思いやりと思い切り! 五月病のともだちに送りたい言葉集【イラスト】

この時期、耳にタコなワードといえば「五月病」。
そんな病気はないだとか気持ちの問題だとかいろいろ言われるけれど、本人がツライものはツライんでしょうが。気持ちの問題で憂鬱が消えるのなら、この世に娯楽も処方箋もいらないじゃないの。
なじめない環境になじもうとする、そのストレスや寂しさからくるであろう五月病。
なじめる友達は大事な治療薬です。どうにか理解し、励まし、笑わしてあげたいところ。
こんな接し方はどうだろうか。

思いやりと思い切り! 五月病のともだちに送りたい言葉集【イラスト】の1枚目の画像


目次

「最近どう?」用事がなくても電話やLINE


結果、なにもないならそれで良いんです。早期発見はお互いを救います。

「あらあらどうしたの」


不調とおぼしき返事がきたらもっと聞き出してあげたい。ズバッと「五月病じゃん」と切ったり「わかるーわたしもさー」と自分の話に持っていっては相手はさらにしょんぼりです。

「いますぐ辞めよう(冗談)」


できるかアホー! と笑ってくれたらいいのに

「いますぐ辞めよう(本気)」


つらすぎてムリ……死ぬ……みたいな相手には、あっさり諦めることも勧めたい。やめる前はやめちゃダメと思ってたことも、やめてみると大したことなかったりもする。病むくらいなら思い切ってほしい

「解決策をいっしょに考えよう」


そんな時もあるとか、頑張れとか、結局それじゃ他人事じゃん。親身になるならその場でいっしょに目標の一つでも立てるのがいいな。たとえそれが「頑張る」でも。「いっしょに頑張る」なら、一人ぼっちじゃないもんね?

「また話を聞かせてね」


憂鬱なときってネガティブになりがち。「グチグチ話してごめん……うざかったよね」とかしょんぼりさせては元も子もない。「イヤだと言っても聞き出すからね!!」くらいの冗談を言って相手を安心させてあげたい。

さてやっかいな五月病。精神的にツライってことは肉体的にも潤ってないはず。やっぱりここは一緒においしいごはんやお酒を楽しむのも、笑顔があふれる近道かもね。

思いやりと思い切り! 五月病のともだちに送りたい言葉集【イラスト】の2枚目の画像

(小鳥遊しほ)

この記事を書いたライター

小鳥遊しほ
イラストレーター兼コラムニスト。豊富な肩書きを活かし、料理や恋愛などのイラストコラムを連載中。 KADOKAWAより書籍「くまっているのはボクなのに。一問一頭 」河出書房新社より書籍「こまりくまブック」出版している。

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