なんとなく恋愛する気分になれない…恋愛欲低下中の時の誘いは断るべき?

仕事だと、「なんとなく働く気分になれないから、働くのをやーめた」……というわけにはいかないですよね(当たり前ですが)。では、恋愛の場合はどうでしょう? 「なんとなく恋愛する気分になれない」というモードに突入したら、無理に恋愛せずともOK? それとも、我が身に鞭打ってでも恋愛すべきなのでしょうか?

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恋愛する気分になれない時期は恋活休止で


ひと昔前は、わざわざ「恋活」と銘打たずとも、いわゆるお年頃になれば、誰でも恋愛できる時代でした。しかし、悲しいかな現代はそういうわけにいきません。ライフスタイルや価値観の多様化によって、現代人の恋愛離れは加速化する一方。そういった状況下、恋愛をするには、多かれ少なかれ恋活する必要があります。

そう考えると、いざ恋愛したい気分が高まったとき、必ずしも相手が見つかるとは限りません。では、「なんとなく恋愛する気分になれない」という感情を押し殺してでも恋活すべきなのでしょうか?

答えはノー。気分が乗らないのに、マッチングアプリに登録したり、街コンなどのカップリングイベントに赴く必要はないでしょう。自分にとってストライクゾーンど真ん中の相手に出会えるとは限らないですからね。逆に、不本意な出会いが続くと、「やっぱり恋愛したくない」と、恋愛欲がますます低下してしまうからです。

自然に舞い込んでくる出会いには対応すべし


自分から積極的に恋活せずとも、自然に舞い込んでくる出会いもあります。たとえば、女友達からの合コン参加要請。結論から先に言うと、参加しましょう。恋活ではなく、友活と捉えるのです。「恋愛する気分ではないが、友達の人数集めに協力する」と思えば、重たい腰も上がるはず。

それにホラ、合コン=必ずしも恋愛に繋がるとは限りません。飲み会のようなノリで、その場限りで楽しく終わるパターンだって珍しくないです。「飲み活」ってことで。

面倒でもデートの誘いはお受けすべし


合コンで知り合った相手や、既存の知り合いから、1対1のデートに誘われることもあるでしょう。恋愛する気分になれないのにデート……面倒に感じるかもしれませんが、ひとまず応じることをオススメします。

デートという、「恋愛っぽい」行動をとることで、気分が乗ってくる可能性があるからです。テレビドラマと一緒ですよ。特別観たいわけではなかったけれども、なんとなくテレビをつけているうちに、気付いたらストーリーに引き込まれていることって、けっこうあります。そのときのデート相手に対する恋心でなくとも、恋愛自体に対して積極的な気分が高まれば、今後の方向性も変わってくるはず!


最後に……恋愛する気分になれないことは、決して悪いことではありません。女性は、恋愛体質の人が多いため、「恋愛欲のない自分はヘンなのかしら?」と思うかもしれませんが、恋愛は仕事と違って義務ではないのですから、気分が高まったときにすれば良いのです。
(菊池美佳子)

この記事を書いたライター

菊池美佳子
コラムニスト。1977年3月17日生まれ。岩手県盛岡市出身。21歳~29歳まで、舞台女優のかたわら、様々なナイトワークを体験。29歳で引退後、コラムニストとして活躍中。

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