地図が読めないオンナに学ぶモテの秘訣とは

“複数名の飲み会あるある”として必ずや共感を得られると確信しているのですが……。誰かのケータイに「お店の場所がよくわからず、道に迷っている」とLINEをしてくる女性っていますよね。こんなにも地図アプリが浸透している時代にも関わらず、彼女たちはなぜお店の場所がわからないのでしょうか?

女性は地図を読むのが苦手?
考えてもみたら、太古の昔から狩りに出る男性に対して、女性側は集落を守る立場。あちこちと出歩く習慣がなかったため、テリトリー外では道に迷ってしまうのかもしれません。でもね! 時代は「太古の昔」に非ず。地図アプリの浸透した平成ですよ。百歩譲って地図アプリをインストールしていなかったとしても、交差点や通りの名前が親切かつ丁寧に掲げられている時代ですよ。店の場所がわからないって、どういうことやねん!

地図が読めない女性はモテる?


店の場所がわからないとLINEをしてくる女性をここまでディスっておいて今さらですが、真逆のことを書きます。道に迷う、地図の読めない女性になりましょう。なぜなら、店の場所がわからないとLINEをしてくる女性たちのほうが、恋愛上手な傾向が強いからです。そのからくりをご説明しましょう。

モテのひけつは“行き当たりばったり恋愛”


幹事から「○月○日の飲み会は新宿の○○にて」と、URLが届きました。たいていの人は、お店があるだいたいの場所を確認しておくでしょう。当日駅に着いてからURLをクリックするよりも効率が良いうえ、「あの辺りね」と把握しておくことで安心感が得られます。

一方で、恋愛上手なモテ女性たちは事前確認をしません。行き当たりばったりです。この「行き当たりばったり感覚」が、モテのひけつなのでしょう。恋愛においても、彼女たちは行き当たりばったり。だからこそチャンスを掴みやすいのです。

場所の事前確認は「安心感」を得られると書きましたが、彼女たちは「安心感」を重視しません。恋愛にも安心感を求めない姿勢が、男性目線には新鮮に映るのでしょう。

モテのひけつは“身近な人への甘え上手っぷり”


事前確認をしておいても迷うことはあります。そういった場合、たいていの人は近くを歩いている人に声をかけ道を聞くでしょう。筆者の場合、お店に直接電話することが多いです。なぜなら、それが一番確実だから。近くを歩いている人が、この近辺の地理に疎いケースもありますからね。そう考えると、お店に電話して「いま、○○電機の前なんですけど」と自分の現在地を伝えたほうが手っ取り早いです。

恋愛上手なモテ女性たちは、冒頭で述べた通り先に着いているであろうメンツにLINEをします。これって要するに、身近な人に対して「甘え上手」である証しなんですよね。相手が同性であれ異性であれ、「頼る」ということに慣れているのでしょう。男性は頼られることが大好きです。そう考えると、上手に頼ることのできる女性がモテるのもうなずけけますね。

「事前にURLを受け取っているのだから、道に迷っただなんて理屈は通用しない!」「なんとしても自力でたどり着かねば!」という考え方は立派ですが、かわいげがないのかも。そりゃ仕事関連の訪問先は別ですが、プライベートの飲み会くらいは道に迷ってもええじゃないか……くらいに捉えておきましょう。
(菊池美佳子)

この記事を書いたライター

菊池美佳子
コラムニスト。1977年3月17日生まれ。岩手県盛岡市出身。21歳~29歳まで、舞台女優のかたわら、様々なナイトワークを体験。29歳で引退後、コラムニストとして活躍中。

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