人生甘くない! 非モテ期をくぐり抜けた女子が明かす「モテない時期の正しいすごしかた」4選

世の中、積極的になにかをやって、成功した人のことは盛んに報じられ、非常にあたたかい拍手が送られるも一方で、なにもしないことの効用についてはさほどメディアで語られることがありません。

きっと語ったところで華がないので、数字(視聴率やPV、雑誌の販売部数など)がとれないのでしょう。あるいはそもそも「なにもしなかったこと」って「話にならない」ので、語りようがなかったりするのかもしれません。

さて今回は、非モテ期をくぐり抜けた何人かの女子に「非モテ期の正しいすごしかた」についてお話をお聞きしてきました。
さっそく見ていきましょう!

目次

1.ただ耐える


「モテない時期って、出会い系サイトに登録したり合コンに行ったり、いろんなことをしましたが、結局は、なにもしないというのが正解だったように思います。出会い系サイトにだっていい男子はたくさんいると思うんですが、わたしはイヤな思いしかしなかったですし、結局、いつも会社で顔を突き合わしている男子社員とつきあうことになりました」(29歳・IT)

運気が悪い時は、なんらかの努力をしてみてはどうか? という意見って、わりとよく聞きますが、この彼女のように「結果的にジタバタしないほうがよかった」ということも「なにかをする」こととおなじくらい大事なことではないかと思います。

2.節約をやめてみた


「モテない時期、わたしは節約をやめてみました。それまではスーパーの見切り品ばかりを食べていましたが、食べたいものを食べる、着たい洋服を着る……こういうことを心がけるようにしました。すると少しずつモテるようになってきました」(28歳・建設)

これまでのモテない世界から「新しい世界」に行かないとモテない……ということであれば、新しい生活習慣を築くしかない……その方法のひとつとして、節約をやめてみる……こういう判断も「あり」でしょう。

3.飲んだくれていた


「わたしはモテない4年間くらい、よくお酒を飲んでいました。飲み友だちが増えて、徐々にモテるようになりました」(27歳・飲食)

よくお酒を飲む人はご存知かもしれませんが、お酒の席って、昼間の顔とはちがう顔の集まりですから、場合によっては「じぶんの別の顔」を開拓してくれるラッキーに恵まれることもありますよね。

4.規則正しい生活を心がけた


「モテない時期は、とにかく規則正しい生活を心がけていました。そのうちモテるようになるだろうと思って、運気が上がってくるまで待っていたんです」(29歳・商社)
若い時にきっと多くの人は「待つこと」が苦手だろうと思いますが、若くして「待つことの効用」を知ると、人格が深くなるように思います。

いかがでしたか?
恋愛は人の力を超えたものが作用している以上、「耐える」とか「待つ」ということも重要で、あたふた慌てないことが求められる時もあるということではないでしょうか。

それにしても人生って甘くないですよねえ……。
(ひとみしょう)

この記事を書いたライター

ひとみしょう
作家/コラムニスト/作詞家。キルケゴール哲学をベースに、なんとなく淋しい人に向けた希望論&恋愛論『自分を愛する方法』を上梓。全国の書店等で発売中。『ひとみしょうのお悩み解決』『ひとみしょうの男って実は』(Grapps)など連載多数。日本自殺予防学会会員。キルケゴール協会会員。

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