食べ合わせが大事! おなかの空かないダイエット法

久しぶりに履いたスカートがきつく感じて焦ってしまった……こんな経験、ありませんか?
そもそも人はどうして太るのでしょうか。それは、体にとり入れた食べ物が消化しきれずに体内に残ってしまうから。その残留物が体脂肪に変わるからなのです。
ということは、食べたものがすべてキレイに消化され、いつもデトックスができていれば太ることはありません。ここで役立つのが、皆さまにとっておなじみとなった「酵素」です。

酵素は消化とデトックスに欠かせないものです。なので太らないためには、体内に酵素が十分にあることが絶対条件。しかし私たちは日頃から、実はかなり酵素の無駄遣いをしがちな食生活を送っています。
そこでぜひこれを機会に、酵素を浪費しないための食べ方を覚えていただきたいと思います。

目次

体内の酵素を減らさない“食べ合わせ”をすれば、太りたくても太れない!


前述の通り、酵素は食べ物を消化するときに使われます。
ということは、消化が大変な食べ方をするほどに酵素は減り、消化とデトックスの能率が下がって太ってしまうというわけです。

その消化を大変にさせる食べ物の組み合わせとはこの5つ。
1. 炭水化物、でんぷんとたんぱく質
2. 炭水化物、でんぷんと糖分
3. たんぱく質と糖分
4. 複数のたんぱく質同士
5. 酸と炭水化物、でんぷん

おもにこの5パターンが代表的なものになります。

これだけ意識すれば大丈夫! ちょっとハードルは高くても、おなかいっぱい食べられます


それでは、せっかくとった酵素を余計な消化活動で浪費しないための食べ合わせについて、簡単なポイントをお伝えしていきます。
あれこれむずかしいことを考えず、まずは以下の3点だけを意識していただければOKです。空腹に悩まされることもない、とっても安心な食べ方です。

1. 炭水化物が食べたいときは、野菜と一緒に食べる。


ごはんやパン、パスタや蕎麦などは、肉や魚、卵やチーズなどと合わせず、野菜と一緒に食べます。
たとえばパスタであれば、ミートソースやカルボナーラなどにせず、トマトソースやペペロンチーノを選びましょう。サンドイッチも、野菜サンド一択に。

2. 肉や魚が食べたいときは、野菜と一緒に食べる。


この食べ方ですと大抵の定食ものをはじめ、お寿司などもNGになってしまいますが、ダイエット中だけは我慢してください。
いわゆる炭水化物をカットする、糖質制限食の食べ方になります。

3. 肉料理と魚料理を同時に食べない


ステーキとお刺身、ハンバーグとスモークサーモンなどといった食べ方は避けます。その日のメインは、肉か魚のどちらかに決めて食べてください。

また同様に、おむすびとサンドイッチなど、異種の炭水化物を同時にとるのも避けたほうがベターでしょう。
ちょっとハードルが高い食べ方かもしれませんが、この食べ合わせを守ると、太らないのはもちろん、多少食べ過ぎても、胃腸が楽というメリットもあります。
また、少し太ったと感じたときもこの食べ方をすればすぐに調整できます。

ダイエットばかりでなく、体内にたくさんの酵素をキープしておくことは体の調子を整えるためにもとっても大事なことです。
この食べ合わせの方法を、ぜひ痩せたいとき以外にも定期的に実践してみてくださいね。
(ユウコ)

この記事を書いたライター

ユウコ
専修大学商学部卒。サプリ、漢方、薬膳ライター。 「ハッピーラッキー美人の秘密2」など、これまでに5冊もの著書を刊行。食、メンタルケアなどを通じて生活と人生の質を高めるメソッドについて様々なメディアで執筆中。

関連記事