この3つに当てはまったら要注意! “隠れ恋愛依存症”の女性の特徴

「彼のことが大好き。もうどうしていいかわからないくらい……」

片思いだろうが両思いだろうが、誰かを愛すること、人に本気になれるのは素晴らしいことである。けれど、“あまりにも寝ても覚めても彼のことで頭がいっぱい”だとさまざまなトラブルを呼び寄せてしまうことも……。

近ごろ、「いわゆる“恋愛脳”というより“恋愛依存症”になっちゃう女子」が急増しているらしい。彼氏の有無に関わらず、あなたも「隠れ恋愛依存症」に陥っていないか見てみよう。

目次

メール・LINEが来ないとイライラする


・「同じ課にちょっと気になる彼がいる。私は課の行事や飲み会なんかをとりまとめる係なので、『あの書類出してくれましたか~?』とか『○○さんの送別会出席されますか?』とかでその彼に定期的に連絡をしている。でもそんな時、彼からの返事が遅いとすっごいハラが立つ! “私に迷惑掛けたくない、って気持ちはぜんぜんないのかな?”“望み薄い?”っていつもモヤモヤイライラしてる……」(20代・総務)

・「彼氏からのLINEが遅いとムカつく!! 彼の仕事のスケジュールは大体把握してるから“今日は仕事休みなハズだよね~?”“まさか女と飲みに行ってるの?”とか余計なこと思っちゃって、その日一日がうまく進まない。しかも家にいるとくだらないことばかり考えちゃうから、予定になかった外出で衝動買いとかしちゃうことも……。それもこれも彼のせいだと思うとよりムカつく!!」(20代・専門職)

――「え、これくらいなら誰にでもフツーにあるでしょ?」「恋すれば当然だと思うけど……」と感じるならばそれは危険である。「彼から返信がなくて苛立つ」だけならマシだが、その結果「時間やお金をムダに浪費してしまう」のが依存症への第一歩なのだ。
彼のLINE既読スルーにムカつき、「本来予定していたことができなくなってしまう」または「怒りを解消しようと余計な行動を取ってしまう」ことが危険なのだ。それは“あの男のせいで生活が崩れる”予兆ともいえる。

他の人からの誘いを断ってしまう


・「忙しい彼とはあんまり休日を一緒に過ごせない。だから、つい彼と少しでも会えるかもしれない週末は空けておくクセがついてしまった……。友達から『この日一緒に買い物行かない~?』とか、『アンタの観たがってた映画やってるよ!!』とか誘われても、『ごめん、その日はちょっと……』って彼とデートの約束や予定なんかなくても“お断り”しちゃう。それで彼と会えなかった日は“あ~あ、こんなんなら遊びに行けばよかった……”っていつも後悔しては落ち込む私……」(30代・会社員)

――コレも立派な“依存兆候”の一つ。「彼とは遠距離恋愛でこの日やこの時間くらいしか会えない」というのでもない限り、ただぼんやりと彼と会えるかもしれないことを夢見て“なんとな~く予定を空けておく”……というのは愚かなことである。自分からすすんで“束縛される”ことはない。
向こうが頼みもしないのに勝手に相手からの連絡を待ち続け、一日家にこもり、彼から誘われなかった場合わびしい気持ちになるのは自分だけ……。
さらには「あなたのために時間をあけておいたのに!!」となって自分の意思でしたことを相手のせいにしてしまう可能性も……。
「なにさ、ちゃんと誘わないほうが悪い!」と気持ちを切り替えて、自分の時間を積極的に、有効に使うべきである。

彼の望みはすべて叶えたくなってしまう


・「断ったり人と争ったりするのがすごく苦手な私は、彼からなにかお願いされるとつい全力でそれに応えたくなっちゃう。急なデートのドタキャンだとか、逆に『いま会いたいんだけどすぐ会えない?』っていう予期せぬ誘いだとか……。仕事とかでどうしても応じられないときは“悪かったかな、彼怒ってないかな? どうしよう……”って気になって三日くらい落ち込む。で、次に会ったとき『この前はごめんね~』って負い目で余分にサービスしてるかも……」(30代・保険)

――いわゆる“気弱女子”や“自分に自信がない女性”も恋愛依存に要注意だ。このタイプの女性は「私なんて……」という自己評価の低さから、ついつい好きな相手の願いや言うことを聞いてあげないと「わたし、嫌われちゃうかも……」と思いがち。
“自らの価値”を相手の男性に委ね、その結果、深みにハマってしまうのである。彼への愛と不必要な自己犠牲は決して混同してはならないのだ。

恋愛依存症=男のために自分の時間を浪費する人


「恋愛依存症」に陥りたくなければ、あなたの時間と彼との時間をキッチリ区別することだ。結婚もしていないのに、“休日のほとんどを彼氏や男性のために費やしている”という女性は、いずれ最悪な結末を迎える可能性は高いだろう。

またSNSの使い方にも要注意だ。この便利なツールは「彼依存」をさらに進めてしまう。
彼からの連絡が気になっていつでもどこでもスマホが手放せない……彼が今何をしてるのか探りたくてSNSで彼の行動をちょくちょくチェックして監視。
そんな画面にくぎ付けの時間が長ければ長いほど、あなたは自らの自由を自分の手で奪い、どっぷり「彼に依存」していく……。
自分の本来したかったことや自分がするべきことなどすっかり忘れ、生活は知らないうちに「彼一色」に染め上げられかねないのである。

「ひとりじゃ何もしようとしない女」「自分に染まりきってしまった女」は当の男性本人から見ても決して魅力的には見えないもの。

彼に「おっ?」と思わせる女になりたければ、ひとりでも楽しめる女になること。
時間の無駄使いをせずに、自分自身と自分の時間をもっと大切にすべきである。
(神崎桃子)

この記事を書いたライター

神崎桃子
体験型恋愛コラムニストとして活動し、ヒット記事の数々生み出す。大手ポータルサイトにてコラムを連載中。男女のズレや生態、恋愛市場の時事問題を得意とし、文章セミナー、婚活セミナー講師も手がける。

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