実生活にも役立つ! 今までよりもっと恋愛ドラマを楽しむ方法

先日、日本テレビの「世界一難しい恋」を観ていたときのこと。
 
このドラマは、大野智演じる鮫島零治が主人公で、男性側の視点をメインに描かれています。そのため男性としては、男性である鮫島に感情移入してドラマを見ていくことになるわけです。ここでふと疑問に思いました。この場合、女性はどこに共感しながらみているのだろう?

そこで女性の友達に聞いてみると、「鮫島の片思い相手である、波留が演じる柴山美咲の気持は想像して共感することが多い。逆に、鮫島の考えていることはよく分からない」という答えが返ってきました。

「ふーん、やっぱり女性は女性に共感するんだな」と感心しつつ、ここでハタと気付きました。恋愛ドラマを見るときって、知らず知らずのうちに同性側に感情移入していませんか? 自然と意識が同性側に引っ張られていないでしょうか?

異性側に視点を変えてみよう


では、恋愛ドラマを見るときにあえて異性に感情移入してみることはできるのか? そしてその結果、どのような変化があるのでしょうか?

そこでこれを真剣に実践してみることに決めました。意識して、女性側の気持ちを想像しながら何本かのドラマを見てみたのです。すると、以下の二つのことに気付きました。

新たな楽しみ方ができる


録画してもいいですし、最近は、見逃した人用にオンライン上での見逃し配信サービスがありますよね。そのようなツールを活用して、同じドラマを二回見てみましょう。

はじめは、同性側の視点からじっくりと見ましょう。そして二度目は、意識して異性の気持ちになりきって見てみましょう。二度目では、一度目に見た時には気づかなかったことが、異性視点になることによって見えてきたりします。

例えば、男性が女性に怒っているシーン。男性側からすると、本当に心から怒っているわけではなく、うまく感情表現をできずに起こった口調になってしまっているだけのつもりなのですが…。(これは男性としてとても共感できます)しかし、女性視点でそのシーンを見ると、男性が怒っている姿はとても怖く感じますし、本当に怒っていると勘違いして、どうして良いのかまごつくのも無理がない気がしたのです。

実践に役立つ?


二度目は、女性目線になりきってあるドラマを見ていると、相手の男性がちょっと格好悪い行動をしているときに、それが少しかわいく見えることに気付いたのです。

しかしその場面、私が男性目線で見ていた一回目の時には、男性があまりにも格好悪くてイライラしたところでした。男性側としては、もちろんいつも格好良くいたいですし、格好悪い行動はなるべく避けたいと思うものです。しかし、女性側からすると、男性のそんな行動も少しお茶目に見えたりするんだな、と実感した瞬間でした。

異性への感情移入は、異性から見たかっこいい(かわいい)同性の姿に気付くことができる、とすれば、異性目線でドラマを見ることがモテテクの習得につながるかもしれません!

この春、多くのドラマがスタートしています。今見ているドラマも視点を変えてみると、新しい楽しみ方が増えるかもしれません。ドラマで学んだ、異性からよく思われる同性の姿を実践して、出会いの季節を楽しみましょう。
(五百田達成)
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この記事を書いたライター

五百田達成
作家・心理カウンセラー。「男女コミュニケーション」「きょうだい型性格分析」「ことばと伝え方とSNS」をテーマに執筆・講演。35万部を超える「察しない男 説明しない女」シリーズほか著書多数。

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