男子が理解できない”女子の恋愛観”4選

女子と話をしていたら、ときどき具体的なシチュエーションを出してきて「こういうときに男子ってなにを考えてるの?」と聞かれます。
つまり、自分の彼氏はなにを考えとるんじゃろ? ということを(なぜか自分の彼氏に聞かずに)ぼくに聞いてきているわけですが、それはその彼にしかわからないことで、ましてや「男子は(男全般は)なにを考えているのか」はわからないので「わからない」と答えると、心底がっかりされます。
この女子の理解の限界は「あんたも男なんだから、男たるものわたしの彼氏の気持ちくらい読めるだろう」と思っているところにあります。
さて今回は、男子が理解できない女子の恋愛観に迫ります。女子の恋愛に関する男子の理解の限界値はどのへんなのか? さっそく見ていきましょう!

目次

1.パパの年齢までなら恋愛対象になります


「ときどきガールズバーに行くと『あたし、あたしのパパの年齢の男性とまでなら恋愛可能です』という若い女子がいますが、ああいうのって理解できないです。ちなみに20歳の女子で、パパは51歳だそうです」(28歳・IT)
男子で「母親の年齢までなら恋愛可能」と思っている人って、すごく少ないでしょうから、「パパの年齢までOK」と言っている女子の気持ちが理解できない男子のほうが多いのではないでしょうか。

2.エッチしたくないけど子どもは欲しい


「『エッチなんか好きじゃないししたくないけど、子どもは欲しい』と言っている女子がいますが、あれ、なにを言っているんでしょうか?」(24歳・教材販売)
コウノトリのことをぼんやりと思い浮かべているのではないでしょうか?

3.キラキラ女子はモテる?


「リア充っぽい女子はモテるから、SNSに上げる写真を必死になって撮っているぼくの彼女のことが理解できません。彼女はまた、キラキラ女子はモテると思い込んでおり、キラキラしたネイルなどにこだわり、とにかく輝きたがっています。理解不能ですが、かわいいのでつきあっています」(27歳・通信)
リア充とかキラキラなどは、男からすれば「お好きにどうぞ」ということなのでしょうか。

4.つきあいたいけど3カ月は様子見で……


「女子を口説くたびに『つきあいたいけど、3カ月は様子見で……だから3カ月、ご飯友達でいこうよ』といわれます。なぜ女子って、つきあってもいいと思ってもすぐにヤらせてくれないのでしょうか」(29歳・コンサル)
好きになってからつきあうまでの気持ちの盛り上がり具合って、男女差があると昔からいわれていますもんね。
まぁこういう女子のセリフは、テイ良くつきあいを断る断り文句だったりもするのでしょうけど。

いかがでしたか?
なぜパパの年齢の男性までなら恋愛の対象になるのか? とか、エッチしたくないと言っておきながら子どもは欲しいというのは、いったいどういう了見なのか? と、お話をお聞きした女子たちに尋ねましたが、これといって理解可能な解説をいただくことはできませんでした。
「理解できないから、もっと具体的に教えてよ」と言うと、心底がっかりされました。男女って、がっかりしたりされたりしているうちが楽しいのかもしれません。
100%理解しあえたら知っていることをあえて聞くことになるわけで、それはそれでツマラナイですよね。
(ひとみしょう)

この記事を書いたライター

ひとみしょう
作家/コラムニスト/作詞家。キルケゴール哲学をベースに、なんとなく淋しい人に向けた希望論&恋愛論『自分を愛する方法』を上梓。全国の書店等で発売中。『ひとみしょうのお悩み解決』『ひとみしょうの男って実は』(Grapps)など連載多数。日本自殺予防学会会員。キルケゴール協会会員。

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