破局するカップルと結婚するカップルの違いは? 遠距離になっても別れないポイント3つ

春は出会いの季節ではありますが、同時に別れの季節でもあります。特に多いパターンは、進学や就職、異動などで距離が離れたカップルが、そのまま別れてしまう……ということ。

それとは逆に、進路が変わって距離が離れたカップルでも、結婚に至ったという場合もあるでしょう。一体、この違いは何なのでしょうか?

5200件以上の恋愛相談を行ってきた私の経験からいうと、遠距離になっても別れないポイントは大きく分けて3つ。
今回は、その3つについて解説していきます。

目次

1.お互いのモテ度を、正確に把握する


「あなたと彼は、異性からどのくらいモテますか?」
もしこう質問されたらなんと答えますか?
……そうはいっても、いきなりそんなことを聞かれても答えにくいと思うので、質問を変えてみましょう。

「あなたの周りに、理由なく親切にしてくれる異性は多いですか? 少ないですか?」
「その異性の割合は、あなたと彼ではどちらが多いですか?」

遠距離を続けるうえで、最も理想的なカップルは、この割合が同じくらいであること。
できれば、お互いあまりモテない同士のカップルであることがベストです。

なぜなら、遠距離恋愛の一番の敵は、近くにいる異性からの誘惑だから。
モテる方は誘惑に負けないように自己コントロールをし、モテない方は相手を信じる心を忘れないようにしましょう。

2.遠距離解消のメドをたてる


遠距離恋愛になるにあたって、○年後には地元に戻るとか、結婚するなど、遠距離解消のメドをつけておくことは大切。それが全く見えないと、トラブルになった時「いつまでこの遠距離が続くんだろう?」と、関係を継続させるモチベーションが下がってしまうことがあるのです。

3.連絡、デートの頻度を決めておく


距離が近いカップルであっても、連絡やデートの頻度を決めておくことは大切ですが、遠距離恋愛の場合は、これができるかどうかが継続のかなめともいえるでしょう。特に女性は、生理周期などの関係上、ふとした時に寂しくなってしまうことがあります。

これも、遠距離解消のメドと似ていますが「○日には連絡が取れるんだし」など決まっていれば、心の揺らぎは最小限ですむことがあります。

どんなカップルも、仲良くやっていくためには「お互いの努力」が必要不可欠。
片方の努力だけでは、頑張っている方が息切れしてしまいます。

ここに挙げた努力を続けてから遠距離が解消になった場合、今よりお互いをわかりあい、仲良くなれていることは間違いないでしょう。
(橘つぐみ)

この記事を書いたライター

橘つぐみ
恋愛コンサルタント。1979年東京生まれ。大妻女子大学文学部卒業。既婚、2児の母。 2004年に「つぐみ恋愛相談所」を設立し、年間200件以上のカウンセリングを行う。恋愛テクニックだけでなく、「男選びは人生選び」をモットーとしたカウンセリング、勉強会が人気。著書に『野性の勘で恋せよ乙女!(講談社)』『最終彼氏の見つけ方(大和出版)』などがある。

関連記事