結婚を考える彼と見たい! “好かれるお嫁さん”になる秘訣も分かる映画『モヒカン故郷に帰る』

結婚となると、避けて通れないのが義理の家族の存在。「面倒だな」「気を使って嫌だな」とネガティブなイメージを持っている人も少なくないでしょう。でも実際のところ仲良くなってしまえば、彼との結婚においてこれ以上に心強い存在はいないのかも!? そんなことを思わせる、楽しくて心温まる映画『モヒカン故郷に帰る』の公開が始まっています。

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“家族”になりたいなら、“家族”と仲良くなるのが近道!?


主人公は東京でプロのバンドマンを目指して活動をしている永吉(松田龍平さん)。恋人のユカ(前田敦子さん)が身ごもったことをきっかけに、7年ぶりに広島の小さな島に帰郷します。こよなく矢沢永吉を愛し、中学生に吹奏楽を教えている不器用な父親(柄本明さん)は、永吉に悪態をつきながらも孫の誕生を聞いて喜びを隠しきれません。早速島民たちと大宴会を開催しますが、その最中に倒れ、末期ガンが発覚。余命宣告を受けます。永吉は最後に父親を喜ばせようと奮起し始めるのですが……。

数年ぶりに突然、妊娠した彼女を連れて帰ってきて…。(C)2016「モヒカン故郷に帰る」製作委員会
数年ぶりに突然、妊娠した彼女を連れて帰ってきて…。(C)2016「モヒカン故郷に帰る」製作委員会


今作は余命少ない父と息子のお話ですが、ローリエ読者にオススメしたいのは、恋人のユカが家族や島に溶け込んでいく様子。都会育ちのユカですが、妊婦期間を長らく島で過ごすうちに少しずつ変化していきます。「義理の家族と仲良くなることは、彼氏との仲をぐっと深めることにもつながる」という、当たり前ながら普段忘れがちなことにもきっと気づかされるはず。

“理想のお嫁さん”より、“好かれるお嫁さん”になろう!


舞台挨拶で母親役のもたいさんがこんなことを語っていたそうです。「結婚のあいさつにきたユカをどんどん好きになっていくという話ですが、映画の上でもそうだし、普段もそうなりました。理想のお嫁さんかはわからないけれど、すごくかわいいお嫁さん。私にとっては、大好き」と。

「理想のお嫁さん」よりも、「好かれるお嫁さん」になる……。これから結婚を考える女性にとって、これはかなりいい教訓になるのではないでしょうか。真面目な日本女性は、義実家に対しても「完璧にしなくちゃ」「嫌われないようにしなくちゃ」という態度で臨みがちですが、それが付き合いに疲れてしまう原因のひとつ。完璧じゃなくても「好かれるお嫁さん」を目指したほうが自分も楽だし、何倍も良好な関係が築けるように思います。

もちろん、映画のように楽しくて寛容なお義母さんばかりではないと思いますが、まずはこちらから歩み寄ってみて損はないはず。ユカが「好かれるお嫁さん」となれた秘訣を探ってみたところ、以下4つの特徴がありました。

カープファンである母と息子の恋人ユカ。二人は本当の母娘のように仲良くなっていく。(C)2016「モヒカン故郷に帰る」製作委員会
カープファンである母と息子の恋人ユカ。二人は本当の母娘のように仲良くなっていく。(C)2016「モヒカン故郷に帰る」製作委員会


1.誰にでも「あいさつ」をする
ユカはだらだらした話し方をするし、爪は長いし、メイクも濃い。今時の女の子という雰囲気ですが、最初に島についた瞬間から会う人会う人にとりあえずあいさつをすることだけは忘れません。若者らしい覇気はないけれども、「どーもー」とあいさつをして歩く姿からは人柄が伝わり、なんだか憎めない印象。できているようで意外とできていないのがあいさつですが、人間関係を築く基礎としてやはり相当に大事なポイントだと思います。

2.素直で、過剰に気を遣いすぎない
ユカはとにかく素直です。母親が真剣に怒っている様子を平気で笑い飛ばしたり、カープの勝利に喜び、息子にしがみつく母親の様子を見て「かわいい〜」と一緒に抱きついてみたり。永吉を好きになった理由を聞かれたときも、「私、頭があんまりよくないから、永ちゃんくらいがちょうどいいんですぅ〜」と言って、母親の恋愛話を平気で尋ね返します。礼儀に欠ける言動も多いユカですが、とにかく素直で裏がないので腹を割って付き合いやすい、そんな雰囲気があります。

3.下手でも料理を手伝おうとする
東京ではコンビニ弁当が当たり前だったユカは、料理も超下手くそです。しかし夫が余命宣告を受けて落ち込む母親を見て、ユカは自ら台所を代わると申し出て、スマホ動画を見ながら長いネイルで魚をさばこうとします。その気持ちに感動したのか、母親は少しずつユカに簡単な料理を教えるようになり、家族の前でも「これはユカちゃんが作った」と言ってユカに花を持たせてあげる、そんなやさしさも見せ始めます。

4.女同士の絆を深める
元ネイリストのユカは、夜中に母親にカープカラーのネイルを塗ってあげたり、浜辺の波打ち際でじゃれあったり、看護士さんを含めて女子トークをしたり、まるで本当の母娘のように仲良くなっていきます。二人の楽しそうな様子を見て、もうろくし始めた父親が「あれは母さんの友達か?」なんて勘違いするほど。義母との関係は「女同士だから敵対しそう」と身構えがちですが、逆に「女同士だから分かり合える部分もたくさんあるはず!」なんて思っておいたほうが仲良くなれるのかもしれないなと感じました。

瀬戸内海の美しい風景も見どころのひとつ。(C)2016「モヒカン故郷に帰る」製作委員会
瀬戸内海の美しい風景も見どころのひとつ。(C)2016「モヒカン故郷に帰る」製作委員会


ユニークな家族、そして明るい島の人々たち。余命宣告が出てくるお話ですが一切しんみりすることはなく、とても
ほっこりした気分になれる明るい映画です。彼氏と一緒に見たら、早く結婚したくなってきちゃうかも!? 映画『モヒカン故郷に帰る』は4月9日(土)よりテアトル新宿ほか全国で公開中です。
(外山ゆひら)

この記事を書いたライター

外山ゆひら
対人関係、心や生き方に関する記事多め。発言小町の相談コラム『恋活小町』担当。文芸・カルチャー・エンタメ方面を日々遊歩しております

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