ラブラブだったのに…突然彼と別れたくなる3つの理由

「好きだった人とお付き合いができた!」

そうなると、最初の数カ月は天にも昇る気分になりますよね。
好きな彼とそばにいたいという願いが叶ったのですから……。

それなのに、幸せな気持ちが急に冷めてしまうことがあります。
だいたい付き合って3カ月くらいするとその壁が訪れることが多いもの。
そして、人によってはまた新しい相手を探して別れて、また壁にぶち当たって……を繰り返す場合もあります。

5200件以上の恋愛相談を行ってきた筆者としては、壁にぶちあたる理由は大きく分けて3パターンあると思います。
一体なぜ冷めてしまうのか、3つのパターンで紹介していきます。


目次

1.短所が見つかった


好きな人と、付き合う前の距離はどのくらいでしたか?
多くの場合

・単なる友達
・知り合い

の、いずれかだと思います。

この2つのどちらであっても「恋人」より心の距離は遠いわけです。
心の距離が遠い場合は、相手のいいところしか見えません。
しかし、どんな人でも近づけば長所が短所に変わることがあるのです。

例)
男らしい人→あまり女心をわかってくれない。メールがあまり来ない場合が多い
優しい人→決断力に欠ける。自分がないことがある
連絡がマメな人→寂しがりやなので、構ってあげないとスネる傾向あり

代表的な例をあげると、こんな感じです。


2.相手の現実ではなく、イメージだけを好きになっていた


1と少し似ていますが、相手を自分の中で美化しすぎてしまっている場合も、相手の本性が見えてくると冷める場合があります。

例えば”優しい人だと思ったのに、案外意地悪なものの言い方をする”場合など。

「優しい」イメージで付き合ったけど、本当の姿は「意地悪だった」ということですね。

そんな風に彼に幻滅するなら原因は相手よりあなたにあるケースもあります。
あなた自身、現実の男性とあまり付き合ったことがないと、相手のイメージだけを強く愛して現実にがっかりすることもありえます。


3.恋愛が次の段階へとステップアップしている


交際3ヶ月の時期は、付き合いはじめのラブラブ期から主導権争いの時期へ変化していく時でもあります。
最初は相手のどんな行動や言葉にもOKを出していたとしても「それはちょっと……」という項目が増えてくる時期。
でもそれは悪いことではないのです。

恋愛を長続きさせるには
・「異性とは、こういうものだ」と、いい意味の諦めを得る
・「○○でなければいけない」という項目をできるだけ減らす
この2つができるかどうかにかかっています。

実際、長く続いているカップルというのは

「こんな人だったの? ガッカリ……」
→「でも、私も悪いところあるからな……」
→相手の別のいい部分が見えてくる
→やっぱり彼が一番!
――と、こんな葛藤を繰り返しているもの。

カップルは鏡みたいなもの。
あなたが「こんな人だと思わなかった!」と感じているのなら、彼も同じように考えていることがあります。
まずはあなたから、2人の違いを面白がってみてはいかがでしょうか。
(橘つぐみ)

この記事を書いたライター

橘つぐみ
恋愛コンサルタント。1979年東京生まれ。大妻女子大学文学部卒業。既婚、2児の母。 2004年に「つぐみ恋愛相談所」を設立し、年間200件以上のカウンセリングを行う。恋愛テクニックだけでなく、「男選びは人生選び」をモットーとしたカウンセリング、勉強会が人気。著書に『野性の勘で恋せよ乙女!(講談社)』『最終彼氏の見つけ方(大和出版)』などがある。

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