可愛いですよ。

感想はポジティブに!


いざ、鑑賞! これはAVに限らず、ドラマだろうとバラエティ番組だろうと、全てに共通して言えることですが、感想はポジティブに! 「気持ち良さそう」とか、「やってみたい」などの言葉が、好印象に繋がります。もちろん、作品によっては「痛そう」だとか「わざとらしい」など、ネガティブな感想を抱くこともあるでしょう。でも、わざわざ言う必要はないかと。あなたはAV評論家ではないのですから。「この女優さん、可愛くない!」などの発言も封印してくださいね。単なるヤキモチにしか聞こえないので。

男性とAV鑑賞することに、抵抗がある女性もいるでしょう。その場合は、お断りしてもオッケー。その際は、「ヘンタイ!」「ありえない!」などの否定形ではなく、「恥ずかしいよ」と、可愛く断ってくださいね。
(菊池美佳子)

この記事を書いたライター

菊池美佳子
コラムニスト。1977年3月17日生まれ。岩手県盛岡市出身。21歳~29歳まで、舞台女優のかたわら、様々なナイトワークを体験。29歳で引退後、コラムニストとして活躍中。

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