男性からのLINEやゴハンの誘いがパタリとストップする意外な理由とは?

自転車でもバイクでも自動車でも、「これ以上、速度を上げたら危ない」と思ったら、速度を落としますよね。そのまま突っ走るのは、自ら事故を起こすようなものですから。自己防衛本能ってやつでしょう。

この「自己防衛本能」が、恋愛シーンでも作動する男性が存在するんです。

目次

男性が“恋愛は腹八分目”にセーブする理由とは?


「恋愛への情熱は7割を超えないよう自己調整している」

仕事へ重きを置いている男性たちは皆、口をそろえます。自分にとってどれだけ魅力的な女性が現れ、本気の恋愛感情が芽生えたとしても、恋心が7割まで達すると、意図的にブレーキをかけるというのです。

恋愛の優先順位が高い女性の感覚では、「わざわざブレーキをかける必要があるのかしら?」と、不思議な気がしますよね。恋は、するものではなく落ちるものという言葉もあるくらいです。好きになったら、その感情をとことん貫けば良いであろうに……と。

ポイントは、「仕事に重きを置いている」という部分です。恋愛感情に振り回されることで、仕事に悪影響を及ぼしたくないと考えているのでしょう。

筆者周辺では、離婚経験のある男性にこの傾向が見受けられます。離婚時のすったもんだで、仕事が滞った経験から、恋愛は腹八分目と決めているのだとか。

バツイチでなくとも、「超絶美人の恋人ができた途端、頭の中がお花畑状態になっている同僚の姿を見て、仕事中に『心ここにあらず状態』になるのは危険と思った」などの参考材料を理由に、恋愛をセーブする男性もいるようです。

LINEやゴハンを“パタリとやめる”ことで恋心をコントロール


ところで、「恋心をセーブ」するとは具体的にどういうことなのでしょう? わかりやすい例を挙げると、これまで連日続けていたLINEのやりとりをパタリとやめるとか、自分からの誘い(食事やお酒など)をパタリとやめるとか、食事や飲みに行ったとしても、ごちそうしたり多めに支払うのをパタリとやめるとか……。

共通しているのは、「パタリとやめる」という部分です。徐々に減らすではなく、一気にやめるのがポイント。きっとそのほうが、想いを抑えるにはラクチンなのでしょう。

むろん、相手女性を嫌いになったわけではないので、女性側からLINEや食事やお酒の誘いがあれば、応対します。逆から言うと、女性側からのアクションがなければ、延々とこう着状態が続くことになるのです。

女性側としては不安になって当然! でも……


つい先日まで「いい感じ」で続いていたLINEやデートが、急にパタリとなくなることで、女性側は不安になるでしょう。「何か失礼があったのかしら?」とか、「ほかに好きな女性が現れたのかしら?」とか、考え始めるとキリがありません。

確かに、そういったケースもあるでしょう。ですが、あなたが魅力的なあまり、仕事に支障が生じるほど恋心が高まることを恐れている男性も、ごく少数ではありますが、確かに存在します。

先にも述べた通り、女性側からアクションを起こすことで、受け入れるキャパシティーは残っているはず! 勇気を出して、自分から声をかけてみましょう。
(菊池美佳子)

この記事を書いたライター

菊池美佳子
コラムニスト。1977年3月17日生まれ。岩手県盛岡市出身。21歳~29歳まで、舞台女優のかたわら、様々なナイトワークを体験。29歳で引退後、コラムニストとして活躍中。

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